ペルーおすすめ観光スポットのひとつに、インカの聖なる谷にあるピサック遺跡があります!
インカの聖なる谷・ピサック遺跡 La Ruina de Pisac de Valle Sagrado は、マチュピチュ遺跡のように、山の上にあり、空中都市遺跡となっています。
空中都市遺跡ピサック遺跡から見える景色は絶景で、超おすすめです!
観光スポット、ピサック Pisac のインカの聖なる谷・ピサック遺跡の行き方
ペルーのクスコ県に、聖なる谷の観光スポットとしても有名なピサック Pisac という街があります。
クスコからピサックまでは、約32kmで、約50分です。
クスコからピサックに行くときには、クスコのAv. de la Cultura クルトゥーラ通りのガルシラッソ学校 Colegio Garcilaso の横、Calle Puputi ププティ通りに、Calca カルカ行きのミニバンが出ていますので、そのミニバンに乗って、Pisac ピサックで途中下車すれば、Ok です。
クスコからピサックまでは、4ソレスです。
そして、ピサックの街からタクシーで、約20~30ソレスほどで、ピサック遺跡の上の入り口部分まで行くことができます。
ピサックの街からタクシーで、約15分ほどです。
その反対側、Plaza Constitucion コンスティトゥシオン広場というピサック Pisac の中心にある公園から登山のような形で、足で登っていくという方法もあります。
足で登っていくと約45分ほどで遺跡に着きます。
今回わたしたちは、車でピサック遺跡のピサックの町とは反対側の入り口まで行き、そこから、遺跡を見ながら、下山するという方法をとりました。
営業時間は、朝7時から夕方6時までです。
年中無休です。
町に人いわく、朝7時より早朝に行くと、ただで入ることができるといううわさもあります。
ピサック遺跡の入場チケット
ピサック遺跡の入場チケットは、クスコの聖なる谷、周遊チケットに含まれており、70ソレスです。
クスコ市内でも事前に購入することができます。
インカの聖なる谷・空中都市遺跡・ピサック遺跡!
インカの聖なる谷・空中都市遺跡・ピサック遺跡は、マチュピチュ遺跡と同じように、山の下から見ると、ほとんどあるかないかわかりません。
ピサックの町の標高は、約2970mなのですが、ピサック遺跡の標高は、約3440m~3510mなので、ピサック遺跡は、ピサックの町から約500mも高いところにあります。
ピサックの町とは反対から入った際の入り口 Qantus Raqay
ピサック遺跡は、山頂の一部にあるのではなく、山頂の山並み全てが、空中都市遺跡となっています。
ピサックの町とは反対から入った際の入り口が、Qantus Raqay という場所で、3446mあります。
石と泥を組み合わせた壁に、藁と木を組み合わせたからぶき屋根といった素朴な造りです。
地震や雨などがあるにもかかわらず、よく現代まで、泥と石を組み合わせただけの壁が、もっているなと感心します。
そして、たくさんの数の建物の遺跡が山のふち、つまり、崖っぷちに建造されているのです。
ピサック遺跡のアンデスの段々畑も規模が巨大なので、とても魅力です。
とても遺跡がかっこいよくて、規模が大きいので、すごくロマンを感じました。
入り口そばに巨大な遺跡群があるのですが、その遺跡群がメインの遺跡ではないというのが、驚きでした。
ピサック遺跡には、1ヶ所しかトイレがないので、そこで必ずトイレを済ませられることをおすすめいたします。
Fuente Qallaqasa エリア
Fuente Qallaqasa エリアの低い部分は、標高3455mです。
ピサック遺跡に来るときは、飲み物や食べ物、さらに、日焼け止め、帽子などを持ってこられることをおすすめいたします。
標高が高いのと日陰がほとんどないので、気温があまり高くなくても、肌は真っ赤、のどはからから、おなかはぺこぺこになります。
わたしたちは、しっかり遺跡を見て周ったのですが、全部を見て周って下山するまでに、3時間半ほどかかりました。
遺跡の建造物があまりに巨大で、規模も広いので、本当に見ていて、圧巻です!
