南米ペルーに観光に来られる際に、見たい観光スポットの一つとして有名なのが、プーノ・チチカカ湖 Lago Titicaca です。
プーノ・チチカカ湖 Lago Titicaca では、世界有数の絶景と特殊な民族文化を見ることができるので、おすすめです。
プーノとクスコは、さほど遠くないので、クスコ・マチュピチュ遺跡観光に来られる際に、プーノ・チチカカ湖 Lago Titicaca に訪れることもできます。
プーノ・チチカカ湖 Lago Titicaca の魅力を今回はご紹介します。
天空の巨大湖 Lago Titicaca チチカカ湖
まず、Lago Titicaca チチカカ湖の注目に値する点としては、世界で最も標高の高い場所にある巨大な湖ということです。
世界最高所にある汽船などが航行できる巨大な湖、つまり、天空の巨大湖として、世界的に有名です。
そのチチカカ湖の面積は、意見が分かれるようですが、約 8560 平方km とされており、琵琶湖の約12倍もの面積があるとされています。
長さ 165km 、幅 60km 、一番深いところの深さ 274m の巨大さです。
そして、今回南米ペルーに観光に来られる際の情報としてお届けはしているものの、チチカカ湖は、南米のペルーとボリビアという大国二つをまたぐ巨大な湖なのです。
そのため、チチカカ湖には、ペルーの la isla de Taquile タキーレ島、la isla de Amantani アマンタニ島やボリビアの Isla del Sol 太陽の島、Isla de la Luna 月の島( Isla de Koati コアティ島)など 41 の島々があります。
ボリビアの Isla del Sol 太陽の島が一番大きい島で、ペルーの la isla de Amantani アマンタニ島が次に大きい島とのことです。
ボリビアの Isla del Sol 太陽の島には、島民約5000人が住んでおり、ペルーの la isla de Amantani アマンタニ島には、島民約4000人、そして、ペルーの la isla de Taquile タキーレ島には、島民約3000人が住んでいるとのことです。
チチカカ湖の6割がアンデス山脈のペルー南部で、4割がアンデス山脈のボリビア西部に属しています。
海ではありませんが、海のようなものなので、ボリビアの海軍基地もあります。
あと、Lago Titicaca チチカカ湖には、約50cm にもなる巨大なかえるが湖のそこにいるとのことです。
Lago Titicaca チチカカ湖の入口と料金
プーノからウロス島までは、船の料金が10ソレス、日本円で約340円で、入場料が5ソレス、日本円で、約170円です。
プーノ市からウロス島まで、船で約30分です。
プーノ市の船着場でチチカカ湖の遊覧船のチケットを購入することができます。
プーノ市からアマンタニ島までは、船で約3時間です。
プーノ市からタキーレ島までは、船で約2時間半です。
Lago Titicaca チチカカ湖の特殊な民族文化
まずなんといっても Lago Titicaca チチカカ湖で有名なのが、las islas Flotantes de los Uros ウロスの浮き島です。
トトラと呼ばれる葦の人工的な浮島に古代より生活しているウル族という民族がいるのです。
まさに、Lago Titicaca チチカカ湖と共に生きているといって良い人々です。
ペルーの海岸地帯の Trujillo トルヒーヨなどでもトトラの浮き舟は有名で、今でも漁に使われたりしていますが、トトラの浮島に居住しているのは、本当に特殊です。
現在では、観光業で生計を立てている面が大きいですが、漁やチチカカ湖にある島々での農業などで生活していました。
スペイン帝国による侵略から逃れる為に、トトラの浮島で生活するようになったのではないかといわれています。
現在ペルー・プーノ沖に約1500 世帯、約5000人もの人がトトラの浮島、ウロス諸島で生活しているとされています。
言語も特殊で、インカ帝国の公用語であったケチュア語やスペイン帝国支配後のスペイン語以外にアイマラ語が広く話されています。
ちなみに、ケチュア語は、クスコ・ケチュア語に近いプーノ訛りのケチュア語で、スペイン語といってもペルー・スペイン語のカスティヤーノ語です。
Aymara アイマラ語は、ケチュア語とは、全く違う言語であり、ペルーとボリビアのチチカカ湖周辺でのみ話されています。
ペルーの la isla de Amantani アマンタニ島と la isla de Taquile タキーレ島の島民は、アイマラ語ではなく、基本クスコ・ケチュア語に近いプーノ訛りのケチュア語を話し、las islas Flotantes de los Uros ウロスの浮き島のウル族は、Aymara アイマラ語を基本的に話します。
La isla de Amantani アマンタニ島、la isla de Taquile タキーレ島の島民、las islas Flotantes de los Uros ウロスの浮き島のウル族、それぞれ違う文化、風習が存在します。
ただ las islas Flotantes de los Uros ウロスの浮き島のウル族は、もともとウル語という別の言語を話していたとのことですが、1950年代に最後のウル語を話すウル族の方が亡くなり、ウル語は消滅したとのことです。
まとめ
世界で最も標高の高い場所にある天空の巨大湖 Lago Titicaca チチカカ湖は、空気がとても澄んでいて、空が近く、とても青く美しい湖です。
そして、古くからその Lago Titicaca チチカカ湖と共に生きてきた先住民族の文化は、とても特殊といえるでしょう。
プーノ・チチカカ湖の絶景と特殊な文化をご自分の目で体感されに来られては如何でしょうか?
クスコ観光ついでにプーノ・チチカカ湖観光をされたい方必見!クスコ・アルマス広場近くの旅行代理店を通して、プーノ・チチカカ湖観光4泊5日の旅に行ってきた
それでは、良い旅を。ブエン・ビアヘ! ¡Buen Viaje!
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