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ペルー人を嫌いになりそうになった日!轢き逃げはされなかったものの車に轢かれた後のペルー人の悪い対応

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ペルー人にいらいらすることは、たくさんありますが、2018年6月9日は、改めてペルー人を嫌いになりそうになりました。

なぜなら、ペルー人の不注意で、轢き殺されそうになったからです。

ペルー人に車で轢かれた後のそのペルー人の対応が、想像通り悪いものだったというのが、改めてペルー人を嫌いになりそうになった理由です。

せっかくなので、その詳細を日本人の観光客の皆さんへのペルーの交通事情の注意喚起も含めてお話しようと思います。

バス停でバスを待っていると・・・

まずペルーでは、路上駐車の問題があります。

ペルーの警察が日本の警察のようにきちんと取り締まらないので、本当にたくさんの路上駐車が見られます。

路上駐車をする場所も場所で、バス停がある場所のすれすれまで路上駐車がぎっしりということも良くあります。

2018年6月9日午後2時10分頃、クスコのサン・ヘロニモのバス停に私が着いたところ、相変わらずバス停のすれすれまで路上駐車がびっしりでした。

路上駐車がバス停まで、びっしりされていると、当然のことながらバス停にやってくるバスがほとんど見えません。

ペルーのバスもバスで日本のバスのように安全運転はしないので、基本爆走、バス停に待っている乗客がいても、停まらないなんていうことも良くあります。

そのため、必然のごとく縁石を降りて、バスが見える位置、つまり、路上駐車していた一番手前の車の少し手前の方で、やってくるバスを乗り過ごさないように、バスを見て、待っていました。

基本、バスがやってくる方が車が走ってくる方なので、そちら側さえ見ていれば、普通は車は反対側からはやってきません。

しかし、やってきたのです。

車がバス停脇にある袋小路の路地からバックして出てきて、大通りを行く為に、車のお尻からバス停の縁石を降りたところで、バスが来ないか待っていた私の背中側から、突っ込んできたのです。

同じくバスを待っていたバス停のおばさんが、危ない!と大声で叫んだ時には、車にバックの形で足かっくん、ならぬ、車かっくんをされ、轢かれていました。

速度的には、スピードはあまり出ていなかったのですが、私を押し倒した後、私のお尻を車のお尻で押す形で、前の方に引きずられました。

そのため、右手手のひら、左腕、左足膝などのとっさに地面に付いた体の部分が地面と引きずられ、擦り傷と打撲を負う形となりました。

車と押し競饅頭をしたのは初めてでした。

ただビックリなのが、少し地面の上を引きずられたというか押しやられた後、一瞬車が停まったかと思ったら、もう一度バックしてきたことでした。

少し隙ができたので、なんとかとっさに立ち上がり、車に近寄り、ドアを開けました。

ペルー人(犯人)の悪い対応

目撃者も多かったこと、とっさに車に近づき、ドアを開けたことから、轢き逃げはされませんでした。

こういった場合、ペルー人が言い訳をし、無駄に時間だけが過ぎ、何の解決もされないことは良くあることですし、仕事に行く途中で遅刻もできなかったので、示談にすることにしました。

足も手も痛かったですし、服も汚れ、少し破けてもいましたが、擦り傷、打撲程度で、骨に異常はないだろうと判断しというのもありました。

車の前の座席に乗っていたのは、若い男性二人で、後部座席に座っていたのは、若い女性二人でした。

いくらも払えなそうな若者たちであることと、時間をかけたくなかったのはありましたが、示談となった金額は、なんと20ソレス、日本円で約650円です。

その示談の金額自体もふざけていますよね。

ペルー人にとっても20ソレスは安い金額です。

それにも関わらず、運転手の犯人は、20ソレスを了承したものの、10ソレスしか払わない感じでした。

そして、その犯人は、同乗していた友人たちに残りの10ソレスを払わせようとしました。

そこで、後ろに座っていた若い女性が、5ソレス払い、前の助手席に座っていた若い男性が、1ソル払い、後ろのもう一人の女性は払わないと決め込んでいました。

最後に、運転席に座っていた犯人が、小銭じゃらじゃらで、2ソレスほど払い、合計約18ソレスで、2ソレス、ディスカウントしてくださいといってきた始末です。

自分が犯した、殺人未遂という罪をまったく反省していない犯人とその友人たちに腹が立ちました。

傍で見ていたおばちゃんが、見かねて文句を言ったくれたのですが、それに後ろの座席に座っていた5ソレスを払った若い女性は、この袋小路に住んでいて出てきただけよ!と意味がわからない反論をする始末でした。

ペルー人は、まともに相手をしても意味がないので、仕方がなく痛い足を引きずりながら、18ソレスという屈辱で私が折れ、終了という幕引きとなりました。

殺人未遂を犯したにも関わらず、反省の色がない犯人は、また同じように罪を犯し、今度は殺人になる可能性が高いと思ったので、このままだといつかお前は人を殺してしまうから気をつけなければだめだぞ!と言ってみたものの、意味はなく、まるで私が負け犬の遠吠えをしているかのようになってしまいました。

まとめ

ペルーでは、交通事故がよく起こり、よく人が亡くなります。

私のペルー人の友人も車にはねられ、亡くなりました。

跳ねられたり、轢かれたりした方の被害者が泣き寝入りするというのが、ペルーでは一般的です。

秩序も敬意もないペルー人がほとんどなのは知っていましたが、被害者になってみると改めてペルー人を嫌いにならないようにするのが挑戦となります。

育ちが悪く、学がないペルー人たちの悪とその環境を憎んで、人を憎まずという気持ちで嫌いにならないようにがんばりたいと思います。


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