特に巨大な石を積み重ねているあたりとか、いったいそんな重いものをこんなにたくさんどうやって高い山の上に運んできたのかも不思議で仕方ありません。
さらにさらに、興味深いのがマチュピチュや他の遺跡でも同じですが、いつもその山に既にある岩を上手に使うのです。
既にあった岩を神聖なものとして、その岩に合わせて、他の岩をうまく加工し、組み合わせ、建物を建造するのです。
本当にインカの人々は、岩の加工に優れていたんだなと思います。
Fuente Qallaqasa エリアの高い部分は、標高3514mです。
ピサック遺跡は、ハイキングや登山が好きな人には、おすすめの遺跡です。
けっこう歩きます。
太陽の強い日差しもあって、結構疲れますが、歩いていくたびに変わる景色がすばらしいです。
景色がとても良いので、ぜんぜん飽きません。
全ての景色のカットがすばらしくて、いくら写真をとっても足りません。
日照りはきついですが、太陽が出て、空が青く晴れている時の方が、写真栄えするので、おすすめです。
そして、歩いていると、さらに高いところに上るのが億劫になってきますが、言うまでもなく、高いところに登れば登るほど、ピサック遺跡の良い写真が取れますよ。
なんせピサック遺跡の中心の一番天辺に有名なピサック遺跡の場所、Intihuatana インティウアタナがあるのです。
ピサック遺跡で一番有名な Intihuatana インティウアタナ
Intihuatana インティウアタナに登ると、そこには、さらに、下からでは、全貌がぜんぜんつかめなかった遺跡が現れます。
Intihuatana インティウアタナは、ピサック遺跡の宗教的な場所、つまり、大切な場所でした。
Intihuatana インティウアタナの標高は、3392mです。
ピサック遺跡のこのIntihuatana インティウアタナという場所が、マチュピチュ遺跡にも存在しているのをご存知ですか?
Intihuatana インティウアタナとは、自然の石を切り出して造られた日時計のことです。
Intihuatana インティウアタナという場所は、インカの時代の祭司たちが、1年の暦、つまりカレンダーを調べる観測所だったのです。
なので、太陽が良くあたる場所に、Intihuatana インティウアタナは、いつもあります。
つまり、見晴らしも最高です!
インカの時代の祭司たちがいた場所なので、建物の石の切り方、組み方も、ピサック遺跡の他の場所のものよりも、精巧で、きちんとしているものが使われていることがわかります。
そのため、Intihuatana インティウアタナの建造物は本当にすばらしいです。
インカの時代の人々は、基本的に自然とともに、つまり、農作物で、生活していました。
そのため、季節の流れ、四季、つまり、カレンダーを知る者は、知識人にのみ与えられた特別なものだったのです。
そして、さらに興味深いのが、ピサック遺跡の水です。
今、この時もとどまることなく水が水路を流れているのです。
山の尾根、山頂に当たる部分に今でもどこからともなく、水が流れてくるのが不思議でなりません。
今でも、ペルー中の町々、リマやクスコでも水が来ない時間が多いのですが、クスコの数々の遺跡には未だにきれいな水が、しかも、頂上部分に、とめどなくながれているのです。
インカの時代の人々の方が、知識と知恵、さらに、パワーもあったのではないかという気がします。
水はあったものの、たくさんの農作物のための水に関しては、雨が頼りだったため、季節をよむことが特別なことだったのです。
季節をよむ、自然現象の流れをよむことが、当時の人々には、神の様な特別な人に見えたのでしょうね。
暦、カレンダーを知る者は、人の上に立つ者だったわけです。
アンデスの段々畑では、たくさんの農作物が栽培されていましたので、農民に対して、指示を出す上の立場の人々だったわけです。
Casa de 2 pisos 2階建ての家
ちょこんとある2階建ての家 Casa de 2 Pisos と呼ばれる建物があります。
2階建ての家 Casa de 2 Pisos の裏が少し開けている場所で、ゴミ箱も完備されていたので、少しお菓子を食べて休憩しました。
2階建ての家 Casa de 2 Pisos の中はこんな感じです。
Qente Muyurina
Qente Muyurina ケンテ・ムユリーナと呼ばれる場所もあります。
良くそんな場所に立てなという場所に建物が、建っています。
建物の建造の技術はすごいですが、絶対労働者はつらかっただろうなと思います。
