ペルー・クスコのペルー料理で、
ジャイアントコーンを使った伝統的なとうもろこしケーキがあります。
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキは、とてもおいしいです。
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキは、
昔からある伝統的なペルー料理であるからか、
その Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキにまつわる童話、
つまり、物語が存在します。
今日はそんなほのぼのとしたペルーの童話、物語をご紹介します。
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキのレシピ
まず Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキにまつわる童話、物語をご紹介する前に、
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキのだいたいのレシピがわからないと
その Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキにまつわる童話、物語も
よく伝わってこないので、ご説明します。
以前ジャイアントコーンは、ペルー・アンデス山脈でも
クスコが原産のとうもろこしであることをご紹介しました。
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキは、
とてもシンプルでおいしいパンケーキのようなケーキです。
伝統的な Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキの材料
ジャイアントコーン 2本
砂糖 200g
卵 2個
ベイキングパウダー 小さじ1
塩 少々
伝統的な Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキのレシピ
1.Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキを作るにあたって、まずしなければいけない工程は、ジャイアントコーンの薄皮をむくという作業です。
この際、ジャイアントコーンは、
新鮮すぎず、ほんの少し乾燥し始めているぐらいがちょうど良いとのことです。
このジャイアントコーンの薄皮をむくという作業ですが、
これがとても時間がかかるのです。
6人分ほどの Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキを作るために、
大きなボウルがいっぱいになるぐらいのジャイアントコーンの粒が必要です。
つまり、6人分の Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキでは、
6本の Choclo ジャイアントコーンが必要な為、
一人1本のジャイアントコーンという計算になります。
全ての薄皮をはいだら、
そのジャイアントコーンの粒を全てミキサーにかけます。
この際、水は一切加えないで、ミキサーにかけてください。
昔はミキサーがなく、皆すりつぶしていた為、
なおさら時間がかかったそうです。
現在では、潰したジャイアントコーンだけではなく、
小麦粉も使用しているのが一般的だとのことですが、本当においしいのは、
小麦粉を使わない伝統的な100%とジャイアントコーンのみの
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキだとのことです。
伝統的ではない Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキだと
バニラエッセンス 数滴、バター 100g、小麦粉 200gを使用することもできます。
2.すりつぶされたジャイアントコーンに砂糖を加えて混ぜます。
この際、伝統的な作り方ではなくても良いのであれば、バターを加えます。
3.卵を一つずつ加え、混ぜ合わせます。
4.ベイキングパウダーと塩を加えて混ぜます。
この際、伝統的な作り方ではなくも良いのであれば、
バニラエッセンスと小麦粉を加えます。
Queso チーズをケーキの中にスライスして焼くのが隠し味だとの事です。
5.180度のオーブンで、30分焼けば完成です。
昔は、薪を割るところからだった為、大変だったそうです。
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキにまつわる童話、物語
伝統的な Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキのレシピは、
シンプルであるもののとても手間と時間がかかるものだったことが
お分かりいただけたと思います。
もし、1人で6人分の Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキ、
つまり、6本のジャイアントコーン、一粒一粒の薄皮をむいた場合、
約2時間かかるのだそうです。
根気のいる作業ですね。
そのことをふまえて、Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキに
まつわる童話、物語をご紹介できればと思います。
「鶏のお母さんと Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキ」
鶏のお母さんは、ひよこたちに聞きました。
「Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキが食べたいかい?」
ひよこたちは、一斉に大声で答えました。
「食べたい!食べたい!食べたい!食べたい!」
そこで、お母さん鳥は、聞きました。
「じゃあ、Choclo ジャイアントコーンの皮むきから手伝ってちょうだい。」
ひよこたちは、急に静かになり答えました。
「えー、大変だからやだー。」
お母さん鳥は、言いました。
「手伝ってくれなかったら、
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキは食べられないわよ。」
それでも、ひよこたちは手伝うのを嫌がり、手伝いませんでした。
お母さん鳥は、結局自分だけで、Choclo ジャイアントコーンの薄皮をむき、
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキを作りました。
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキが出来上がりました。
良い香りに誘われて、ひよこたちがやってきました。
でも、お母さん鳥が全部自分で食べてしまいましたとさ。
手伝わない子は、食べられないという教訓を含んだ
ペルー・クスコの童話、物語でした。
その童話、物語を聞いて、子どもたちは、
おいしい Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキの食べたさに
一生懸命お手伝いをすることを学んだとのことです。
まとめ
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキは、
素朴ながら深みのあるとてもおいしいケーキです。
ペルー・クスコの子どもたちが大好きである理由もわかります。
そんなクスコの子どもたちが大好きな
Keke de Choclo ジャイアントコーンケーキにまつわる童話、物語は、
とてもかわいらしくありながら、とても大切な教訓を子どもに教えるお話です。
お手伝いは大切ですね。
それでは、また次の機会に。Hasta la Proxima! アスタ・ラ・プロキシマ!
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