南米ペルーに旅行に来られる方は、世界でも有数の観光スポットであるクスコのマチュピチュ遺跡を作ったインカ帝国について、知りたいと思われるかもしれません。
ペルー・クスコのプラサ・デ・アルマス Plaza de Armas から比較的近い場所に観光スポットの一つであるインカ博物館という博物館があります!
インカの前の時代、プレインカ時代、さらにはインカのあとの時代のスペイン帝国の時代など、詳しく知ることができる博物館で、おすすめです!
ペルー・クスコの観光スポット・インカ博物館の場所
ペルー・クスコの観光スポット・インカ博物館の住所は、Custa de Almirante 103, Cuscoです。
ペルー・クスコのプラサ・デ・アルマス Plaza de Armas から坂を上ってすぐのところです。
インカ博物館のすぐ目の前にある噴水が目印です。
営業時間は、月曜日から金曜日まで8時から6時までで、土曜日、祝日は9時から4時までです。
日曜日は、休館日です。
入場料金は、10ソレスです。
ペルー・クスコの観光スポット・インカ博物館の建物
ペルー・クスコの観光スポット・インカ博物館の建物自体も、クスコの中でもとても格式のある歴史的な建物となっています。
この建物は海軍提督ドン・アルドレッテ・マルドナルドの大邸宅で会った場所を今現在インカ博物館として使用しています。
17世紀初めのコロニアル建築で、出窓に三つ折りの扉がついているスペイン・モーロ型のとても美しい建物です。
建物の要所、要所がとても素晴らしくて、建物自体も見ごたえがあります。
伝統的なインカの織物の実演販売も!
インカ博物館の中の一画では、インカの織物の実演販売も行われています。
邸宅のスペイン調コロニアルの柱を使って編んでいるのが、興味深いです。
インカの織物のデザインはとても明るくて、かわいいですね。
インカ博物館の中で買うと、とても割高ですが、だれが作ったかという写真付きの証明書がついてきます。
インカ博物館の中は撮影禁止!
クスコのインカ博物館の中は、撮影禁止です。
インカ博物館の中はとても広くて撮影外のあるものばかりだったので、撮影できなかったのがとても残念でした。
しかし、それだけ本物が展示されているという事なのでしょう。
プレインカ時代からインカ時代へ移り行く時代の展示ルーム
ペルーのクスコ周辺の歴史だけでなく、インカ帝国が及んだ領土の範囲全てが展示対象となっています。
たとえば、インカ帝国は、現在のエクアドル、チリ、ボリビアなどとても広い範囲を治めていました。
しかし、その領土にはプレインカ時代と呼ばれていた時代に、ナスカ文明、モチェ文明、コジャオ文明、ビクス文明などなどたくさんの帝国、文化が存在していました。
その文化をすべて吸収して栄えたのが、インカ帝国だったのです。
写真は撮れませんでしたが、生々しい生きたまま捧げられたミイラがたくさん展示されていました。
その中には、麻薬で幻聴、幻覚を見て悲惨な最期を遂げた犠牲や、縛られて生き埋めにされた犠牲、乳幼児の犠牲なども展示されていました。
ホラーです。
インカ時代からスペイン帝国時代へ移り行く展示ルーム
プレインカ時代、インカ時代も人を生きたまま犠牲に捧げたりと、命を無駄にした無知な時代に心が痛みますが、スペイン帝国がインカ帝国を征服した際の残酷さも同等レベルです。
人間の歴史は本当に残酷な歴史の積み重ねです。
まとめ
ペルー・クスコのインカ博物館はとても見ごたえがあり、歴史が好きな方もそうでない方もぜひ押さえておきたいクスコの観光スポットの一つです。
とても展示物が豊富で多岐にわたるので、とても興味深いです。
マチュピチュ遺跡を訪れる前でも、後でもインカ博物館によっておくと見聞が広がり、もう少し深くマチュピチュ遺跡を楽しむことができると思うので、おすすめです。
それでは、ブエン・ビアへ! ¡Buen Viaje!
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