クスコの有名な観光スポットのひとつに、マチュピチュ博物館コンチャ邸 Museo Machupicchu Casa Concha があります。
有名なマチュピチャ遺跡について、詳しく扱われた博物館です。
貴重なマチュピチュ遺跡の出土品も展示されています。
マチュピチュ遺跡に行く前か、その後に立ち寄って、見識を深めるのも良いかもしれません。
マチュピチュ博物館コンチャ邸 Museo Machupicchu Casa Concha の場所
住所:Santa Catalina Ancha 320, Cusco
クスコのアルマス広場 Plaza de Armas から徒歩約5分の場所にあるので、行きやすいと思います。
営業日:月曜日ー金曜日 8am-7pm、土曜日 9am-5pm、日曜日 定休日
料金:外国人 20ソレス
コンチャ邸 Casa Concha
コンチャ邸 Casa Concha という歴史的建造物に、マチュピチュ博物館はあるわけですが、コンチャ邸 Casa Concha はマチュピチュ遺跡ととても関係がある場所でもあります。
というのも、コンチャ邸 Casa Concha は、マチュピチュ遺跡を建造したインカ帝国の皇帝パチャクティ Pachacutec の息子トゥパック・インカ・ユパンキ Túpac Inca Yupanqui の宮殿跡地です。
コンチャ邸 Casa Concha には、トゥパック・インカ・ユパンキ Túpac Inca Yupanqui の宮殿の名残が多く残されています。
ところどころに、壁画が色つきで残されているのもそのひとつです。
コンチャ邸 Casa Concha では、スペインの歴史的な品々もたくさんあります。
マチュピチュ博物館コンチャ邸 Museo Machupicchu Casa Concha
マチュピチュ博物館コンチャ邸 Museo Machupicchu Casa Concha には、1911年に、ハイラム・ビンガム Hiram Bingham がアメリカに持ち帰ったマチュピチュ遺跡の出土品で、ペルーに返還された出土品の一部も展示されています。
そして、マチュピチュ博物館というだけあって、マチュピチュ遺跡について、詳しく知ることができます。
巨大なマチュピチュ遺跡のジオラマも展示されています。
マチュピチュ遺跡の出土品の中には、繊細な伝統工芸が多く含まれています。
そうしたインカ帝国後期の伝統工芸品の出土品からは、インカ帝国の技術がどれだけ進歩していたかをうかがい知ることができます。
金細工、銀細工、石細工、陶器、織物など芸術的です。
どのように金属を加工していたのかが説明されています。
石でたたいて伸ばすというとても原始的な方法でも、金銀の細工ができるものなのですね。
下の写真の冬季のひとつがジャガイモの形をしているのですが、なぜジャガイモの形の陶器を作りたかったのでしょうか?
インカ帝国の職人の技術は、大きな建造物や繊細な品々の石の加工技術からもわかります。
そして、このマチュピチュ博物館にも骸骨がおいてあります。
そして、頭蓋骨に外科手術をどのように施していたのかも説明されています。
マチュピチュ遺跡にも見られる、アンデスの段々畑の仕組みがどれほど農作物に効果的であったかも説明されています。
クスコの伝統工芸品のお土産コーナー
Calabaza ひょうたんに、彫刻等で、模様を施して、墨で色付けをした伝統工芸品も展示されていて、お土産に購入することもできます。
さらに、インカ帝国時代には、さまざまな笛、ケーナが使われていたことを知ることができる笛の展示コーナーがあります。
インカ帝国時代に、音楽も発達していたことがわかります。
さまざまな面白い笛のレプリカをお土産として、購入することができるお土産コーナーもあります。
けっこうマチュピチュ博物館は盛りだくさんで、1階、2階とあり、全部見るのに、正味約40分かかります。
まとめ
マチュピチュ博物館 Museo Machupicchu は、マチュピチュの遺跡について詳しく学ぶことができる博物館です。
さらに、コンチャ邸 Casa Concha は、歴史的建造物としても見ていて、とても興味深いです。
お土産も伝統工芸品のレプリカが販売されているコーナーがあって、興味深いです。
それでは、ブエン・ビアヘ! Buen Viaje!
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