プーノ・チチカカ湖観光と題して、プーノ・チチカカ湖のアマンタニ島 La isla de Amantaní, Lago Titicaca, Puno の観光スポット Pachatata パチャタタと Pachamama パチャママへの道のりとそこから見えるプーノ・チチカカ湖の絶景をご紹介します。
Pachatata パチャタタと Pachamama パチャママは、アマンタニ島 La isla de Amantaní では、神聖な場所として信じられている島にある二つの頂きです。
登るのは、そこまで難しくないですし、天辺から見える Lago Titicaca プーノ・チチカカ湖の景色は絶景なので、とてもおすすめです。
La isla de Amantaní アマンタニ島 Pachatata パチャタタと Pachamama パチャママへの道のり
いくつか La isla de Amantaní アマンタニ島 Pachatata パチャタタと Pachamama パチャママへたどり着く道がありますが、わたしたちは Santa Rosa サンタ・ローサというコミュニティから登りました。
舗装された道が Pachatata パチャタタにも Pachamama パチャママにもずっと続いているので、わかりやすいですし、登りやすいです。
登っている途中から見える Lago Titicaca プーノ・チチカカ湖の景色も良いです。
歩いていて興味深かったのが、La isla de Amantaní アマンタニ島には、もう余っている土地がないということです。
La isla de Amantaní アマンタニ島の島民は約4000人と言われています。
二つの Pachatata パチャタタにも Pachamama パチャママの頂上まで全て土地が区分けされており、どこにも土地のスペースが残っていないのです。
基本的に区分けされていても人が住んでいたり、必ず使われているわけではありません。
基本的にじゃがいも畑として区分けされています。
島の天辺の辺りに畑がある人は、畑に行くまでがとても大変そうです。
途中で、道が分かれます。
右手の一番高い天辺の方が、Pachamama パチャママです。
そして、左手の少し低めの方が、Pachatata パチャタタです。
道が分かれる分岐点で、既に標高が4072m もあります。
分岐点では、たくさんの露店があります。
かわいいお人形さんカラフルなデザインのハンドメイドの編み物がたくさん販売されています。
Pachamama パチャママ
Pachamama パチャママと Pachatata パチャタタは、実際のところ何なのでしょうか?
Pachamama パチャママと Pachatata パチャタタは、それぞれ火山の噴火口だとのことです。
今は、La isla de Amantaní アマンタニ島の火山は活動していないとのことです。
ただ世界のどこでもそうですが、自然にそれぞれ神が宿ると信じ、崇拝してきました。
Pachamama パチャママと Pachatata パチャタタも同じで、それぞれの火口場所だったクレーターだった場所を祀ったのです。
毎年1月の2週目の日曜日に約4000人全ての島民が集まって、Pachamama パチャママと Pachatata パチャタタのそれぞれの頂上まで登って崇拝の儀式をするとのことです。
Pachamama パチャママと Pachatata パチャタタのそれぞれは、それ以外の日の立ち入りは固く禁じられています。
そのため、Pachamama パチャママと Pachatata パチャタタには、それぞれ石垣が築かれており、門には南京錠がかけられています。
毎年1月の2週目の日曜日に、シャーマン、つまり、霊媒師が門の中、つまり、火口の中に入り、儀式を行うとのことです。
基本的には、祈願をするとのことです。
雨乞いをし、作物が無事に育ち、収穫できるよう祈願するのが主だということです。
病気の人がいれば、病気が治るように、問題があれば、問題が解決できるように祈願するとのことです。
ただなぜ1月2週目の日曜日かと聞くと、カトリック教のサン・セバスティアン San Sebastián 聖人の祭りとのことなので、シンクレティズム、宗教混同なわけです。
日本でも神がいないと信じる仏教の仏壇と八百万の神がいると信じる神道の神棚をどちらも家に祀ってあるお宅が昔からありますが、それと同じようなイメージです。
聖書の神を信じるところから派生したカトリック教の祝祭日に火山口に宿る自然の神にご利益を願うのですから、ちょっと意味がわかりません。
世界中どこでも基本的には、ご利益があれば何でも良いのでしょう。
Pachamama パチャママからの頂上から見える Lago Titicaca チチカカ湖は、とても広いです。
それもそのはず La isla de Amantaní アマンタニ島は、汽船が航行することができる世界で一番高いところにある巨大湖 Lago Titicaca チチカカ湖で、2番目に大きい島であり、ペルー側では、一番大きい島になるからです。
さらに、Pachamama パチャママ頂上が La isla de Amantaní アマンタニ島で一番高い場所にあたり、標高が約4150mもあるのです。
Lago Titicaca チチカカ湖の標高は、約3810m なので、Pachamama パチャママ頂上まで、約340mの高さという事になります。
Pachamama パチャママ頂上から見える景色は、すばらしいです。
Pachamama パチャママ頂上まで、分岐点から往復約40分です。
Pachatata パチャタタ
Pachatata パチャタタの方が低めなので、達成しやすいです。
それでも標高が高いので、ゆっくり登られることをおすすめします。
高山病対策もされてください。
さらに、日差しがきついので、日差し対策と水分補給を忘れない熱中症対策、雨の季節に来られる方は、雨対策などなどに気をつけられてください。
雨季、乾季は、クスコと同じですが、プーノの方が、太陽が出ると、太陽が約400m さらに近いからか、超熱いですし、超日焼けします。
1月の2週目の日曜日ではなくても、ご加護を祈願できるという迷信があります。
それぞれの噴火口の周りを自分の願いを祈願しながら、3週するという方法です。
その迷信を聞いて、ほとんどの観光客がぐるぐるそれぞれの噴火口で周っていました。
それぞれの頂上付近の風速がとても強く、とても寒くなるので、ウィンドブレイカーなどの寒さ対策も必要でしょう。
頂上から見える Lago Titicaca チチカカ湖の大パノラマは、本当に圧巻です。
湖とは思えない巨大さを実感できます。
以前ご紹介しましたが、日本で一番大きな湖は、滋賀県の琵琶湖の約12倍もあるのです。
しばらくボーっと Lago Titicaca チチカカ湖を眺めていたら、心が落ち着きました。
空の青さや雲のいろいろな形、遠くに見える別の島や岬など、どれも美しかったです。
湖ですが、かもめも飛んでいました。
一見の価値ありです。
帰り道
帰り道の風景も同じ来た道を降りるだけなのですが、全然違うイメージでした。
時間さえあれば、絵が描きたくなる青い空と湖でした。
夕焼け時になるとまた、空の色のグラデーションが変わるので、おすすめです。
まとめ
Pachatata パチャタタと Pachamama パチャママは、La isla de Amantaní アマンタニ島の展望台です。
Lago Titicaca チチカカ湖を360度、見渡すことができる絶景スポットです。
Lago Titicaca チチカカ湖の美しさを写真に収めることができるベスト・スポットと言っても過言ではないでしょう。
興味があおりの方、プーノ・チチカカ湖 Titicaca Puno アマンタニ島 la isla de Amantaní に一泊するツアーに申し込んでみられてください。
プーノ・チチカカ湖 Lago Titicaca Puno アマンタニ島 la isla de Amantaní の宿舎で民泊
それでは、良い旅を。ブエン・ビアヘ! ¡Buen Viaje!
コメントを残す