2022年6月23日にビザが切れる予定だったので、夫婦ともどもビザの更新が必要だったのですが、
今年は本当に大変でした;
もともと就労ビザだったのですが、このたび家族ビザに変更することになりました。
ビザに必要な書類が変更されていたり、娘の登録情報が間違っていたり、
たくさんの問題があった中、家族ビザをなんとか取得できたという
なんともぎりぎりな状況でした;
大変だった経緯も含め、どのような書類が必要で、
どのような手順で取得できたかなど、体験談も含めご説明いたします。
2ヵ月半前に念のため
通常は、ビザが失効する直前ではなく、余裕を持って1ヶ月前に手続きを始めるように
すすめられます。
それでも、経験から何があるかわからないのが南米ペルーですので、
必要な書類を2ヵ月半前に聞きに行きました。
その際、わかったのは、全ての手続きはWeb上のままであるということと、1ヶ月前よりもっと前から
手続きを始めても問題ないということでした。
既に娘が生まれていたので、就労ビザの更新か家族ビザへの切り替えという
二つの手段があるということはわかっていました。
ただ妻は、コロナ禍の感染リスクや仕事自体もほとんど数がないということと
生まれたばかりの娘の面倒を見てくれる人が誰もいないことなどから、
出産の前から仕事をもう辞めていました。
就労ビザは、途中で仕事を辞めてもビザの失効日までは問題ないのですが、
更新の際、もちろんのことですが、就労ビザでは取得できません。
そのため、就労ビザの更新の際は、私が就労ビザを更新し、その後、妻を私の家族ビザで
取得する必要がありました。
そのため、娘の家族ビザがいいかなと思っていました。
しかし、考えていたようなそんな簡単な話ではなかったことが、その後すぐにわかりました。
インターポールの犯罪履歴証明書
1ヶ月前よりももっと前から手続きは始められるということはわかっていたのですが、
早く始めすぎても、ビザの失効日が早くなり、少し損をすることがあるので、
前もって少しずつ必要書類を揃えながら、
1ヶ月前になったら手続きの申請を始めようと考えていました。
それで、ひとまず必要書類として理解したインターポールの犯罪履歴証明書の取得を
始めました。
以前は、インターポールの犯罪履歴証明書は首都リマでしか取得ができず、
地方からわざわざそのために旅をし、ペルー中から集まる人と一緒に朝6時前から列に並び、
大変な思いをしたものです;
しかし、以前ご紹介したように、国際警察
インターポールの証明書 Ficha de Canje Internacional が
2018年11月6日以降、地方のいくつかの場所でも取得できるようになっていました。
まず、08141番 Ficha de Canje Internacional (INTERPOL) で、手数料を支払います。
自分の身分証明書、わたしたちの場合は、外国人証明書のカルネの番号で、支払いました。
値段は、31.50ソルです。
払い方は、Banco de la Nación バンコ・デ・ラ・ナシオンという銀行の窓口で直接払うか、
Agente de Multi Red アヘンテ・デ・ムルティレッドという表示があるお店で支払うか、
インターネットのPagalo.peで支払うかのいずれかです。
https://pagalo.pe/seguridad/inicio.action
私は、一番簡単なPagalo.peで、Visaカードから購入しました。
自分のメールアドレスに届く領収書を印刷します。
ただこの際、気をつけなければいけないのが、必ず迷惑メールに区分されているということです。
以前はそんなことなかったと思うので、私は最初は気づかず、
わざわざ Banco de la Nación バンコ・デ・ラ・ナシオン銀行の窓口に
直接聞きに行くという無駄足を運びました;
次に、予約を Interpol Peru インターネットページから行います。
https://interpolperu1.policia.gob.pe/citas/
まずは、“Registre su cita” をクリックします。
その後、Nacionalidad を”Japón”、自分の身分証明書の情報と名字を入力します。
そして、”Ingresar”をクリックします。
次のページでは、自分の個人情報をさらに入力していきます。
書類を使用する手続きの種類、自分の身長、体重、生年月日や両親の名前などを入力します。
次のページでは、自分のペルーの現住所と出身国の住所を入力します。
次のページでは、手続きの手数料の領収書の情報と予約したい場所と日時を入力します。
ちなみに、地方で手続きができる場所は、
Arequipa アレキパ、Cusco クスコ、Trujillo トルヒジョ、Chiclayo チクラヨ、Piura ピウラの
5ヵ所のみです。
そして、予約が完了したページをダウンロードし、印刷します。
クスコの Interpol インターポールの場所は、Av.28 de Julio にあります。
Interpol で検索してもグーグルマップで表示されますが、
