今回は、クスコのわたしたちの海外生活の1ページをご紹介したいと思います。
ペルーの生活は、前もってというようなものがない、ぶっつけ本番の人生に慣れていかなければいけないと思わされる出来事でした。
数時間後に、急にラジオ出演で、打ち合わせ無しのぶっつけ本番の様子をご紹介します。
会社の上司からの急な依頼
ある日、会社の上司から、「今日、私たちの学校のPRのためにラジオに出演するから一緒に来て。」と、急に言われました。
私たちは、クスコの専門学校で、日本語の授業を教師として教えているのですが、日本人から本物の日本語が学べるというPRをしたいがための急な依頼でした。
待ち合わせ場所に行き、上司と一緒に歩いて、クスコのラジオ局に行きました。
そのラジオ局には、何の看板や表示もなく、入ってみると最低限のラジオ機材で、ラジオを運営していると言う感じでした。
何の支持も受けることなく、座席に案内されました。
PRに来ておられた方がPRが終わって間もなく、ラジオのスタジオの中に通され、はい、どうぞ。という感じで始まりました。
本当に、何の説明もないまま急にPRをしろという無茶振り、生放送が始まりました。
簡単に考えていたPRをした後、日本語でこれはなんと言うのかなどの無茶振りが始まりました。
そんな日本語知りたい?、今頭に浮かんだ単語適当に聞いているだろというような単語などに受け答えました。
笑いは取りにあまりいけませんでしたが、なんとこともない掛け合いを交わした後、和やかな雰囲気で、約5分ほどのPRが終わりました。
上司は、「良かった!大成功だ!」と大満足のご様子だったので、良かったです。
「今度は、クスコのテレビに出てみる?」と言ってくる始末です。
いやいや、ご勘弁をという感じです。
まとめ
白紙の状態、原稿無しでのクスコの民放ラジオの生放送出演から、改めてペルー人は、行き当たりばったり人生に慣れ過ぎていると痛感しました。
比較的ペルー人の計画無しの在り方には慣れてきていたと思っていましたが、改めてラジオ放送のぶっつけ本番を通して、思い知らされた次第です。
入念に準備、打ち合わせ、約束をする日本の文化と、南米ペルーの文化は、地球の反対側にそれぞれが位置しているように、真逆です。
南米ペルーでの海外生活は、カルチャーショックのオンパレードです!
それでは、また!Hasta Pronto!
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