ペルーにインカから伝わる食用カンナ Achira アチーラを、クスコで食べてみました。
ペルー・クスコで、食用カンナ Achira アチーラは、6月に食されます。
今回は、日本でも食されている食用カンナ Achira アチーラの味と
効能、効果についてもご紹介したいと思います。
食用カンナ Achira アチーラとは？
まず日本でも観賞用のお花として、カンナは有名です。
ペルー, インカ, 食用, カンナ, Achira
一般的には、赤や黄色、そして、その両方の色を持つ鮮やかで、美しいお花です。
とても色が鮮やかで、美しいカンナは、生け花や華道、
ガーデニングをされている方なら、必ずご存知のお花でしょう。
ただ今回、ご紹介したいのは、食用のカンナです。
観賞用のカンナとは違い、根の塊茎の部分が大きくなる食用カンナは、
お芋さんができるのです。
そして、その食用カンナは、南米原産であり、
マチュピチュ遺跡のあるペルー・クスコでは、
インカの時代より前から作物として、食されていたのです。
食用カンナは、日本でも戦前や戦後、沖縄などでも食されています。
沖縄方言では、ビジンスーと呼ばれているそうです。
食用カンナは、カンナ科カンナ属の常緑多年草です。
学名は、Canna edulis と呼ばれます。
Canna は、ケルト語の can、芦という言葉が語源で、Edulis は、食用という意味です。
英語でも、Achira と呼ばれます。
草丈は、約３メートルにもなります。
茎は紫色、葉は長い楕円形です。
とても生命力が強い植物です。
強い風や日照り、害虫などにも強いです。
葉の部分も動物たちの餌になります。
食用カンナの効能、効果
食用カンナの効能、効果としては、
利尿作用、発汗作用、感染症予防、免疫力向上などがあるそうです。
とても食物繊維が豊富です。
ペルー, インカ, 食用, カンナ, Achira
食用カンナの味
クスコでは、6月のお祭りの時期に売り出されます。
ペルー, インカ, 食用, カンナ, Achira
食べ方は、ゆでても焼いても良いようです。
形は、里芋とみょうがの間のような形です。
味は、甘みがあり、どことなくさつまいものようです。
ペルー, インカ, 食用, カンナ, Achira
日本では、食用カンナのデンプンから作ったカンナ麺というのもあるとのことです。
まとめ
食用カンナは、インカ時代から食されてきたお芋さんです。
甘みがあり、ホクホクで食べるのがおすすめです。
日本でも食べれるとのことですので、機会があれば、食べてみられてください。
ブエン・プロベーチョ！ Buen Provecho！
コメントを残す