ペルー北部の観光スポットの一つにランバイエケにシカン博物館があります!
この博物館はペルーだけではなく、日本でも知られています。
というのも、TBSなど日本の援助によって2001年にオープンした博物館だからです。
そして、シカン遺跡の調査団の団長が何と日本人の島田泉博士なのです!
日本が多大な貢献をした博物館で、博物館の一室にはTBSルームがあり、TBSが撮影した映像なども見えることができます!
今回は、そのペルーと日本のどちらでも有名な博物館で国際的な観光スポットであるシカン博物館をご紹介します。
シカン博物館の場所とその行き方
シカン博物館はランバイエケ県のフェレニャーフェという場所にあります。
ランバイエケ県フェレニャーフェは、ランバイエケ県チクラーヨから約30分のところにある町です。
行き方としては、チクラーヨ市内のサエンス・ペーニャという大通り沿いからフェレニャーフェ行きのコンビが出ています。
料金は2ソレスです。シカン博物館、ムセオ・デ・シカン Museo de Sican というとシカン博物館のところで下してくれます。
シカン博物館
シカン博物館は、ワカ・ロロ遺跡から発掘された品々が展示されています。
ワカ・ロロ遺跡は、フェレニャーフェよりもっと奥にあるバタン・グランデのポマックの森 Bosque de Pomac の中にあります。
そのバタン・グランデのポマックの森 Bosque de Pomac の中には、30ほどのピラミッドがあるのですが、ワカ・ロロはその一つです。
ワカ・ロロ遺跡、つまり、そのピラミッドはエジプトのピラミッドと同じように王様のお墓でした。
そのお墓というのが西暦850年頃から1375年頃まで反映したシカン王国のシカン王のお墓です。
シカン王国はモチェ王国の後の文明であり、チムー王国の前の文明でもあります。
シカン王国は南米ペルーの古い文明の一つで、インカよりだいぶ前、つまり、プレインカ時代の文明の一つです。
世界的に見ても古い文明の一つです。
このフェレニャーフェにあるシカン博物館では、そのシカン文明がいかに反映していたかを知ることができます。
シカン博物館でたくさん見ることができるものの中に黄金があります。
ワカ・ロロという言葉も黄金の墓という意味があるように、たくさんの黄金が発見されました。
シカン文明が黄金の製造や細工にとても優れていた文明であることがわかります。
シカン王はまさに世界が夢に見た黄金郷、ジパングの黄金王だったようです。
シカン王は月を崇拝していたようです。シカンという言葉の意味自体も月の神殿という意味があります。
シカン王がワカ・ロロ遺跡のピラミッドから発見された時、不思議な発見のされ方をしました。
なんと天地逆の形で埋葬されていたのです。
神輿の上に頭が乗る形で埋葬されていたのです。
そして、他の王様と共にたくさんのお供、つまり、犠牲者が埋葬されていました。
この王様の特徴的な埋葬のされ方は動けなくても手が届くように両手の義手が両脇において、埋葬されていたことです。
シカンの王様のいでたちはこんな感じだったようです。
意外と衣服がズボンがない日本と同じようなワンピースだったんですね。
シカン文明は黄金の製造や細工だけでなく、セラミカと呼ばれる土器の製造や細工にもとてもたけていたことが説明されています。
最後にシカンの王様の格好をした方が、シカンの時代の言葉で現れて、歓迎してくれました。
花につけた黄金のアクセサリが印象的でした。
まとめ
シカン博物館は、ペルーでも日本でも有名な観光スポットであり、ペルーのプレインカ時代、シカン時代の歴史を学ぶことができるとても興味深い博物館です。
実際に存在したシカン王国という黄金郷を最後に探し当てたのは、日本人の博士だったというのですから興味深いですね。
日本が黄金郷のジパングだと間違われた時代があったわけですから。
日本人が多大な貢献をしたシカン博物館はおすすめです。
それでは、ブエン・ビアへ! ¡Buen Viaje!
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