実際には、Comisaría PNP Sectorial Wanchac という
ワンチャックの普通の警察署の中の一角にあります。
外には、Complejo PNP 6 de Diciembre とある基本緑色の警察署の建物です。
中に入ったら右奥に進みます。
すると、Interpol というマークがあるので、その事務所の中の警察官に話しかけ、
書類を提出しましょう。
私たちの場合は、女性警察官が一人おられて、待っている人は一人もおらず、
すぐに対応してくださいました。
提出した書類は、支払いの領収書、予約のコピー、パスポートとカルネのコピー、
娘の出生証明書のコピーと娘のDNIのコピーです。
書類に不備がないか確認された後、まず両手の指紋を取られました。
その後、歯をチェックされるのですが、近くの歯医者さんに行かされました。
インターポールから教会の前を通り信号を渡ってすぐのところにある
ソンリエ Sonríe という一般の歯医者さんです。
普通の歯の治療をしている方が終わるのを待たなければいけなかったので、
他に待っている人はいませんでしたが、少し待ちました。
そして、歯の書類を再度インターポールの係りの方に提出し、
無事その場で国際犯罪証明書 Ficha de Canje Internacional を受け取れました。
2ヵ月1週間前に友人の助言で
ちょうどインターポールで書類作成の手続きをしているところ首都リマに住んでいる
日本人の友人から電話があり、仕事でちょうどクスコに来ているから、
出産祝いもかねて、お昼をご馳走するよというなんともうれしいお誘いでした。
クスコだとなかなか生魚の料理セビーチェを食べる機会も少ないだろうからと、
ご親切にもアルマス広場にあるセビーチェというレストランでご馳走になりました。
その際、就労ビザで5年過ぎてるから永住ビザに手続きができないかとか
聞いてみたらとアドバイスをもらいました。
なので、お別れした後、その足で、クスコの移民局のイミグレに聞きに行きました。
結局、就労ビザで年間ある一定の額の収入があることと税金を納めていることの証明がなければ、
就労ビザで5年過ぎていても、永住ビザに変更手続きができるわけではないということでした。
その一定の額の収入があるわけではなかったので、残念ながら、私たちの場合は、論外でした。
しかし、その際、大きな問題が発覚したのです。
イミグレに聞きに行くように、すすめてくれなければ、その大きな問題は
発覚がだいぶ遅れたであろうと思うので、本当に感謝でした。
娘のDNIと出生登録証明書(Acta de Nacimiento)に記載されている
私たちのカルネの番号の最初の”00″が消されて登録されてしまっている為、
移民局ではどんな手続きも受け付けることができないということでした。
ペルーの他の行政機関は、そのことを問題視することはなくても、
移民局としては、その”00″が含まれていないと、エラーとされ、
Visa の手続きも含め、娘のパスポート作成すら受け付けることができないとのことでした。
そのため、娘の出生登録証明書とDNIの作成し直しをしなければいけないということでした。
顔が真っ青になったように気がしました。
というのも、出生登録証明書とDNIを普通に作成するだけでも本当に大変だったのが、
記憶に新しかったからです。
その日は、夕方から私の仕事もあったので、別の日に、RENIEC 全国身分登録証明書機関に
出向くことにしました。
RENIEC 全国身分登録証明書機関
別の日に、一人で、RENIEC 全国身分登録証明書機関に出向き、
移民局で言われたDNIと出生登録証明書から私たち夫婦のカルネの番号”00″が
消されて登録されていること、そのため、
一切の移民局の手続きが拒否されたことを説明しました。
しかし、まず出生登録証明の窓口の人から、更新はできないと言われました。
そのため、別の窓口、出生登録証明書の再発行の窓口に案内され、
再度同じ説明をしたところ、登録をした際に、”00″が必要な旨を
きちんと説明しなかったこちらの落ち度だと指摘され、更新ができないと言われました。
今度は、なにか問題があった際に相談する Mesa de Partes という窓口に案内されました。
そこで、なんとか説明して、イミグレ側の主張を理解してもらい、
レニエックの責任者の方に手続きを申請する書類を作成してもらうことができました。
Rectificación de Acta de Nacimiento 出生登録証明書の訂正の手続きを申請しましたが、
また2週間後に来るように言われました。
時間がない旨を説明しました。
あと、2ヶ月でビザが失効してしまうこと、
出生証明書の申請に2週間、DNI作成に1ヶ月と2週間かかった経緯があることを説明し、
何とか早くできないかお願いしましたが、それができるかはわからないとのことでした。
少しの可能性にかけて、言われた日付の2日前に、
もう一度レニエックに出向いたのですが、4日後に来る様に言われました;
もちろん2日前でしたので、出向いても手続きができているとは思ってはいませんでしたが、
ペルーあるあるで、催促した方が、手続きが早く進んだり、
