今回は、ペルー・クスコの観光スポット インカの謎の遺跡 Amaru Markawasi アマル・マルカワシ遺跡 Templo de la Luna 月の神殿をご紹介します。
インカの謎の遺跡 Amaru Markawasi アマル・マルカワシ遺跡 Templo de la Luna 月の神殿には、無料で入ることができるですが、インカの大切で聖なる場所であったことがわかります。
その規模も大きく見応えがあるので、おすすめです。
ペルー・クスコの観光スポット インカの謎の遺跡 Amaru Markawasi アマル・マルカワシ遺跡 Templo de la Luna 月の神殿の場所
Sacsayhuaman サクサイウアマン遺跡を通り過ぎて、さらに、Qenqo ケンコー遺跡を通り過ぎたところに、Amaru Markawasi アマル・マルカワシ遺跡、Templo de la Luna 通称、月の神殿があります。
ペルー・クスコの観光スポット!巨大インカ帝国の遺跡 Sacsayhuamán は、クスコ市内に隣接した行きやすく、見ごたえがあるのでおすすめ!
Qenqo ケンコー遺跡まで、クスコ市内から車で約10分で、その後、徒歩で約20分です。
Qenqo ケンコー遺跡までは、Huerto ウエルトというクスコ市内一般の公共バスでも行くことができます。
隠れ観光スポット Amaru Markawasi アマル・マルカワシ遺跡、Templo de la Luna 月の神殿
Amaru Markawasi アマル・マルカワシ遺跡、通称、Templo de la Luna 月の神殿が、とてもインカの重要な場所であったことがわかるいくつかの点があります。
1.Wak’a Amaru Marka Wasi ワカ・アマル・マルカワシ
ペルー・クスコの観光スポット Amaru Markawasi アマル・マルカワシ遺跡 Templo de la Luna 月の神殿がインカの聖なる場所であったことがわかる1つ目の点としては、その名称からわかります。
まず Amaru Markawasi アマル・マルカワシは、Wak’a Amaru Marka Wasi ワカ・アマル・マルカワシとも呼ばれます。
Wak’a Amaru Marka Wasi ワカ・アマル・マルカワシとは、クスコ・ケチュア語で、Wak’a ワカが、聖なる場所、神聖なという意味があり、Amaru アマルが、蛇という意味で、Marka マルカ が、場所という意味、wasi ワシが家という意味です。
つまり、単純に訳すと Wak’a Amaru Marka Wasi ワカ・アマル・マルカワシとは、クスコ・ケチュア語で、「神聖な蛇の神の住処」というような意味です。
以前の記事でも紹介した通り、インカ帝国で、La Serpiente 蛇は、永遠の象徴とされ、死んだ後の世界へ導く存在とされていたようです。
2.Templo de la Luna 月の神殿
さらに、もう一つの Wak’a Amaru Marka Wasi ワカ・アマル・マルカワシ遺跡の名称、月の神殿 Templo de la Luna からも、インカの時代、とても重要だった暦、つまり、作物の収穫の時期を知るカレンダーを知る為の天体観測をする為の場所であったことをうかがい知ることができます。
実際に月の観測をしたのではないかと考えられる洞窟が Wak’a Amaru Marka Wasi ワカ・アマル・マルカワシ遺跡、月の神殿 Templo de la Luna の真ん中の部分にあり、遺跡の反対側に出ることができる場所があります。
その洞窟のちょうど中心が吹き抜けのようになっていて、真上の空を見上げることができます。
その吹き抜けの穴から天体、つまり、暦を観測していたのではないかということです。
残念ながら、以前はその洞窟にも入ることができ、その吹き抜けの穴を見上げることができたのですが、現在では立ち入り禁止になっていて、入ることはできなくなっています。
その洞窟は、もともとあったものだったのかも知れませんが、ちょうど超巨大な岩の真ん中を切る形で反対側に通じる洞窟があり、吹き抜けの穴があるその場所に、インカの人たちが何かを感じたとしても不思議ではありません。
3.Intihuatana 日時計
インカの人々たちが、もう一つ、暦や、一日の時間を計った方法として有名なのが、Intihuatana インティウアタナ、日時計です。
Intihuatana インティウアタナ、日時計がある遺跡として、有名なのが、なんといってもマチュピチュ遺跡でしょう。
他の遺跡で知られているのは、Pisac ピサック遺跡や Tipon ティポン遺跡です。
この Amaru Markawasi アマル・マルカワシ遺跡、通称、Templo de la Luna 月の神殿は、巨大な岩の頂上に登ることができるのですが、一番上に上った際にその遺跡の端っこに、大きくはありませんが、Intihuatana インティウアタナ、日時計があるのです。
Intihuatana インティウアタナ、日時計がある限りあるインカの遺跡の一つであるので、それも Amaru Markawasi アマル・マルカワシ遺跡、通称、Templo de la Luna 月の神殿がインカにとって、とても大切な場所であったと考えられる理由の一つです。
まとめ
Amaru Markawasi アマル・マルカワシ遺跡、通称、Templo de la Luna 月の神殿は、巨大な自然岩を神殿にした場所です。
入場は無料で、観光客がこぞって訪れる遺跡ではありませんが、インカにとって重要な場所であったと考えられる見ごたえばっちりの隠れ観光スポットなので、興味がおありの方は、訪れてみてください。
それでは、ブエン・ビアヘ! Buen Viaje!
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