南米のペルーに旅行に行く際に、または、家族や友人が行く際に気になるのは、日本とペルーの時差ですよね。現地時間の何時ごろ着くのか、何時ごろ家族や友人に電話したらいいのかなど、時差を事前に知っておくのは大切です。
さらに、時差を知っておく大切なもう一つの理由は、多くの人が時差ぼけになるからです。ペルーに旅行に行った際、時差ぼけしていたら旅行も十分に楽しめません。
その為、今回はペルーと日本の時差について、さらには時差ぼけの対策についてご紹介したいと思います。
ペルーと日本の時差
まず初めに、日本とペルーの時差は、14時間あります。
日本がペルーよりも14時間先にいっています。つまり、日本が昼の2時であった場合、ペルーはまだ前日の夜12時ということになるわけです。
なので、ぜひお電話される場合は、気をつけてください。寝ているかもしれません。メッセージやメールなども夜サイレントにされていないご家族やご友人に送る際はお気をつけください。
簡単な日本とペルーとの時差の計算方法は、日本時間から2時間引いて、昼と夜をひっくり返せばOKです。そして、日本が先なのでひっくり返すときは、ペルーがいつも後ろと考えればOKです。
なので、日本から電話される場合、朝に起きて電話をかければ、ペルーは夜の都合のいい時間かもしれません。
ペルーから電話される際も、単純に朝起きて電話をすれば、日本は夜なので、都合のいい時間かもしれません。
日本からペルーへ旅行の際
基本的に、日本からペルーに旅行される際、アメリカ合衆国で乗り継ぎをしてから、ペルーに来られる便が一般的かもしれません。
仮に、アメリカ・アトランタ経由だったとします。日本からアメリカ・アトランタまで、約13時間のフライトになります。しかし、日本とアメリカ・アトランタでは、既に時差が14時間あり、ペルーと同じ時差になるわけです。そのため、日本を朝10時発のフライトで発つ場合、アメリカ・アトランタに同日の朝の9時に到着するわけです。
そりゃ、時差ぼけになるわけですよね。13時間も飛行機に缶詰であるにもかかわらず、アメリカ・アトランタに到着してみたら、日本を出発した時刻と同じ日、同じ朝の1時間前に到着するわけですから。
そこから、2時間乗り継ぎにかかったとします。そして、アメリカ・アトランタからペルー・リマまで約6時間のフライトです。つまり、到着はペルー・リマの現地時間で夕方5時頃になります。飛行機に乗ってから、ペルー・リマのホルヘ・チャベス国際空港に到着するまで約21時間かかったわけです。
日本の国際空港に向かう時間や搭乗する時間、さらにはリマの国際空港から宿泊先までの時間を入れると優に24時間は超えてしまうことでしょう。
日本からペルーに旅行するのは、本当に遠いです。地球の反対側ですからね。飛行機に19時間も缶詰だったのも含め、疲労がたくさんたまっておられることでしょう。
なので、総合して時差ぼけになってしまうというのは、意外と普通なことなのかもしれません。
さらに、旅行の際わくわく、ドキドキしてしまって飛行機でも一切寝られなかったという方や、逆に飛行機の中ずっと寝ていたという方もおられるかもしれません。そういった方は、なお時差ぼけにかかりやすくなります。
時差ぼけ
時差ぼけは体内時計が乱れることから生じます。
時差ぼけにかかった人の一般的な症状は、寝たいのに目がさえて眠れないという症状と、常に眠くてだるく、疲労感が抜けないという症状でしょう。
さらに、悪い症状ですと、頭痛やめまい、吐き気などにさいなまれ、寝込んでしまうということもあります。そうなると、ペルーでの予定が悲しい思い出に代わってしまいますので、時差ぼけは早く治したいですよね。
では、時差ぼけになってしまった際にどう対処すればよいのでしょうか?
時差ぼけの予防
まず時差ぼけの予防としては、機内に乗り込んだ際にすでにペルーの現地時間を意識することです。すぐに時計を現地時間に合わせる人もおられますし、携帯アプリでほかの国の現地時間を見られるようにしておく方もおられるでしょう。
機内では、アイマスクやマスク、安眠枕などを持参し、使用されるのもよいでしょう。たまに、飛行機の機内で席を立って、足や腰を伸ばすように心がけることもできるでしょう。
機内では、まったく寝ない、もしくはずっと寝てしまうということを避け、現地時間に合わせ適度に睡眠をとるよう心掛けます。そして、出された機内食は食べることができる範囲で、食べるようにしましょう。
しかし、こうした時差ぼけの予防をしていたとしても、時差ぼけになってしまうかもしれません。そんな時はどんな対策をとることができるでしょうか?