さらに無駄に遅れたりはしないということがあります。
忘れられていたりすることがあるからです。
4日後と言われたので、結局は予定通りの日付に言っても、
また別の日に来るように言われたことになったので、まあ催促にはなったかなとは思います。
言われた4日後に、またレニエックに出向きました。
すると、申請が受け入れられなかったと言われてしまいました;
それじゃ困る旨を今一度、説明したところ、責任者の女性の部屋に通されました。
その責任者の方から、本部のリマのレニエックに申請をしたものの、
出生登録証明書(Acta de Nacimiento)の更新以前に、
赤ちゃんが生まれた際に、赤ちゃんを取り上げた病院のお医者さんが作成する
出生証明書(Certificado de nacido vivo)から”00″が抜けていたこと、
さらには、生まれてから既に約4ヶ月経過してしまっていることから、
更新手続きはできないと説明されました。
つまり、お医者さんが作成した、出生証明書(Certificado de nacido vivo)は、
3回とも間違っていた事になります。
まず初めてに作成された出生証明書は、出産の時間が間違っていました。
次に、1週間かかって作成し直してもらった2通目は、日本人で名字が2つないため、
2つ目の名字を白紙にしておくところを”XXX”と記載されてしまっていたため、
もう一度、作成し直してもらい、レニエックに提出したのに、
カルネの”00″が消されて記載されていたと、なんともひどい話です。
今まで、クスコでは、外国人夫婦から子どもが生まれたことがないのかと
文句を言いたくなります。
こちらとしては、”00″が消されて登録されるものかと思って、
確認した際にスルーしてしまったわけで、
レニエック側で”XXX”と名字に記載されているから、
そこを訂正し直してくるように言った際に、
レニエック側も”00″が必要なことを気付けていなかったのに、
一方的に、こちらが悪いというような言い分です。
まずペルーは行政機関間の意思疎通が一切できていないことが、
本当に残念に思います。
まあ、もう手遅れですので、そんなことは一言も言わずに、
冷静に責任者の女性に、あと2ヶ月でビザが失効になること、
国外に出なければいけなくなった場合、
娘のパスポートすら移民局で作成できないことを説明しました。
今のままでは、レニエック側ではどうすることもできないので、
イミグレから”00″が抜けているとどんな手続きも受け付けることができない旨を記した
文章を作成してもらい、それをレニエックに提出するように言われました。
もしそれができなければ、弁護士を雇って裁判を起こすしかないとも言われました。
その足ですぐにイミグレに向かい、レニエックの言い分と
“00”が抜けているとどんな手続きも受け付けることができない旨を記した文章の作成を
依頼するも、そんなことはできないとイミグレの責任者の方につっぱねられました。
しかも、レニエックがなぜ”00″を付け加えることができないのかという旨の詳細を
文章で作成してもらい、イミグレに提出するように言われました。
絶体絶命とはこのことかと思いました;
イミグレの別の係りの方に、2つの行政機関が対応を拒否した際に、
第3者として、間を取り持ってくれる機関 Defensoría del Pueblo デフェンソリア・デル・プエブロに
行く様に紹介されました。
Defensoría del Pueblo デフェンソリア・デル・プエブロ
Defensoría del Pueblo デフェンソリア・デル・プエブロは、San Miguel サンミゲルという
通りにあります。
ことの経緯を Defensoría del Pueblo デフェンソリア・デル・プエブロの担当の方に説明しました。
その担当の方は、イミグレの責任者やレニエックの責任者の方など、
方々に電話をし始め、何とかならないかいろいろかけあってくれましたが、
結論としては現段階では、どうすることもできないということでした。
そのため、頂いたアドバイスとしては、根本的な問題は解決していないが、
ひとまずイミグレのウェブページから家族ビザの申請をひとまず始めるようにということでした。
一度手続きを始めてしまえば、イミグレ側から書類の不備に関しての文面がメールで届き、
それをレニエックにイミグレ側の主張として提出することが
できるかもしれないからということでした。
そして、念のため、家族ビザの手続きができなかった場合に備え、
就労ビザの更新手続きも同時に始めるようにとも言われました。
就労ビザの更新の場合、子どもの出生登録証明書もDNIも
必要書類に含まれないからということでした。
助言された通り、どちらの手続きもイミグレのウェブ上から始めて、
ひとまず待ってみることにしました。
ビザの失効日が刻々と迫る中、恐怖でした;
就労ビザの更新
イミグレから来たメールは、家族ビザの方ではなく、
就労ビザの更新ができなかったというメールでした。
去年の2021年までは、働いている場所との契約書、労働省からの許可証、
カルネのコピー、最近の3か月分の給与明細書などだったのですが、
