ペルーには、12の世界遺産が存在しますが、そのうちの一つ、ユネスコの世界文化遺産、チャンチャン遺跡があります。
ペルーの北西部にペルー国内第3の都市トルヒージョがありますが、都市からすぐ近くにその世界的な観光スポットであるうすなわれた古の巨大都市チャンチャン遺跡があります。
今回は、そのペルー、プレインカ時代のチムー王国の残した巨大な都市の遺跡をご紹介します。
チャンチャン博物館とチャンチャン遺跡の場所とアクセス
チャンチャン博物館と世界遺産のチャンチャン遺跡はトルヒージョ市内から北西約5㎞のところに位置しています。
チャンチャン遺跡は、Av.Mansiche マンシチェ通りから約1㎞海外に向かったところに入場ゲートがあります。
チャンチャン博物館は、Av.Mansiche マンシチェ通りからすぐのところにあるのでアクセスしやすいです。
行き方としては、タクシーで行く方法と、トルヒージョで有名な美しいビーチ、ワンチャコHuanchacoにトルヒージョ市内から走っているバス(ミクロ)で行くことができます。
バス(ミクロ)で、行くのも難しくありません。ワンチャコHuanchaco!と書かれたカラフルなバスがあるのですぐわかります。ワンチャコHuanchacoのバス(ミクロ)が通っているのは、Av.America アメリカ通りです。
バス(ミクロ)ならトルヒージョ市内から1.5ソルで、約20~30分といったところです。
Riplayリプレイという大型ショッピング・モールからも近いです。
ただチャンチャン博物館は通り沿いにありアクセスが良いのですが、チャンチャン遺跡は通りから遠いので、歩くとまた約20分広大な砂漠地帯を歩くことになります。
そのため、タクシーで行くか、チャンチャン遺跡の目の前で客引きしているタクシーに乗るかするのがおすすめです。
チャンチャン遺跡とチャンチャン博物館のチケット
チケットはチャンチャン遺跡、チャンチャン博物館、エメラルドのワカ遺跡、ドラゴンのワカ遺跡がセットになって、10ソレスのチケットがおすすめです。
チケットは、チャンチャン遺跡とチャンチャン博物館のどちらでも購入することができます。
チャンチャン博物館
はじめに、チャンチャン博物館です。
チャンチャン博物館は、チャンチャン遺跡、つまり、プレインカ時代のチムー王国やそのチムー王国の出土品などが扱われています。
チムー王国は、紀元約1100年から1300年まで栄えました。そして、その後インカ帝国に征服されました。
エクアドル国境までの約700㎞を支配していた広大な王国でした。
チムー王国から出土した守り神たちのような木造な出土品が印象的です。
チャンチャン博物館は、約10~15分で見ることができます。
外には、ペルー犬とペルー人が呼んでいる犬が飼われていました。
メキシコではメキシコ犬と呼んでいたような気がします。
そして、共通するのは、どちらも黒い色で毛がなく、食用にされていたという事でしょう。
古き、アステカ文明とチムー王国などは同じルーツだったのかもしれません。
チャンチャン遺跡
次に、チャンチャン遺跡ですが、このチャンチャン遺跡は見ごたえがあります!
約1時間歩きますので、飲み物を持っていくことをおすすめいたします。
こちらがチムー王国のチャンチャンの地図です。
中央広場 Plaza Principal・リスの祭壇 Templete de Las Ardillas
まず、遺跡に入場すると中央広場Plaza Principalが目の前に広がってきます。
とても巨大な広場です。
中央広場 Plaza Principalは、リスの祭壇 Templete de Las Ardillasとも呼ばれています。
リスの祭壇 Templete de Las Ardillasと呼ばれているように、広場をぐるりとリスが描かれ、祭られています。
魚と海鳥の回廊 Corredor de Peces y Aves
次に、中央広場のリスの祭壇と神殿をつなぐ魚と海鳥の回廊 Corredor de Peces y Avesに進みます。
回廊にはたくさんの魚と海鳥が描かれ、祭られています。
チムー王国は海岸地帯一帯約700㎞の王国だったため、彼らの生活は主に海を共にあったことをうかがわせます。
さらに進んでいくと、ひし形◇が特徴的な一帯が広がります。
ペリカンも描かれ祭られています。
日本の神道、エジプトの神々も、ペルーのインカ、プレインカもルーツはバビロンで一緒なのでしょう。
アマテラスの太陽神崇拝、皇帝神崇拝、八百万の神と内容は同じですね。
ただ、自然と共に昔の人は生き、生かされていたことも感じ取ることができます。
次に、別の儀式の広場が現れます。
Pozo Ceremonial Huachaque 水の儀式場・ウアチャケ
さらに進むと、Pozo Ceremonial Huachaque 水の儀式場・ウアチャケという水と水草が豊かな儀式場が広がります。
そこに広がる水草は、ペルー北西部の海岸地帯で漁師たちが今でも使っているトトラという船の素となっている草です。
トトラは1000年以上かかわらずに今まで使われていると考えると本当に長い歴史があります。
王の墓
王の墓が最後に、つまり一番海に近い場所に現れます。
全て泥レンガ作り!!
本当に広い王国だったことが歩くとわかります。
しかし、この広く大きい王国全てが泥レンガで造られていて今まで残っているのですから驚きです。
壁もものすごい高さの城壁がいまだにたたずんでいます。
帰りがけにお土産も買って帰れる出店がゲートの手前に並んでいます。
まとめ
ペルーにあるユネスコの文化遺産として登録されている世界遺産チャンチャン遺跡はプレインカ時代のチムー王国を直に感じることができる巨大な古の都市です。
ペルーに来た際には、世界遺産を観光してみるのも良いでしょう!
とても広いので、帽子、日焼け止め、サングラス、お水はお忘れなく!
こちらの記事を参考にされてください!
それでは、ブエン・ビアへ! ¡Buen Viaje!
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