クスコ市内から近い観光スポットのひとつで、クスコの周遊券で入るインカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay を今回はご紹介します。
マチュピチュ遺跡の観光だけでなく、クスコにも少し滞在するという方におすすめの観光スポットの一つです。
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay には、未だはっきりとわかっていない3つの謎がありますので、ご紹介します。
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay の場所
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay の場所は、Sacsayhuamán サクサイウアマン遺跡、Q’enqo ケンコー遺跡、Puca Pucara プカ・プカラ遺跡を通り過ぎた先にあります。
クスコ市内から車で、約15分のところにあります。
入場は、70ソレスの周遊券で入ることができます。
営業時間:年中無休。朝7時から夕方6時まで
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay の謎1 水が沸いている源泉はどこ?
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay の一つ目の謎として、今でも雨季も乾季も、そして、現在に至るまで滾々と湧き出る水の出所がまだ定かではないということです。
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay のある場所は、標高約3700mを超える高所に位置しているのですが、そんなにたくさんの水が湧き出る湧き水の源泉が見つかっていないということです。
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay の謎2 建設技術の謎
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay のニつ目の謎として、インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay の建設方法が、マチュピチュ遺跡やクスコの他の遺跡と同様、かみそり1枚入らないように石が組み合わされて、建設されているということです。
その大きな石を立体的にぴったりを組み合わせることができる精巧な建設技術は未だに謎です。
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay の謎3 何の目的で使われていたか?
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay の三つ目の謎として、何の目的の為の場所だったのかということで、未だ諸説が分かれています。
1.休み場、休憩所?
1つ目の説としては、名前の通り休み場、つまり休憩所のような場所だったのではないかという説があります。
Tambomachay タンボマチャイという言葉は、インカ帝国の公用語であったケチュア語で、Tambo タンボという語と Machay マチャイという語からなっている名称だと言われいます。
Tambo タンボという語は、大勢泊まれる宿舎というような意味があります。
Machay マチャイという語は、休憩する場所というような意味があります。
Tambomachay タンボマチャイ遺跡は、宿屋、旅館だったのでしょうか?
2.水を拝める場所?
2つ目の説としては、既にご説明したように、滾々と湧き出る湧き水故に、水を拝めていた場所だったのではないかという説です。
3. 他の宗教的目的?
3つ目の説としては、既にご説明したように、きちんと重要な場所であったように建設されていることなどをふまえ、他のインカの神々を拝めていた場所だったのではないかという説です。
水が流れている正面には、天辺で崇めていたのではないかという遺跡があります。
洞窟もあります。
Tambomachay タンボマチャイ遺跡にも、動物のデザインが隠れています。
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まとめ
インカ帝国、古の遺跡タンボマチャイ Tambomachay の大きさは、さほど大きくないですが、アンデスの山の中にある十分に計算されて設計された遺跡が興味深いです。
滾々と変わらずに今まで流れている湧き水やかみそり一つ入らない建設技術など、タンボマチャイ Tambomachay 遺跡で、考古学ミステリーに想いを馳せて見られるのは如何でしょうか?
高所なので、日差し、もしくは、雨による冷え、さらには、高山病に対する対策は事前にしておいた方がおすすめです。
それでは、ブエン・ビアヘ!Buen Viaje!
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