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南米ペルー、ジャングル・熱帯雨林アマゾンのハキリアリには、驚くべき知恵がある!科学者もビックリ!

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南米ペルー、ジャングル・熱帯雨林アマゾンのハキリアリには、驚くべき知恵があります!

なぜなら、人間が近代になり、やっと理解し、応用をしている技術をずっと昔から既に持っていたからです!

ハキリアリのすばらしい知恵はいったいどこから来たのでしょうか?

ハキリアリの優れた組織的役割分担

ハキリアリという名前からも葉を歯で噛み切って、せっせと列を成して運ぶ姿がハキリアリの一般的に知られている姿です。

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しかし、実際には、ハキリアリの中には葉を切って運ばない別の役割を持ったアリたちもいるのです。

ハキリアリは、通常、地下の巨大な巣・コロニーに約百万匹というの仲間と一緒に生活しています。

日本の仙台市の人口より少し少ないぐらいですので、とても大きな市、アリ・シティであることがわかります。

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その巨大な人口ともいえるメンバーが、高度に組織され、役割分担された各自の仕事がまたうまく調和しあい、協同しているのが、ハキリアリの驚くべき点の一つです。

しかし、それだけではありません。

その各自に割り当てられた仕事もそれぞれがプロフェッショナルであることがまたすばらしい点です。

別の言葉で表現すると、一つのハキリアリのコロニー、巣が、まるで、高度に組織された一流企業であり、その中で、働く社員たちの能力と士気の高さを考えると、人間の一流企業に負けず劣らずということです。

運びアリのハキリアリ

働きアリの運びアリが、一般的に知られているハキリアリです。

運びアリのハキリアリは、一日中、葉や花をあごで運びやすい大きさに噛み切り、巣、コロニーまで運びます。

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運ぶ際は、自分勝手にではなく、きちんと整列し、列を成して、組織だって葉を、運び帰るのです。

しかも、本当に働き者なので、一晩で、木の全ての葉を運んでしまうこともあるぐらいです。

ものすごい労働力と、ガッツです!

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一晩で、木の全ての葉を無くしてしまうので、害虫と見られる地域も多々あります。

日傘のように葉を運ぶ姿から、ハキリアリは別名、ヒガサアリとか、パラソルアリとも呼ばれたりします。

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栽培アリのハキリアリ

働きアリには、栽培アリのハキリアリがまた別にいます。

栽培アリのハキリアリは、巣・コロニーの中で、運びアリが調達してきた葉を受け取り、栽培場で、まず葉をきれいに掃除します。

その後、葉を細かく、噛み砕きます。

噛んで練った葉に栽培アリのハキリアリが分泌する酸素とアミノ酸、陣たちの踏んで作った肥料を加えて、きのこの菌を培養します。

きのこの菌が良く育つように、よく肥料をやったり、植え替えをしたり,剪定を行なったりします。

さらに、作物の温度や湿度を理想的な状態に保ちます。

ただきのこの菌が良く育つように、がむしゃらに働くのではなく、巣・コロニーで必要な食料の量に合わせて、労働力を調整します。

つまり、時間や労力を節約しているのです。

新しくきのこの菌を栽培する際には、新しい葉を噛み砕いた苗の側に、既に育てていた苗から移し、効率的にきのこの菌を栽培します。

栽培する際、きのこの菌を守る為、農薬にあたる、除菌薬、つまり、抗生物質まで製造し、使用しています。

きのこの菌をだめにする寄生虫やカビなどを退治する為、栽培アリの体の表面に生息するストレプトミセス属の放線菌というバクテリアを培養し、それを使用しているということです。

つまり、栽培アリは、きのこの菌を栽培する園芸家であるだけでなく、化学者でもあるということです!

ごみ処理アリのハキリアリ

人間社会にもごみ収集というお仕事をしてくださる方々がいるおかげで、清潔で衛生的な生活を送ることができているわけですが、ハキリアリにもごみ処理専門の仕事をしている働きアリがいます。

ごみ処理アリのハキリアリは、有害なキノコや死骸、瀕死のアリ、腐敗物など、不衛生なものは、すべて廃棄します。

ごみ処理アリは、栽培アリの部屋の近くに大きなごみ処理場の部屋を持っています。

ごみ処理アリは、ごみ処理場の部屋から一生出ません。

そして、他のアリである、栽培アリなどもごみ処理場に一生入りません。

栽培アリは、ごみをごみ処理場の入口まで持って行き、ごみ処理アリに受け渡し、ごみ処理アリは、受け取ったごみをごみ処理場に運び込み、ごみを貯めます。

ただ貯めるだけではなく、バイオテクノロジーともいえる分解を促す仕事をしています。

ごみを時に、ひっくり返したりして、分解を促し、悪い病原菌を殺し、巣・コロニーのファミリー全体の衛生状態を守っているのです。

まとめ

南米ペルーの熱帯雨林地帯、ジャングルで、見ることができるハキリアリは、自分より大きな葉の切れ端を一生懸命運ぶ、愛らしい姿で知られていますが、そのハキリアリは実際には高度に組織されたエージェント達だったのです。

自分たちの百万人都市ともいえるコロニー・巣、ファミリーを守る為、とても調和よく協同していたのです。

人間世界の近代的な先進国にあるバイオテクノロジーの技術や知恵をハキリアリは、なぜ人間より先に持っていたのでしょうか?

南米ペルーの熱帯雨林地帯、ジャングル観光もそうしたことを考えながら、旅行してみるととても深い旅になりますよ!

それでは、ブエン・ビアヘ!¡Buen viaje! 良い旅を!

ペルーの巨大食用アリについては、こちらをどうぞ!

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