ペルーで海外生活をしているのですが、時に、ペルーの国勢調査があります。
不定期に国家統計情報庁 INEIによって、ペルーで行われる調査が前もって、通達され、実施されました。
日本でも国勢調査は行われますが、だいぶ日本のやり方と違い興味深かったです。
ペルーの国勢調査の日は、一日外出禁止!
国勢調査の日は、なんと朝8時から夕方5時まで一日外出禁止です。
ただ単に任意として外出禁止だったわけではなく、スーパーマーケット、ショッピングモール、市場、レストラン、バー、教会などの宗教施設、映画館、美容院なども全て営業禁止が通達されました。
さらに、なんと外国人、旅行者も含め、全員外出禁止だったのです!
国勢調査を受けた後も5時までは、なんとしても外出禁止ということでした。
話によると、外出禁止の時間、外を出歩いていると、警察に捕まるという話も聞かされていたので、いったいどんな国勢調査なんだろうと思っていました。
ペルーの国勢調査の内容は、大したことのない一般的な内容だった
厳重な体制で、行われたこともあり、国勢調査の日は、国民全員が家に閉じこもる一日を過ごしました。
実際に、国勢調査に来たのは、大学生のバイトのような子で、一般的な質問、氏名、住所、年齢、宗教、どんな家電を持っているか、子どもがいるかなどの情報のみで、一人10分程度の質問に答え、それを係りの人が記載するだけでした。
うちに国勢調査に来たのが、午後4時過ぎで、うちで最後だということだったのですが、もっと要領の良い国勢調査の方法がたくさんありそうなものだというのが、客観的な意見です。
丸一日国民を家から外出禁止にさせ、大学生などを用いて、国勢調査させるのは、非効率的であり、観光業なども含め、国益を損なう方法のように思いました。
期日以内に市役所やその他の場所に提出させる、もしくはインターネット上で答えさせる、何ヶ所かのスポットに人を集めて回答させるなどもっと方法がありそうなものです。
しかし、きっと自主的に行わせるような上記のような方法だと、ペルー人たちはやってくれない人も多いのかなという気もし、なんとも要領の悪い国だと思わさせられました。
実際、外出禁止に従わず、街を歩いていた人もいたとのことです。
まとめ
ペルーで行われた国勢調査の方法が、とても斬新で、興味深かったです。
別の国には別の国のやり方が存在しますが、それにしても非効率的といった感じで、なんとも言えませんでした。
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