必要書類が変わっていて、同じ書類で却下されたのです。
同じ書類というのも、会社側との契約書は3年で契約を交わしていたので、
契約書も労働省の許可証も去年手続きが通ったのと
同じ書類を出せばいいということだったのですが、
その契約書と労働省の許可証の日付が一致していないという点についても
不備として指摘がありました。
さらに、去年までには、必要とされていなかった
“el Reporte de rentas y rentaciones de la SUNAT”、
“Consulta de contribuciones y rentaciones de la SUNAT de los ultimos tres meses pago”
も要求されました。
会社側の会計の担当の方に、契約書と労働省の許可証の日付が一致していないという点についてと
“el reporte de rentas y rentaciones de la SUNAT”、
“Consulta de contribuciones y rentaciones de la SUNAT de los ultimos tres meses pago”
という書類について、訪ねたところ、
労働省の許可証の日付についての訂正は、2年経過している為、できないということ、
日付を一致させたいのであれば、再度契約書を交わし直し、
労働省との手続きをしなおす必要があるということ、
さらには、”el reporte de rentas y rentaciones de la SUNAT”、
“Consulta de contribuciones y rentaciones de la SUNAT de los ultimos tres meses pago”
という書類に関しては、大手の企業ではないことと、
私との雇用契約が固定給での契約ではなく歩合制のような契約の為、
発行は不可能であるということを説明されました。
社長に聞いてもどうすることもできない感じでした。
つまり、結論としては、就労ビザの更新は不可能であり、
家族ビザの申請以外の道は残されていないということがわかったのでした。
就労ビザの更新手続で払ったお金が無駄になったのが、ちょっと残念でした。
ちなみに、就労ビザの更新にかかる費用は、一人25.60ソルで、
支払い番号は、07566 Prórroga de la Calidad Migratoria Trabajador Residente です。
ちなみに、まだ家族ビザがどうなるかわからなかったので、
Solicitud de Ampliación del Plazo para subsanar documentos という
書類はイミグレのウェブ上で申請しておきました。
というのも、イミグレからビザの更新手続きに関しての返答が
イミグレのメールボックスに届いてから5日以内に足りない書類を提出しないと
即国外退去になると説明を受けていたからです。
Solicitud de Ampliación del Plazo para subsanar documentos というのは、
足りない書類を提出するための延長手続きで、最大31日まで延長することができます。
イミグレのウェブ上、Mesa de partes virtual の Solicitudes en General というところから
手続きを申請することができ、延長が許可された場合はメールに、
許可された旨のお知らせが届きます。
弁護士のペルー人の友人
クスコに長く住んでいる日本人の友人で、いつも親切にしてくださる方がいるのですが、
ペルー人のご主人が弁護士をされているので、一緒にレニエックにかけあってくれるように
頼んでくれました。
なので、一緒にレニエックに行く事にしました。
行ってみて、ビックリしたのですが、
娘の出生登録証明書もDNIも訂正することができるようになったとのことでした。
翌日には、出生登録証明の訂正したものを受け取ることができるとのことでした。
通常2週間以上かかる手続きですし、問題が解決に向かって知らないところで進んでいたこと、
ペルー人の弁護士の友人が話すこともなく、話が進んだので、本当にビックリでした。
手続きが進んでいたことをレニエック側は知らせてもくれないので、
一緒にレニエックに行ってあげると友人が申し出てくれなければ、
レニエックに行くこともしばらくなかったと思うので、
本当に感謝でした。
実際、翌日にもう一度レニエックに出向いたら、
出生登録証明の訂正されたものを受け取ることができました。
再発行の手数料は余計にもう一度払わなければいけなかったのは、
ちょっと残念でしたが、一つ問題が解決して、うれしかったです。
ちなみに、出生登録証明書の発行にかかる費用は、12ソルで、
06637-Expedición de copia certificada de acta です。
これで、やっと家族ビザの手続きを始められました。
通常1ヶ月と2週間かかるのですが、訂正されたDNI(マイナンバーカード)も、
2週間で受け取ることができました。