時差ぼけ対策
Valkee(バルキー)Human Charger(ヒューマン・チャージャー):Valkee 2(バルキー2)
Valkee(バルキー)の Human Charger(ヒューマン・チャージャー)という時差ぼけ解消グッズを購入して、旅行に持参される方もおられるようです。
Valkee(バルキー)のHuman Charger(ヒューマン・チャージャー)は、Valkee 2(バルキー2)という名前で販売されています。
耳から脳へ光を送るというハイテクな時差ぼけ解消グッズです。飛行機に乗る前と、飛行乗っている最中に、12分ずつ使用すると通常の倍の早さで、現地時間に体内時計を合わすことができるという優れ物です。
Glo to Sleep(グロートゥスリープ)
Glo to Sleep(グロートゥスリープ)とは、ハイテクな時差ぼけ解消アイマスクです。
Glo to Sleep(グロートゥスリープ)をかけると、青い光がマスクの内側から徐々に放射され、睡眠効果、リラックス効果を発揮するというものです。
時差ぼけで依然ひどい目にあったという方は、こういったハイテクな時差ぼけグッズを購入して、持参されるのもよいでしょう。
ハーブティー
ペルーでは、たくさんの方が病気の予防や対処にハーブティーを飲んでおられます。科学的な薬ではなく、自然のものをなるべく使って治すよう心掛けておられるのです。ハーブはとてもペルーでは一般的です。市場では、様々な種類のハーブが安く売られています。日本の漢方や薬膳治療を感じさせる文化ですね。
では、そんなハーブの中でも時差ぼけに効果があるハーブをご紹介いたします。
ペパーミントティー
ペパーミントは、ペルーではMenta(メンタ)と呼ばれています。メンタとは、つまりミントということなので、ペルーではごく一般的なハーブだということです。
そのペパーミントは、眠くて、疲労感が抜けない、さらには吐き気や頭痛がするというという症状に適しています。ペパーミントには、リラックス効果や眠気を覚ます効果があり、さらには胃腸によいという効果があります。
そのため、ペパーミントティーは、時差ぼけにおすすめです。
カモミールティー
カモミールは、ペルーではマンサニージャ(Manzanilla)と呼ばれています。
カモミールには、アミノ酸のトリプトファンがたくさん含まれているので、睡眠効果がありますので、寝たいのに寝付けないという方におすすめです。
カモミールには、リラックス効果もあります。さらには、胃腸にもいいので、カモミールも頭痛やめまい、吐き気などがある方にもいいでしょう。
ムーニャティ
ムーニャというハーブもあります。ムーニャも、リラックス効果、さらには、胃腸にも効果がありますの、時差ぼけにいいでしょう。
ムーニャになじみがなく、味が少しきついという方には、ハチミツとレモンを混ぜたハチミツレモンのムーニャティーをおすすめいたします。そうすると、とても飲みやすいです。
ペルーで、売っているハーブティはこちら↓
セロリティー
セロリティーと言っても、セロリの茎ではありません。セロリの葉っぱのハーブティーになります。セロリの香りが苦手という方もおられると思いますが、セロリの香りには、アピインやセネリンという成分が含まれていて、リラックス効果、鎮静効果があります。さらには睡眠効果もあり、胃腸にも効果を発揮します。
セロリティーも時差ぼけにおすすめです。薬だと思って飲んでください。
ホットミルク・ミルクティー・チャイ
ホットミルクも睡眠効果があるのはご存知だと思います。なので、ホットミルクを飲まれるのもいいかもしれませんが、そのホットミルクにハーブティを混ぜて、ミルクティーにして飲むというのも一つの手です。もしくは、シナモンを入れて、チャイという手もあります。
すっぱいチェリージュース
すっぱいチェリーには、メラトニンというホルモンの濃度を上げ、睡眠効果を発揮するので、すっぱいチェリーをジュースにして飲むのもいいでしょう。
アロマ
カモミールなどのアロマもリラックス効果抜群です!
少量のスプレータイプなら海外旅行のおともにもぴったりです。
まとめ
ペルーは日本の反対側ですので、時差も14時間あります。そのため、時差ぼけにかかるのはごく普通なことなのかもしれませんが、時差ぼけがあるとペルーの旅行を十分に楽しめないので、事前に時差ぼけの対策をされておくのが良いでしょう。
しかし、時差ぼけになってしまった際は、ペルーのハーブティーなどを飲んで、対処なさってください。ご参考になればうれしいです。
ペルーは、クスコ・マチュピチュなど標高が高いところも多くありますので、時差ぼけと高山病を間違えることがないようにも注意してください。
高山病と時差ぼけの違いに関しては、こちらをご覧ください。↓
では、よい旅を!Buen Viaje!
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