Titicaca Puno プーノ・チチカカ湖観光と題して、今回は Museo de la Coca y Costumbres コカとプーノの習慣の博物館をご紹介します。
Museo de la Coca y Costumbres コカとプーノの習慣の博物館は、コカの葉がペルーの歴史にどのように関わってきたかということを説明してくれる博物館でもあり、プーノのダンスやその衣装に関する博物館でもあります。
ダンスの衣装を着て、無料で写真を撮ることもできます。
Museo de la Coca y Costumbres コカとプーノの習慣の博物館の場所
住所:Jr. Ilave 581, Puno
Museo de la Coca y Costumbres コカとプーノの習慣の博物館は、アルマス広場からとても近いところにあります。
電話番号:981908686, (051)209420
開館時間:朝9時から夜7時まで
料金:外国人 10ソレス、ペルー人 7ソレス
1階と2階 Museo de la Coca コカの博物館
1階と2階は、Museo de la Coca コカの博物館となっています。
Chanca チャンカ文明、Mocha モチャ文明、Kolla コヤ文明、Inca インカ文明、そして、現代に至るまで、どのようにコカの葉が用いられてきたかを説明しています。
ほとんど全ての儀式で、そして、手術で、用いられてきたことがわかります。
Coca コカという単語は、Aymara アイマラ語で、Koka 木を意味しています。
そして、Coca コカという単語は、Tiawuanaku ティアウアナク文明では、Kuka 植物を意味しているとのことです。
そして、Aymara アイマラ語が用いられていた文化では、コカは他の人の友好関係を築く為に用いられてきたとのことです。
現在でも la isla de Taquile de Lago Titicaca チチカカ湖のタキーレ島で、挨拶の際にコカの葉を交換し、お互いにコカの葉を噛む習慣が残っています。
コカは、とても栄養価が高く、スーパーフード、キヌアに勝る栄養価があります。
キヌアよりたんぱく質、カルシウム、鉄分、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC 全てが勝っている超スーパーフードなのです。
コカの葉を噛むと麻薬のような効果が出てしまうので、コカの葉のお茶を飲むとか粉末を飲む方法であれば、とてもおすすめのスーパーフードのようです。
そして、現代に関しては、どのようにコカインが製造されるに至ったかということやコカ・コーラについても説明されています。
クスコにもコカの博物館がありますが、さすがにコカインの製造方法は扱われていなかったと思います。
1階奥では、3階で扱われている Museo de Costumbres プーノの習慣の博物館に関してのビデオを見ることもできます。
1階では、頼めば無料で、コカ・ティーを飲ませてくれます。
3階 Museo de Costumbres プーノの習慣の博物館
3階は、Museo de Costumbres プーノの習慣の博物館です。
プーノのダンスの説明とそれぞれの衣装が展示されています。
プーノには、400以上のダンスがあるとされています。
そのため、展示されているのは、ごく一部という事になります。
結構たくさんのダンスが憎しみが元で、つくられた皮肉なダンスであり、今でもそれらを聖人の祭りで踊ったりしているというので、なんかちぐはぐであり、言語道断でもある様に思いました。
プーノのダンスできる衣装を無料で着せてくれるので、ちょっとしたプーノのコスプレで写真を撮ることもできます。
まとめ
Museo de la Coca y Costumbres コカとプーノの習慣の博物館では、プーノの歴史に欠かせないコカとダンスを説明しています。
今でもプーノの近くでは、コカがたくさん使用されていますし、プーノの独特のダンスが踊られています。
ちなみに、コカは日本にお土産としても持ち込みはできませんので、ご注意ください。
チチカカ湖観光の際に、興味があれば、立ち寄られてみてください。
それでは、良い旅を。ブエン・ビアヘ! ¡Buen Viaje!
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