今回は、ペルーの市場の外周りでよく見られる一般的な風景のひとつご紹介したいと思います。
市場の中で販売している人たちは、きちんと経費を払い合法的に商売を行っているのですが、市場の外回りで非合法的に許可なく違法販売をしている人たちが後を耐えない風景がよく見られます。
許可のない違法販売を取り締まる人たちがいるにはいるのですが、正直何もせずにお金をもらっているようなものです。
市場の外回りで非合法的に許可なく違法販売をしている人たち
基本的に道端で、販売をしているペルーの光景は、ごくごく一般的ですが、実際にはペルーの都市部全て、許可なく販売をしている人たちは違法です。
日本にも道路使用許可証を交通課から取得しなければいけない制度がありますが、それと似た様な制度です。
非合法であるにもかかわらず、たくさんのペルー人は、道端での違法販売を仕事としています。
貧しいので、他に方法がないというのが理由です。
しかも、道端で販売している人から買う方が安いことも多々ありますし、歩いていて、ちょうどほしいものが売られていたりするので、ペルー人全てが道端で野販売を日常的に利用、購入しています。
しかも、各地方から来た田舎の人たちの珍しい商品が販売されたりもしたりして、興味をそそられます。
たとえば、上の写真にある様に、ジャングルの竹に貯まる天然の水 Agua de Paca が売られたりもしています。
しかし、その違法な非合法露店販売を取り締まっているお仕事をしている人がいるのですが、その仕事が本気で取り締まる気がない雑な給料泥棒的な仕事をしています。
ホイッスルを吹いたり、立ち退いてくださいと声かけして、立ち退くを促しはするのですが、一瞬立ち退き、5m 先で、再度売り出すのが普通なので、立ち退かせるなんて無理だとはなからあきらめています。
捕まえる気などさらさらないので、立ち退いてくださいと言って、一瞬立ち退かせ、再度戻ってきて、販売を始めたら、またしばらくして、立ち退いてくださいと言うということの繰り返しを一日中行っています。
黙認され意味の無いイタチゴッコです。
まとめ
ペルーの市場の周りは、違法露店販売でいっぱいです。
取り締まる係りの人も取り締まる気ゼロです。
ペルーの日常風景と路上販売の取り締まりの現実でした。
コメントを残す