ペルーの建造物はには、基本的に木造はありません。
以前は、泥レンガ主流だったのですが、現在では、ブロックとコンクリートを組み合わせた建造物が主流となっています。
しかし、ペルーのコンクリートをうつ建設工事は、とても大変です。
ペルー・クスコのアスファルト工事
まずモルタルを作るために、使う砂を大量購入し、トラックで頼んだ際、砂利が入っているクオリティーの為、一度ふるいにかけて、砂利を取り除く必要があります。
基本的にマンションのような大きな建造物でない限り、ミキサー車もポンプ者も頼まず、2階建てだろうが3階建てだろうが基本的に人力で全て行います。
電動コンクリートミキサーに、砂、砂利、水、セメントを放り込み、コンクリートを作りまくる必要があります。
電動コンクリートミキサーに、砂、砂利、水、セメントを放り込むために、大きなバケツに入れ、まず肩にバケツを担ぎ、その後、高い位置から入れます。
日本でも手練で、ネコ(一輪車)などで作ることはありますが、基本的に、ミキサー車を注文するのが普通だった為、電動コンクリートミキサーに永遠と思えるほど、砂、砂利、水、セメントを放り込んだ経験はありませんでした。
おかげで、数ヶ月コンクリートを作る作業をした結果、肩幅と胸板が大きくなり、スーツが入らなくなりました。
コンクリートをうった後も不思議な工程が待っています。
うったコンクリートの表面にセットハンマーとタガネで傷を付けていきます。
なぜなら通常柱と梁の部分のみ、コンクリートでうち、壁の部分はレンガを組み、埋め込みます。
その後、表面全てにモルタルを塗り最後に、ペンキの塗装で仕上げるというのが、現代ペルーでの一般的な建造方法だからです。
日本ならコンクリートのうちっぱなしで仕上げるという方法があり、コンクリートをうった後は、型枠をはがして、基本的には完了という作業が懐かしいです。
まとめ
ペルーの建造方法は如何でしょうか?
ひとまず体力が要ります。
腰が危ないです。
方枠の組み方も解体もそうですし、コンクリートをうつのもペルーでは、大変な作業です。
ペルーは、南米の他の国に比べ、現在景気が良くなっているため、ここ数年建設ラッシュです。
にも関わらず、上記の作業方法に変化はありません。
大変です。
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