インカの時代は、カースト制、つまり、階級分けがしっかりしていました。
なので、マチュピチュ遺跡やピサック遺跡を実際に労働者として、建てたのは、奴隷だったわけです。
建物があまりに崖っぷちに建っている建造物が多いので、創造するに、建設中に結構志望者がでたのではないかと思います。
ある建造物から下を覗いてみたのですが、マジで死にそうでした。
遺跡づたいにある山道も結構危険です。
気をつけないと、落ちて、死んでも誰も責任を取ってくれません。
落ちないように、遺跡の山道では、走らないようにしてくださいね。
そして、遺跡はナチュラルにそのままの場所を見ているだけなので、崖が突き出ている場所の下を通る際には、落石の可能性もあるので、注意してください。
Pisaqa ピサカ
Pisaqa ピサカというエリアにも弧を画いたような遺跡があります。
Pisaqa ピサカという部分の遺跡は、Intihuana インティウアタナの部分の遺跡の真下に位置しています。
Pisaqa ピサカという名前から Pisac ピサックという名前が来ているのでしょうね。
Pisaqa ピサカというのは、クスコ・ケチュア語で、Perdiz ペルディスという鳥の意味です。
Perdiz ペルディスという鳥の羽の形の様に、Pisaqa ピサカ遺跡が見えるからではないかと言われいます。
Pisaqa ピサカのエリアの標高は、3322mです。
ピサックの町に、Casa de 2 pisos 2階建ての家の部分のほうから下ると、結構景色が美しいです。
ただずっと石段を下っていくイメージなのですが、結構急な場所、石段が狭い場所もあるので、お気をつけください。
Hospitalniyoc
Hospitalniyoc ホスピタルニヨックという場所は、ピサックの待ちへ下る側のアンデスの段々畑のエリアになります。
Hospitalniyoc ホスピタルニヨックから下る途中に見える聖なる谷 Valle Sagrado の景色も格別なものがあります。
Rio Vilcanota ヴィルカノータ川が、聖なる谷 Valle Sagrado を流れていく様子も見ることができます。
またHospitalniyoc ホスピタルニヨックから下る途中に、後ろを振り返った際に見える石造りのアンデスの段々畑も見ごたえがあります。
途中に洞窟になっている岩もあります。
Wanuwanu Pata
Wanuwanu Pata ワヌワヌ・パタのエリアの標高は、3229mです。
Wanuwanu Pata ワヌワヌ・パタのエリアまで来ると、ピサックの町がすぐ近くに見えはじめます。
Rakiyoq
ピサックの町側の入り口
ピサックの町とは、反対側の入り口からだとタクシー代がかかるという理由と、登山やハイキングがすきという理由から、ピサックの町側の入り口からリュックを背負って、徒歩でピサック遺跡の登る方も多くおられます。
足に自信がある方は、ぜひ挑戦されてみてください!
ピサック遺跡には、コンドルのデザインが隠れています。
ペルー・クスコの遺跡には、隠れ壁画が!まるで博物館のようなインカの壁画写真展 Rumi Llaqta!壁が有りクスコの遺跡まとめ
ピサック遺跡の入場ゲート近くにはお土産屋さんがたくさん
ピサック遺跡の入場ゲートの前には、たくさんのお土産屋さんが並びます。
個人的には、手作り感たっぷりのスペイン帝国 VS インカ帝国のチェスが気になり、一番小さいサイズがとてもハンディーで、10ソレス、約400円だったので、購入してみました。
ただ、チェスの駒が一つ足りないチェスを交わされそうになったので、出店のお土産を買う時には、まがい物をつかまされないように、よく確認されてから購入されてください。
まとめ
ピサック遺跡 La Ruina de Pisac は、聖なる谷 Valle Sagrado の遺跡のひとつで、クスコのとても人気な観光スポットのひとつです。
ピサック遺跡 La Ruina de Pisac は、とても見ごたえがあり、わたしたちは、しっかり見た結果、約3時間半、上から見て下山するのにかかりました。
とてもおすすめな観光スポットであり、インカの遺跡の遺跡としてもすばらしいので、ぜひペルー観光旅行のプランに含めて見られてはいかがでしょうか?
にほんブログ村
世界最大級のスポーツ専門オンラインショップ!
世界NO1サーフブランドBILLABONG公式ストア
BILLABONG ONLINE STORE
コメントを残す