家族ビザの必要書類
家族ビザの必要書類は、既に取得したインターポールの国際犯罪履歴証明書、
パスポートとカルネのコピー、娘のDNIのコピー、出生登録証明書のコピー、
手続きの手数料の領収書、そして、過去5年分の国内犯罪履歴証明書でした。
ちなみに、家族ビザへの切り替えのかかる手数料は、一人162.50ソルで、
07568 Cambio de Calidad Migratoria por la Familiar Residente
(para personas extranjeras mayor de edad) です。
過去5年は、ペルー国内のクスコに就労ビザで住んでいたので、
日本の犯罪履歴証明書ではなくペルー国内の証明書を発行する必要がありました。
日本の犯罪履歴証明書が必要な場合は、日本大使館でも
発行は可能なのですが、申請以降3ヶ月以上も発行にかかります。
ビザの失効の期限まで、あまり時間がもうなかったので、
ペルー国内の証明書でよかったので助かりました。
といっても、ペルー国内犯罪履歴証明書も、
Antecedentes penales, Antecedentes judiciales, Antecedentes policiales という
刑務所、裁判所、警察署それぞれの犯罪履歴証明書を作らなければいけなかったのは大変でした;
Antecedentes penales 刑務所犯罪履歴証明書
Antecedentes penales 刑務所犯罪履歴証明書の手数料は、一人52.80ソルで、
03670 Certificado de antecedentes penales (expedido por el Poder Judicial) です。
現在は、全ての手続きがウェブ上で行われています。
https://cape.pj.gob.pe/cape/pages/terminos-uso.xhtml
まず、”Nuevo Trámite” をクリックします。
次に、”Aceptar” をクリックします。
次に、”He leido” にチェックを入れて、”Aceptar” をクリックします。
ここで、大きなトラップがあります。
私は、普通に全て入力してしまって、裁判所まで聞きに行きました。
一番初めの項目 “Tipo de documento” の横に、
”Otro documento”という青字で記載がありますが、
カルネを持つ外国人はそこをクリックして手続きを進めなければなりません。
すると、背景が白のパスポート写真、カルネのコピー、サインの写真、
手続きの領収書の写真が必要な旨表示されます。
そして、URLが表示されますので、クリックします。
ちなみに、パスポート写真は、エルソル通りに撮りに行きました。
別のウェブページが表示されますので、次をクリックします。
次のページも次へをクリックします。
住んでいる州を入力します。
そして、個人情報を入力していきます。
この手続きの書類もすぐには受理されませんでした。
書類は、PDFやWORDではなく、JPEGなどの写真でなければなりません。
なので、カルネを写真で普通に撮って、カラーでのせなければならないのですが、
両面を1枚にしなければいけないので、少し面倒でした。
さらに、カルネの印字されている情報が古いといつも勘違いされるのが、また問題になりました。
というのも、イミグレのデータベース上でしか更新されないため、
毎年ちゃんと更新しているのに、まるで、更新していないかのように思われるのです。
わざわざ窓口に電話して説明するのが面倒でした。
Antecedentes judiciales 裁判所犯罪履歴証明書
Antecedentes judiciales 裁判所犯罪履歴証明書の手数料は、一人37.70ソルで、
00044 – Certificado de antecedentes judiciales nacionales です。
Antecedentes judiciales 裁判所犯罪履歴証明書は、カルネを持つ外国人は、
ウェブ上で手続きができないようです。
そのため、直接、支払いをすませた後、領収書のコピーとカルネのコピーを持って、
INPE (インペ)のオフィスに出向かなければなりません。
INPE とは、Instituto Nacional Penitenciario のことです。
場所は、クスコの中心地から少し離れたところにあります。
Humboldt フンボルトという通りにあります。
初めに訪れた時は、システムがダウンしていてできないと言われ、
2回目に訪れた時は、支払いの領収書が既に使用されているものだと
いちゃもんをつけられたのですが、それは勘違いで、何とか無事発行されました。
Antecedentes policiales 警察署犯罪履歴証明書
ちなみに、Antecedentes policiales 警察署犯罪履歴証明書の手数料を支払う際には、
注意が必要です。
08116 – Certificado de Antecedentes Policiales – Virtual というオンライン手続き 5.40ソルと
