ペルー・リマの博物館で、ペルーについて学びたいという方もおられるかもしれません。
ペルー・リマにはいくつもの博物館がありますが、今回はその中からペルーに貢献された日本人の博物館、天野博物館をご紹介します。
天野芳太郎氏
天野芳太郎氏は、ペルーの1000年前に栄えたチャンカイ文化についての考古学者です。
特にペルーの美しい織物についてのルーツをたどるべく、1000年前のチャンカイ文化から出土した織物などを調査した第一人者です。
天野芳太郎氏のペルーでの考古学の功績をたたえ、リマ名誉市民にも選ばれた方です。
天野博物館の場所
天野博物館の場所は、ラルコ・マルのあるミラフローレスの地区にあります。
天野博物館の住所は、Calle Retiro 160, Mirafloresです。
立地条件的にコンビやバスではなく、タクシーで行かれることがおすすめです。
火曜日~日曜日:10am~5pm
入場料:30ソレス
ガイド:スペイン語、日本語
天野博物館
天野博物館で興味深いのは、古の1000年前、プレインカの時代、チャンカイ文化が栄えた時代にペルー中部でどのような生活をしていたかをよく分析し、説明していることです。
プレインカ時代にどのような染料の技術があったのかという事も説明しています。
ペルーのお土産に人気の美しい織物に使われる赤い染色の素となるのは虫!?口紅や頬紅の色素の原料も虫!?えんじむし・Cochinilla コチニーヤ
さらに、どのように織物を織っていたのかも説明しています。
そして、既にプレインカ時代にとても優れた織物デザインが確立され楽しまれていました。
とてもカラフルな染料に染まった糸で織られた布は美しいです。
プレインカ時代の織物のデザインもとてもユーモアがあり、キュートです。
チャンカイ文化の当時の衣服もとてもデザイン性があったことがうかがい知れます。
さらに、たくさんの折り方があり、とてもバラエティに富んだ折り方が確立されていたこともうかがい知ることができます。
折り方一つで、色白一色でもとてもかわいらしいお魚たちの織物もデザインできていました。
さらに、ネックレスやピアスなど着飾っていたことがわかります。
こちらは今現在も一般的なペルーの織物のデザインです。
ペルーの織物のデザインは、古の時代からすでに確立されており、それが今日に至るまで受け継がれてきたというのが、考え深いです。
天野博物館のお土産物屋さんには、ペルーの現在のデザインやベビーアルパカ、ビクーニャの衣服なども販売されています。
ベビーアルパカやビクーニャの製品に関しては、以前のこちらの記事をご覧ください。
まとめ
ペルー・リマにある天野博物館はペルーの古のプレインカ時代、チャンカイ文化にはすでにペルーの美しい織物のデザインや手法が確立されていたことをうかがい知ることができる興味深い博物館です。
ペルーの歴史に興味がある方は、ぜひペルー・リマにある天野博物館に来られてみるのはいかがでしょうか?
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