ペルー・クスコのカルナバルの時期に行われる伝統的な祭りの一つをご紹介します!
コンパドレ Compadre、コマドレ Comadre という日があり、人形たちがクスコの街に現れます。
今回は、そのコンパドレ Compadre、コマドレ Comadre という日がどういった日なのかご紹介します。
クスコの伝統的な祭り、コンパドレ Compadre、コマドレ Comadre の日
クスコの伝統的な祭り、コンパドレ Compadre、コマドレ Comadre の日は、ペルーの2月の時期にだいたい行われるお祭りです。
ペルーは、カトリックが国教であり、コンパドレ Compadre、コマドレ Comadre の日もそのカトリック信仰がベースとなっています。
コンパドレ Compadre、コマドレ Comadre の日は、毎年変わります。
というのも、イスラエルの地方で、ユダヤ暦のニサンの月の新月で、毎年の聖週 Semana Santa セマーナ・サンタが変わるため、毎年の聖週 Semana Santa セマーナ・サンタの日から数えて決められるコンパドレ Compadre、コマドレ Comadre の日も、毎年変わるのです。
クスコの2月の祭り水かけ祭り Carnaval カルナバルの日と同じ時期に行われます。
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コンパドレ Compadre、コマドレ Comadre というのは、義父、義母の事で、カトリック教の習慣で、実の父親、母親の他に何かあった時のために、義父、義母を決めておくのだそうですが、コンパドレ Compadre、コマドレ Comadre の日には、義父、義母に敬意と感謝を示す日という意味合いがあるのだそうです。
そして、義父、義母の日には、それぞれ義父、義母に似せた人形を作るのがクスコの習慣です。
そのため、義父、義母の日には、それぞれクスコでは、義父、義母の日に似せた人形を街で見かけることがあります。
学校の行事などでも授業の一環で、人形を作ったりします。
義父、義母に似せた人形を敬意と愛情を込めて愛らしく作るのだそうです。
学校では、生徒たちがグループになって、それぞれのグループが先生に似せて作ったりします。
いろいろな言い伝えがあり、義父の日の夜に雨が降ると、義父たちに対して、義母たちが不満や悪い噂話をしているなどといったりしたらしいです。
歴史的に義父による虐待などもあり、現代では、洗礼の際のカトリックの伝統に決められた義父や義母を決める習慣は、廃れつつあります。
義父の日、義母の日には、おいしい食事を食べて、たくさんビールなどのお酒を飲んで、酔っ払って、騒ぐのが習慣との事です。
さらに、暴飲、暴食をしながら、踊り倒すのが習慣だとの事です。
義母の日に、義父があまり祝ってくれないのは、あまり良い義母ではないとも言われるそうです。
ただ街に吊るされている人形は若干ホラーです。
まとめ
伝統行事が強く根付いているクスコでは、コンパドレ Compadre、コマドレ Comadre という義父、義母の日に、今でも義父、義母や人々にとって大切な人に似せた人形が街に飾られ、踊りを踊ったりします。
南米ペルー・クスコでは、本当にたくさん伝統的な習慣があります。
クスコに観光に来られる際には、伝統や文化に触れて見られたり、そういった伝統や文化を理解しながら、歴史や町並み、人々を見てみるのも一興かもしれませんよ。
それでは、チャオ! Chao!
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