Titicaca Puno プーノ・チチカカ湖観光と題して、今回は、Museo Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー博物館をご紹介します。
Museo Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー博物館は、プーノの歴史や文化を理解する上でとても良い博物館です。
チチカカ湖のアマンタニ島 la isla de Amantaní やタキーレ島 la isla de Taquile、さらに、プーノ市近くの遺跡シリュスタニ Sillustani などをさらによく理解する上で訪れておきたい場所です。
Puno プーノ市 Museo Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー博物館の場所
住所:Jr. Conde de Lemus 289 (Deustua 701), Puno
Museo Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー博物館は、アルマス広場からとても近いところにあり、大聖堂(カテドラル)の脇にあります。
営業時間:月曜日から金曜日まで、朝9時から夜7時まで。土曜日、朝9時から昼1時まで。日曜日、定休日。
入場料:10ソレス
Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー
Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー氏は、1895年5月22日にドイツで生まれました。
Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー氏は、画家、芸術家、写真家でした。
特に、先住民族を描く画家として有名になりました。
ペルー・プーノに訪れた際、María Dora Costa Rodríguez マリア・ドーラ・コスタ・ロドリゲスという女性と恋に落ち、プーノで生活する様になりました。
結婚後、購入し、生活していたのが、La Casa de Corregidor – The House of the Corregidor 直任官吏、地方行政官邸として知られる邸宅です。
Museo Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー博物館は、Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー氏の邸宅だった場所に、彼のコレクションが今でも飾られています。
Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー氏は、1975年5月29日に80歳で亡くなられました。
La Casa de Corregidor – The House of the Corregidor
La Casa de Corregidor – The House of the Corregidor 直任官吏、地方行政官邸として知られる邸宅だった Museo Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー博物館は、建物としても価値のあるプーノ市の古い建物の一つです。
中庭に当たる場所に出ることができます。
Museo Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー博物館の館内
Museo Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー博物館の館内は、各区画ごとにテーマが分かれています。
Salón Dreyer – Dreyer Room
Salón Dreyer – Dreyer Room には、ドゥレイヤーの部屋と呼ばれるだけあり、Dreyer ドゥレイヤー氏と María マリア婦人が実際に使用していた物品が飾られています。
Mariscal Ramón Castilla マリスカル・ラモン・カスティージャのサーベルも飾られています。
アンティークなフランスから持ってきたピアノやドイツから持ってきたタイプライターなども飾られています。
Sala Lítica – Stone Gallery Room
Sala Lítica – Stone Gallery Room は、石の造形物が飾られています。
インカ帝国より前のプカラ文明の石の造形物がたくさん飾られています。
今から2400年前の時代のものというのですから、とてもすごいです。
宗教的に大切な造形物ばかりだったのでしょう。
とかげ Lagarto と呼ばれる石の造形物です。
Sala Arqueológica Regional – Regional Archeological Room
Sala Arqueológica Regional – Regional Archeological Room は、Puno プーノにまつわる考古学的な品々が展示されています。
上の味のある絵画は、Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー氏自信が描いた作品です。
化石や石器などもたくさん展示されています。
プーノといっても広いので、時代背景や文化背景も様々な品々が展示されています。
Lupacas ルパカス、Pacajes パカヘス、Tiahuanaco ティウアナコ、Pucara プカラのそれぞれの文明にまつわる品々があります。
石器から陶器になり、銀細工なども誕生します。
しかし、興味深いのがインカ帝国になり技術が上がった際に再度石器に力を入れる様になるということです。
Taquile タキーレ島の織物も展示されています。
ただタキーレ島だけ見るとあまり古代からあまり変わっていないような気がします。
Salón Pinacoteca – Art Gallery Room
Salón Pinacoteca – Art Gallery Room アート・ギャラリーは、その名の通り絵画がたくさん展示されています。
プーノにまつわる題材の作品が多いです。
インカ帝国の歴史にまつわる作品もあります。
上の絵画は、Ollanta オジャンタがインカの王に会っている際の絵です。
Salón Colonial – Colonial Room
Salón Colonial – Colonial Room コロニアルの区画は、スペイン帝国の時代の物品が展示されています。
コロニアル時代は、銀細工がとても発達していた為、たくさんの宝石をちりばめた銀の物品がきれいです。
Salón Religioso – Religious Room
Salón Religioso – Religious Room 宗教区画は宗教画などが飾られています。
Danza – Dance
プーノのダンスを人形で表現しているところが興味深かったです。
Salón Sillustani – The Sillustani Room
Salón Sillustani – The Sillustani Room シリュスタニの区画には、貴重な発掘品がたくさん飾られています。
シリュスタニとは、プーノ市から近いところにある Kolla コーヤ文明から Inca インカ文明に至るまでの墓のことです。
その Sillustani シリュスタニの墓から出土した考古学的に貴重な品々が飾られています。
出土した 501枚の金の板も飾られています。
Sillustani シリュスタニの墓を表現したイミテーションもあります。
ただそこには出土した本物のミイラが飾られています。
まとめ
Museo Carlos Dreyer カルロス・ドゥレイヤー博物館は、おすすめの博物館なので、チチカカ湖観光の際に、興味があれば、立ち寄られてみてください。
結構見応えのある博物館です。
そこまで大きくはない博物館ですが、展示品の数とその貴重さのレベルが高いです。
プーノのお宝はここにありとった感じの博物館です。
それでは、良い旅を。ブエン・ビアヘ! ¡Buen Viaje!
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