ペルーのド田舎に夫婦で身を置いて生活していますと、日本ではありえない衝撃が走るようなことがおこることがあります!
特にアジアの日本と南米のペルーではもちろん文化も習慣も違います。
それは、知っています。
しかし、これって文化とか習慣の違いの範疇ですか!?違うでしょ!!と怒りを感じる場面も何度か経験しました。
今回はそんなペルーでの海外生活でありえない衝撃の現場!というか、我が家が建設現場!事件を皆さんにシェアしたいと思います。
あるよく晴れた日の朝早く
私たち夫婦はペルーの人里離れたド田舎のこんなのところに日本人!?というような場所に住んでいます。
2階建ての貸家の1階にペルー人のあるご夫婦が住んでいて、その2階の一間に私たちは住んでいるわけです。
そんなあるよく晴れた(というか360日ぐらい晴れていると思いますが)朝早く眼を覚ましてみると、1階の外に建設の作業をする人たちが2,3名ほどレンガや砂、セメント、木材などと一緒にやってきました。
そして、下に呼ばれて、話を聞いてみると何やら今から正面の外壁がレンガがむき出しだから、それをきれいにモルタルで塗るように大家さんから指示を受けたとのことでした。
まあ、それはきれいになるし別に構いませんがと思いきや、そのモルタルを塗るために2階の壁にいくつか穴をあけるというのです!
ただ外壁をモルタルで塗るのに2階の壁に穴をあける必要がどこにある!?
2階の外壁をモルタルで塗るために足場を組みたいがその足場を組むために壁に穴をあけるというのです!
意味がわかりません!
足場を安く済ませたい根性
ペルーにも鉄製の足場というものがあります。
しかし、それを借りるとレンタル料がかかるので、借りたくない。
それで、木材で足場を作るわけですが、その木材も少ない数で済ませたい。
だから、壁に穴をあけ、木材を部屋の内側から止めて足場にしようというのです!
いやいやいやいや、2階に人住んでるし。
今から壁に穴をあけるから壁沿いの荷物を全部どかしてほしいというお願いをされました。
壁に穴が開けられる日
もちろん他に方法があるでしょうと話し合ってみたのですが、ない!とのことで、しぶしぶ壁沿いの荷物をどかすしかないと2階に上がってみると早速壁にドッーーーーン!!ドッーーーーン!!と始まっちゃいます。
壁沿いの荷物を片付ける暇も十分与えられぬまま、今から家の壁に穴をたくさんあけられるという現実を受け止められないまま、ひとーつ、ふたーーつ、と穴が空いていきます!
壁の下の方からご来光です。
次に長ーい木材が突き刺さってきます!そして、作業員が部屋に入ってきて木材をカンカンカーーン!と、打ち付けていきます。
まさに災厄に見舞われた瞬間というのは、悲しく何とも言えない怒りを感じるものですね。
その日のうちにふさがらない
ペルーはゆっくりしているので、作業はその日のうちに終わりませんでした。
つまり、開いた口がふさがらないというか文字通り空いた穴たちがふさがらないまま一晩を明かすことになりました。
本当にペルーでは時に信じられない衝撃的なことが起こります。
仕方がないので、蚊や冷気が入ってこないように木材と穴の間を埋めてその日は寝ました。
翌日穴がふさがったが
翌日工事は朝早くから続行され、なんとかその日の夕方には木材が取り除かれましたが、また部屋に入ってきて穴を埋めていきます。
そして、ペルーの良くある適当な部分がこういう時にもよく出てきます。
穴は埋めたよ~!じゃあね~!とそそくさと帰っていったわけですが、壁の色は白なんだよ!
埋めた部分の塗装はせずに帰って行ったので、後日自分たちでその壁のモルタルの部分を白く塗らなければなりませんでした。
さらに、その汚すだけ汚していった部屋の中や窓の外も掃除せずそのまんま。
あ~、ペルーが嫌になる瞬間です。
まとめ
こんな話はきっと海外に生活している人ならそれぞれちょっと聞いてよというストーリーをお持ちだと思います。
いやいや、そこまでではないよと言われると身も蓋もありませんが、先進国の都市部に住んでいると常識が重んじられると思いますが、発展途上国の田舎に住むといったい何が常識なのかがわからなくなってきます。
きっとこれを人は病と呼ぶのかもしれませんね。
もちろんペルーにもいいところはありますが、海外生活は大変なことばかりです。
でも、病んではいられませんので、ポジティブに行きたいと思います!
それでは、また次の機会に!¡Hasta La Vista! アスタ・ラ・ビスタ!
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