ペルーのアマゾン･ジャングルで出会ったヨザルの家族

ペルーのアマゾン･ジャングルでヨザルの家族と出会いました。

ヨザルとは、いったいどんなおサルさんなのでしょうか?

今回は、ヨザルの生態を簡単にご説明できればと思います。

ペルーのジャングルでも野生のヨザルが人間の前に顔を出すのは珍しいという
ことだったので、ヨザルに会えてとてもハッピーでした。

ヨザルとは?

スペイン語では、Micos nocturnos (ミコス･ノクトゥルノス) と呼びます。

またの名を Martejas (マルテーハス)、Mucuares (ムクアレス)、
Mirikináes (ミリキナーエス) と呼びます。

学名は、Aotus trivirgatus (アオトゥス･トゥリビルガトゥス) です。

Primates 霊長目 Aotidae ヨザル科 Aotus ヨザルです。

英語では、Night monkeys (ナイト･モンキー)、
Owl monkeys (オウル･モンキー)、Douroucoulis (ドウロウコウリス)
と呼びます。

体長は、24～37cm、体重は、450～1250g です。

かわいいサイズです。

ヨザルは、アマゾン･ジャングル全域に生息していて、
標高 2000m 以上の高所のジャングル ceja de selva にも生息しています。

白い顔に、くりっとした大きな目が特徴的で、
毛の色は少し茶色がかった灰色です。

そして、まん丸な顔をしています。

ふくろうに似た顔をしている為、the owl monkeys フクロウザルとも呼ばれます。

学名の「Aotus」は、ギリシャ語で「耳なし」を意味しています。

耳が毛の中に埋もれていて見えないからです。

満月の夜には、活動が活発になります。

オスのヨザルは、毎晩1時間から2時間、
自分のテリトリーの中、100～350m 四方を移動しながら、鳴きます。

ヨザルは、雑食で、フルーツや木の葉、ハチミツ、
昆虫、カエル、カタツムリ、小鳥なども食べます。

出産の際は、一度に1匹、多くて2匹生みます。

ヨザル･ファミリー

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私が、出会ったヨザル･ファミリーは、
ペルー北東部のジャングル地帯、San Martín サンマルティン県でした。

友人のキャッサバ芋畑を見学させてもらっている時に、
よくヨザル･ファミリーがやってくる木があるということで、
見てみると本当にいたのでした。

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静かにジーっと木の上から家族仲良く丸く固まって、
私たちを見下ろしていました。

猿というよりかは、不思議な生物に遭遇したような感覚でした。

まとめ

ヨザルは、サルのような、ふくろうのような、
宇宙人のような、だるまのような不思議なお猿さんです。

真昼に会った時は、とても穏やかで鳴くことも動くことさえありませんでした。

ただジーっとビックリしたような大きな目で見つめられちゃいました。

結論を言うと、かわいかったです。

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