日本の学校の夏休みも年々少なくなってきている傾向にありますが、今回は、ペルーの学校の夏休みにあたる長期休暇がどんな感じなのかご説明できればと思います。
というのも、日本に比べて、南米ペルーのお休みは超長いのです。
それじゃあ、普段は、日本の学校より勉強する時間が長いのかというと全然そうでもないのです!
日本の夏休み
日本の夏休みは、県によって、長さが違います。
たとえば、九州地方の小学校では44日間、関東地方の小学校では37日間、北陸地方の小学校では35日間、東北地方の小学校では34日間、北海道の小学校では27日間などです。
日本の夏休みは、約1ヶ月間であるということと、宿題があるということが言えるでしょう。
ペルーの学校休み
ペルーの夏休みにあたる長期休暇は、県によって休みの長さが違うということは基本ありません。
クリスマスの始まる前の1週間ぐらい前から、3月の1週目までが休みなのです。
つまり、3ヵ月半学校がお休みということになります。
日本では、夏休みの宿題がたくさんでますが、ペルーでは、宿題はありません。
さらに、授業数が多いというわけではなく、逆に日本に比べて、少ないのです。
日本では、子ども達も学校でお昼ごはんを食べ基本一日勉強しますが、ペルーでは、学校でお昼ごはんを食べるということはありません。
なぜなら、義務教育は半日だからです。
じゃあ、お休みの間、子どもたちは何をするのかというと基本何もしません。
遊ぶだけです。
それでも、ペルー人に言わせると、お休みは昔4ヶ月以上あり、だいぶ少なくなったというのです。
まとめ
日本の夏休みとペルーの学校の長期休暇の長さは、だいぶ違います。
ペルーの学校は休みがとても長いです。
さらに、行事ごとやダンスの練習も合わせると、勉強する時間は格段に少ないです。
もちろん勉強が全てではないでしょうが、発展途上国から先進国になるというのは、ペルーでは今のままでは難しいのが現状でしょう。
遊ぶ時間が多い分、心が豊かかというとそうでもなく、凶悪な犯罪は多く、治安は悪いですし、両親が共働き、もしくは、片親家庭で仕事をしなければならず、子どもと一緒に時間を過ごす時間が多いというわけでもありません。
そして、インターネットが普及している現代、ペルーでも子どもたちが休みの時間をインターネットやゲームに費やして、終わるということも多いです。
果たして、日本の夏休みとペルーの学校の長期休暇の長さと比べてみて、どちらが子どもたちにとって、良いのでしょうか?
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