世界で一番行ってみたい世界遺産、人生で一度行ってみたい・幻の天空都市マチュピチュ遺跡の中を今回は、解説させていただきたいと思います!
数年前にマチュピチュ遺跡に訪れたことがある人でも、現在の見学ルートは新しくなっている為、以前と同じように自由にマチュピチュの見学をすることはできません。
今回は、マチュピチュ遺跡のエリア2と題して、現在のルートの最初に見るマチュピチュ遺跡の部分をご紹介できればと思います。
エリア2
休憩所・カヤンカ Kallanka
空中都市マチュピチュ遺跡市街地入口の門を通り抜けた後、まず見えてくるのが休憩所・カヤンカ Kallanka です。
休憩所・カヤンカ Kallanka は、別の村や都市などから訪れる訪問者が泊まることができた当時の素泊まりのビジネスホテルのようなものでした。
作業小屋
次に見えてくるのが、石の加工などが行われていたとされる作業小屋です。
空中都市マチュピチュ遺跡の石切り場と目と鼻の先にあるため、作業効率がとても良かったと考えられます。
作業小屋と呼ばれるエリアではありますが、そこに石工たちは住んでいたと考えられています。
現在木造の屋根は風化してなくなっていますが、材木の梁をかけていた石の鉤となる部分や材木を渡し終わった後にわらを固定していた石の鉤の部分が残っており当時の設計、建設技術をうかがい知ることができます。
太陽の神殿
太陽の神殿の窓からは、南半球の夏至 Solsticio de Verano 12月21日と冬至 Solsticio de Invierno 6月21日に太陽光が入る造りとなっており、太陽の動きから暦を計算する場所となっていました。
石切り場
次に見えてくるのは、石切り場です。
インカ帝国時代の貴重な建設資材であった石がたくさん取れたことも空中都市マチュピチュ遺跡がそこに建設された理由の一つと言われています。
空中都市マチュピチュ遺跡がある地帯は現在では、火山ではありませんが、石は花崗岩です。
石のひびとひびの間に別の固い石を打ち込んだ割っていき、少しづつ必要な石の資材の形に加工していったとのことです。
その後は、マルタを渡して運んでいったと言われています。
まとめ
世界七不思議の一つ、失われた空中都市マチュピチュ遺跡観光ルートのエリア2は、如何でしたでしょうか?
太陽の神殿上部の太陽の暦を計る窓というのは、とても興味深いですね!
マチュピチュ遺跡観光ルートのエリア3もお楽しみに!
それでは、ブエン・ビアヘ! Buen Viaje!
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