08116 – Certificado de Antecedentes Policiales – Presencial という窓口の手続き 8.50ソルの
2種類あるからです。
オンラインかなと思って払ってみたら、カルネを持つ外国人はオンラインでの手続きはできず、
またしても無駄に支払いをしてしまいました。
オンラインでの手続きができず、
エルソル通りの Banco de la Nación バンコ・デ・ラ・ナシオン銀行の窓口に、
直接聞きに行って、やっとわかりました。
できるわけないじゃんぐらいのキレ気味で、銀行員のおばちゃんに対応されました;
じゃあ、わかりやすくしてくれよと思ったのですが、
仕方がないので、何も言わずに銀行窓口で、窓口での手続きの申請料を支払い、
書類作成に必要な紙を受け取りました。
そして、インターポールとは、また違う警察署に行きました。
通称、DEPCRI という場所です。
ここでの手続きの際、
エルソル通りの Banco de la Nación バンコ・デ・ラ・ナシオン銀行の窓口で支払った際の
領収書のコピーを2枚、警察署で渡される記入する用紙を1枚コピーする必要があります。
それとは、別にカルネのコピーも渡します。
記入用紙以外にもいくつか質問されます。
何のために、犯罪経歴書を作成するのか、身長、体重、両親の名前など、
いろいろ聞かれます。
指紋も全部とられ、写真もその場で撮られます。
家族ビザの手続き
すでに、揃ってないなりに、家族ビザの申請を行っていましたが、
その手順としては、次のような感じです。
まず、イミグレのウェブページの Actualización de datos extrajero というところから、
個人情報の更新を行い、コードを取得します。
更新して、コードが取得できたら、次に、Cambio de Calidad Migratoria の
Familiar residente – Padres de Peruano o Extranjero Residente
というところから、手続きを行います。
申請する場所、コードを入力して、次に移ります。
そして、必要書類を添付し、手数料の情報を入力します。
ここまでが、既に行っていた家族ビザのだいたいの手続きになります。
あと、同時進行で保留にしていた就労ビザの手続きのキャンセルをする手続きをしました。
キャンセルの手続きをきちんとしないと、ダブルブッキング状態で、
問題になり、国外退去になることがあるそうです。
イミグレのウェブ上の Mesa de partes virtual の
Solicitudes en General というところから、
Desistimiento del Procedimiento administrativo という書類で
キャンセル申請しました。
その用紙は、移民局の窓口でもらうことができます。
次に、家族ビザの手続きは、就労ビザの更新手続きとは違い、
ウェブ上で移民局に直接出向く日を予約し、出向く必要があります。
そうなんです。
待てども待てども、家族ビザの手続きでは、書類の不備に関するメールは、
まず移民局のオフィスに出向くまで来ないのです。
一度予約すると予約日時を変更することができません。
娘のDNIの再発行と3つの国内犯罪履歴証明書の発行に少し手間取ったので、
一度予約日時をすっぽかして、再度予約し直しました。
直接オフィスに出向いてしたことは指紋のデータを取ることと写真を撮ることだけでした。
その後、書類に不備があった旨、メールが来ました。
また5日以内に足りない書類を移民局のページの Subsanación スブサナシオンというところから、
のせるようにとのことでした。
念のため、また延長手続きで31日延長申請しつつ、やっと揃った書類で足りなかった書類を
ウェブ上にのせました。
念のため、犯罪で捕まったことがない事を記した
Declaración jurada という宣誓書も作成し、サインし、一緒に提出しました。
その日はなんと、ちょうどビザが失効する最後の日でした。
手続き中になっていれば、ビザ失効日が過ぎてもビザが有効になるので、
なんとか間に合ったのです。
新しいカルネのカード
無事に審査が通った旨、メールが数日後、移民局から来ました。
2週間後に、新しく発行される新しいカルネのカードを受け取る日付を
イミグレのウェブ上の Cita という予約をするところから行いました。
その予約の紙を印刷し、予約をした日にカルネを無事受け取ることができました。
ただ、私の指紋をデータベースに正しく登録されていなかったという問題も後日発覚するのですが・・・
まとめ
2ヵ月半、振り回されに振り回され続けたビザの続きでした;
本当もうだめかと思いました;
でも、おかげさまで、何とか度重なるトラブルの中、
ビザをきちんと失効することなく取得することができました。
毎年、ビザの取得方法や必要書類が変更されたりするので、
お役に立つかわかりませんが、どなたかのお役に立ちますように。
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