ペルー・アレキーパ州で、2017年8月11日17:00頃、またも地震が発生しました。
7月17日に、ほとんど同じ震源地の地震が2回起きていたことから、余震である可能性が考えられます。
ペルー・アレキーパ州、8月11日の地震の場所
アレキーパ州カラベリ郡アティコ町の南西沖69㎞、深さ44㎞が震源地のマグニチュード6.0の地震です。
Atico, Caravelí, Arequipa
アレキーパ州の地震により落石が発生
このアレキーパ州カラベリ郡アティコ町を襲ったマグニチュード6.0の地震の影響で、リマとアレキーパを結ぶ主要幹線道路であるパナメリカーナ・スル Panamericana Sur を落石が襲い、通行が一部制限されています。
通行が一部制限されているのは、アレキーパ州カラベリ郡アティコ町とカマナ郡オコニャ町の間の731㎞から752㎞の地点です。
現在も落石の除去作業が行われています。
この地震による落石によって、Wilfredo Campos Huahuascapa ウィルフレド・カンポス・ウアウアスカパさん、28歳が亡くなられました。
被害にあられた場所は、アレキーパ州カマナ郡です。
Wilfredo Campos Huahuascapa ウィルフレド・カンポス・ウアウアスカパさんは、トラックを運転中に落石の直撃にあい、亡くなられたとのことです。
他にもこの地震の落石によって、2人ほど負傷者が出ているとのことです。
アレキーパ州アレキーパ市などのその他の被害状況は?
未だ余震の危険もありますので、ペルーに海外旅行で来られる方で、アレキーパに行かれる予定のある方は十分地震の影響にお気をつけください。
リマからバスでアレキーパに向かわれる予定の方は、だいぶ遅延する可能性があります。
リマから飛行機でアレキーパに旅行される方や、クスコからアレキーパに旅行される方もおられるかもしれませんが、余震が再びある可能性もありますので、地震の情報には今後も十分注意なさってください。
ちなみに、アレキーパ市内や観光スポットのコンドルの谷、コルカ渓谷では、地震の影響は報告されていません。
クスコにいたわたしたちは、何も感じませんでした。アレキーパ市内、クスコ市内などにご家族がおられる方は地震による被害は今のところありませんので、ご安心ください。
まとめ
ペルー・アレキーパ州で再び発生した地震により、落石が発生し、死者1名、負傷者2名が出ています。
さらに、落石により、リマとアレキーパを結ぶ主要幹線道路であるパナメリカーナ・スル Panamericana Sur を落石が襲い、通行が一部制限されていますので、バスでリマからアレキーパに、もしくは、アレキーパからリマに旅行される予定の方は、お気をつけください。
まだ余震がある可能性があるので十分ご注意なさってください。
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