ペルー・クスコの観光スポット、聖なる谷 Moray モライ遺跡は、実際に見るとインパクト大です!
その規模の大きさの人工的建造物が、少し理解を超えます。
ミステリーサークルにも見える不思議なインカ帝国の遺跡です。
書き言葉もないインカ帝国ですが、聖なる谷の農場試験場 Moray モライ遺跡からも伺えるように、その知識と知恵、力強さには圧倒されるものがあります。
聖なる谷 Moray モライ遺跡の場所
聖なる谷 Moray モライ遺跡は、観光スポット・マラスの塩田からとても近いです。
聖なる谷 Moray モライ遺跡は、Urubamba ウルバンバから車で約30分です。
そして、聖なる谷 Moray モライ遺跡は、クスコ市内から車で約1時間20分、約50kmの場所にあります。
聖なる谷 Moray モライ遺跡のその他の情報
年中無休
営業時間:朝9時から夕方4時まで。
入場チケットは、70ソレスの周遊券に含まれています。
Moray モライ遺跡の標高は、約3400mです。
聖なる谷 Moray モライ遺跡は、インカ帝国の農場試験場跡地
大小4つのミステリーサークルのような強大な円が並んでいます。
その4つの円のことを地元クスコ・ケチュア語で、4 muyus、4ムユスと呼びます。
Muyu ムユとは、円のことです。
直径約100m、深さ約100mの超巨大なすり鉢上の形をしています。
最上部から最下部へとだんだん温度が上がっていき、その温度差は5度から10度あると言われています。
聖なる谷 Moray モライ遺跡は、インカ帝国が農場試験場として用いていた跡地です。
それぞれの温度差によって、育つ植物が変わることを実験していたと言われています。
じゃがいも、そら豆、大麦、小麦、キヌアやとうもろこしなどの栽培の研究をしていたと言われています。
コカの葉の生息などの研究にも力を入れていたと言われています。
インカ帝国の労働力の源は、コカの葉の中毒性を利用したものだったといわれているので、コカの葉インカ帝国にとって、まさに、力の源だったわけです。
ぱっと眼前に現れる Moray モライ遺跡は、まるでミステリー・サークルです!
Q’echuyoq Muyu ケチュヨック・ムユ、Sima Muyu シア・ムユ、Inti Watana インティ・ウアタナ
Q’echuyoq Muyu ケチュヨック・ムユ
Sima Muyu シア・ムユ
Inti Watana インティ・ウアタナ
まとめ
ペルー・クスコの観光スポット、聖なる谷 Moray モライ遺跡は、インカ帝国の巨大遺跡です。
巨大すぎて、すべて4つの円 Muyu ムユを写真に収めようとすると相当高い場所、そして、距離が必要でした。
その規模の建造物を計算、設計し、実際に建造、実用化したインカ帝国の組織力、支配力はすごいとしか言えません!
ぜひ実際にその巨大なインカの不思議を人目に行かれてください!
高所なので、日差し、もしくは、雨による冷え、さらには、高山病に対する対策は事前にしておいた方がおすすめです。
それでは、ブエン・ビアヘ!Buen Viaje!
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