今回は、ペルー・プーノ観光と題しまして、プーノ・チチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros をご紹介します。
ペルー・プーノといえば、なんといっても世界最高所にある汽船などが航行できる巨大湖チチカカ湖 Lago Titicaca でしょう。
ウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros は、トトラと呼ばれる葦の人工的な浮島に古代より生活しているウル族という民族の集落です。
チチカカ湖・ウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros
スペイン帝国による侵略から逃れる為に、トトラの浮島で生活するようになったのではないかといわれています。
現在ペルー・プーノ沖に約1500 世帯、約5000人もの人がトトラの浮島、ウロス諸島で生活しているとされています。
チチカカ湖・ウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros には、小学校やサッカー・コートまであります。
毎週日曜日サッカーをするのが習慣とのことです。
小学校は、黄色い屋根が目印とのことです。
中学校は、Puno プーノ市に行かなければいけないとのことです。
チチカカ湖・ウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros に住みたければ、ウル族の誰かと結婚しなければならないとのことです。
Las islas Flotantes de los Uros ウロスの浮き島のウル族は、Aymara アイマラ語を基本的に話します。
Las islas Flotantes de los Uros ウロスの浮き島のウル族は、もともとウル語という別の言語を話していたとのことですが、1950年代に最後のウル語を話すウル族の方が亡くなり、ウル語は消滅したとのことです。
Aymara アイマラ語で、「カミサラキ」とは、「お元気ですか」、「ワラキ」とは、「元気です」という意味です。
自己紹介の際、家族のこともまとめて、言うのが習慣のようです。
ウロスの人工島の深さは、約3mです。
人工島の真ん中に空いている穴は、魚を釣る為の穴だそうです。
ただ仕事、漁をする際は、網を仕掛けに別の場所に行くそうです。
トトラで島を作る方法などを教えてくれました。
ウル族の人々は、とても親しみやすく、親切で、明るいイメージの人々でした。
あと、ウル族の人々のお決まりの冗談は、映画「ターミネーター」シュワちゃんの去り際の言葉「また会おう」”Hasta la Vista, Baby”と、チチカカ湖を渡れば、別の国ボリビアのため、「ボリビアまで行っちゃう?」みたいでした。
ウル族の民族衣装は、女性はカラフルな色のスカート、男性は、白いシャツといった感じでした。
ウル族は、各島で、ツアー客をローテーションで向かえているとのことです。
たくさんの島があるため、1ヶ月で1回のペースで、観光客を迎えているとのことです。
観光客がお金を落としていってくれるので、とても助かるとのことでした。
稼いだお金は貯めておかなければ、いけないとのことです。
たとえば、人が死んだ際、昔は湖に沈めていたとのことですが、現在では禁止されているため、お墓をプーノで買うのにもお金が必要とのことでした。
プーノ・チチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros もここ10年でだいぶ現代化したとのことです。
たとえば、トイレも以前なら湖にそのまましていたとのことですが、現在では、タンクを設置し、水洗トイレになってきているとのことです。
プーノ・チチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros には、学校などもありますが、未だに警察は、組織されないとのことです。
その理由の一つとして、同じ小島に住んでいる各世帯でけんかや問題が起こった際などは、でかいのこぎりで島を分断し、文字通り縁を切るからだそうです。
プーノ・チチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros の家も以前は、とんがり屋根のトトラのみで造った家だったそうですが、現在は、まずベニヤ板で簡易的な木造の家を造り、トトラで家を囲むという造りに変わったそうです。
男性は今でも、基本的に漁で生計を立て、女性は、縫い物でおみやげ物を造り、生計を立てているとのことです。
新鮮なトトラは、食料(おやつ)でもあるとのことで、食べさせてもらいました。
全然苦くなく、しゃきしゃきして、無味無臭のおいしいお野菜という感じでした。
サラダにしたら、絶対おいしいという感じでした。
ただ新鮮で若い、根に近い部分のトトラしか食べないとのことでした。
現代では、ソーラー・パネルが各家庭に設置、導入されています。
そのおかげで、電気製品、テレビなども見ることができるとのことです。
家の屋根は、雨が入らないように、木造の枠組みの上に、ブルーシートをかけ、その上にトトラをかけています。
島のベースは、トトラの根ブロック、その上には、トトラを1週間ごとに敷き、完成します。
昔ながらのプーノ・チチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros は、現在では、島の基礎部分だけといった感じになってしまったようです。
お土産は、基本的に全てハンドメイドなので、強気のお値段といった感じです。
でも、ハンドメイドですし、せっかくなので、購入したいですよね。
タペストリーもとても味があり、プーノ・チチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros の生活に密着したデザインになっています。
次のカフェテリアがある浮き島までトトラの遊覧船に乗りたければ、一人10ソレス、日本円で約340円で乗ることができます。
2階席もあり、人気です。
遊覧船は、とても気持ち良かったです。
各世帯の浮き島を通り過ぎながら、進んでいくのですが、そこに本当に生活が息づいているのが、とても興味深かったです。
ただ、急ぐ時は、後ろから小舟のモーターで押すのが、ちょっと文明の利器使用という感じでした。
急がない時は、長いオールでこぎます。
オールは、とても長いですが、さほど重たくはありません。
湖が道、小島が家みたいな不思議な感じです。
カフェテリアのある島があるというのが、ちょっとおしゃれな感じがしました。
子どもたちの送り迎えも車ではなく、船です。
カヌーや近代的な水上自転車の貸し出しも行っていました。
ツアーでは、時間がないので乗れないですが、チチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros にお泊りの方は、試されてください。
ただチチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros の宿舎は、割高のわりに超人気のため、早めの予約が必要です。
カフェテリアの横には、お土産の販売もあります。
カフェテリアには、各種コーヒーと、サンドイッチが販売されています。
カフェテリアの中も結構おしゃれな感じです。
カフェテリアでは、1ソルで、パスポートに記念スタンプを押してくれます。
カフェテリアの島だけ、外国人観光客向けのおしゃれビーチの小島といった感じでした。
チチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros で、宿泊してみたかったです。
まとめ
チチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros は、超おすすめです。
何よりも明るくて、親しみやすい人々がとても良かったです。
ここ10年で近代化したチチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros ですが、それでもペルーの中、いや世界でもチチカカ湖のウロスの浮き島 Las islas Flotantes de los Uros にしかない文化があり、本当に興味深くて、楽しかったです。
雨季に来ると雨に見舞われて、良い写真が取れないこともあるので、乾季の方がおすすめです。
逆に乾季だと、寒いことがあります。
雨季、乾季は、クスコと同じですが、プーノの方が、太陽が出ると、太陽が約400m さらに近いからか、超熱いですし、超日焼けします。
あと、雨季は逆に夏になり、太陽が出ている際は、本当に暑いので、日差し、熱中症対策が必要です。
それでは、良い旅を。ブエン・ビアヘ! ¡Buen Viaje!
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