ペルー・アンデスでは、日本ではなかなか見ることができない
Alpaca アルパカや Llama リャマ、Huanaco ウアナコや Vicuña ビクーニャなどの
動物を見ることができます。
人生で一度は行きたい古代天空都市マチュピチュ遺跡でも見かけたりします。
では、どうやったら見分けることができるのでしょうか?
ラクダ科 Camelidae
ラクダ
まず、Alpaca アルパカも Llama リャマも Huanaco ウアナコも Vicuña ビクーニャも
どれも似ているのは、全てラクダ科 Camelidae に属するからです。
ちなみに、Alpaca アルパカ (Vicugna pacos) と Vicuña ビクーニャ (Vicugna vicugna) は、
どちらもラクダ科 Camelidae ビクーニャ属 Vicugna です。
そして、Llama リャマ (Lama glama) と Huanaco ウアナコ (Lama guanicoe) は、
どちらもラクダ科 Camelidae ラマ属 Lama です。
確かに顔を良く見るとどれもラクダと似たような顔をしていますね。
アルパカ Alpaca
ペルー, アルパカ, Alpaca
アルパカ Alpaca は、漢字で羊駱駝と書きます。
先ほどアルパカ Alpaca は、ラクダ科だとご説明したように、
ひつじ・らくだという漢字は、アルパカ Alpaca を良く表しています。
ペルー, アルパカ, Alpaca
標高が約3500m 以上の標高が高いアンデス山脈に生息しており、
ペルーだけでなく、ボリビアやアルゼンチン北部にも生息しています。
ペルー, アルパカ, Alpaca
体長約2m まで大きくなります。
時速約40km で走ることができます。
アルパカの肉は、食用としても食べられます。
赤ちゃんは、1回の妊娠で、1匹だけ生まれます。
妊娠期間は、約11ヶ月です。
アルパカにもいろいろな種類があり、
色も白だけでなく、黒や茶色、灰色のアルパカなどもいます。
ペルー, アルパカ, Alpaca
毛を刈られると、少し Llama リャマと見分けが付きにくくなります。
Llama リャマに比べて、Alpaca アルパカの表情の方が、とてもユニークでかわいいです。
ペルー, クスコ, Huancaro, Feria, Mistura, ミストゥーラ
アルパカの毛には、2種類あり、スリというちょっとねじれた毛のものと
ワカイヤというもこもこした毛のものとがいます。
Alapaca Suri アルパカ・スリ
ペルー、クスコ、観光スポット、アルパカ
Alapaca Suri アルパカ・スリは、その長い体毛が特徴的です。
ペルー、クスコ、観光スポット、アルパカ
Alpaca Baby ベイビー・アルパカ
ペルー、クスコ、観光スポット、アルパカ
ベイビー･アルパカちゃんは、とってもかわいいです！
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ベイビー･アルパカの毛は、もっと柔らかいので、重宝されています。
ペルー, アルパカ, Alpaca
リャマ Llama
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種類にもよりますが、リャマ Llama の体長は、アルパカと同じぐらいです。
リャマは、古代から荷物を運ぶ為に、
そして、宗教的な儀式、生贄のために用いられてきました。
リャマの首を切って、リャマの血で占ったり、
リャマ の赤ちゃんをミイラにして埋めたりしていました。
ペルー, リャマ, Llama
Llama リャマは、インカ帝国より前のプレ･インカ時代の Mochica モチカ文明などで、
既に生活に密着した動物となっていたようです。
ペルー, リャマ, Llama
Llama リャマは、すごい勢いで、つばを吐きかけてくるので、とても近づくのが危険です。
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お乳を飲んでいる Llama リャマの赤ちゃんは、かわいいです。
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リャマの肉は、食用としても食べられます。
リャマにもいろいろな種類がいます。
Llama Chaco リャマ・チャコ
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Llama Ccara リャマ・カーラ
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Alpaca アルパカと Llama リャマの見分け方
Alpaca アルパカにも Llama リャマにもいろいろな種類がそれぞれいるので、
一言で、Alpaca アルパカと Llama リャマの違いを言うのは、難しいですが、
一般的な Alpaca アルパカと Llama リャマであれば、見分けはつきます。
まず一般的な Alpaca アルパカは、白くて、ずんぐりむっくりしていて、もこもこです。
そして、一般的な Llama リャマは、首が細長くて、耳がピンとしていて、白くないです。
Alpaca アルパカは、一般的にとても温厚そうな穏やかな表情をしていて、
Llama リャマは、一般的に野生の顔をしています。
Alpaca アルパカは、攻撃してきませんが、
Llama リャマは、つばを吐きかけて、攻撃してくるので、危険です。
Alpaca アルパカの方が、穏やかでかわいいので、観光客向けで、
一緒に写真を撮る商売が観光地でよく見られます。
Vicuña ビクーニャ
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Vicuña ビクーニャは、ヴィクーニャ、ビクーナ、ヴィクナ、ビクニアなどとも呼べれます。
ビクーニャの体毛から作る製品は、ビキューナ、または、ヴィゴーニュとも呼ばれます。
アンデスの標高約3700m 以上の高地に生息しています。
ビクーニャの体長は、アルパカやリャマよりは、通常小さく、約140cm です。
ビクーニャは、ウアナコ (グアナコ) とよく似ています。
ペルーの国旗にも描かれています。
アンデスといったら、Alpaca アルパカの方が有名に思われるかもしれませんが、
Vicuña ビクーニャの方が、レアで、希少価値が高いです。
Vicuña ビクーニャの毛は、Alpaca アルパカの毛のさらにさらに上を行き、
高級で気持ち良いです。
Vicuña ビクーニャと Huanaco ウアナコを見分ける方法は、
Vicuña ビクーニャは首に長い毛があり、Huanaco ウアナコにはありません。
Huanaco ウアナコ
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Huanaco ウアナコは、Vicuña ビクーニャとよく似ています。
Huanaco ウアナコは、地元ケチャア語では、ウアナク Huanaku と呼ばれます。
日本では、Guanaco グアナコの呼び名の方が有名かもしれません。
他にもグァナコ、ガナコ、グワナコなどとも呼ばれます。
ウアナコの体長は、アルパカやリャマよりは、通常小さく、約140cm です。
まとめ
マチュピチュ遺跡観光などで、Alpaca アルパカや Llama リャマを
見かけることがあるかと思います。
白いもこもこならだいたい Alpaca アルパカで、
首が細長く、耳が特徴的ならだいたい Llama リャマです。
ぜひ探してみてください。
ペルー･クスコで、Alpaca アルパカや Llama リャマと触れ合うことができる場所があります。
下記の記事を参考にされてください。
ペルー･クスコの隠れ観光スポット!アルパカが好きな人必見! Manos de la Cominidad, Huayllarcocha
クスコ観光バスでも Alpaca アルパカや Llama リャマを見に、
動物園のような場所に行けるので、おすすめです。
それでは、良い旅を！ブエン・ビアへ！ ¡Buen Viaje!
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