先日の2016年11月25日に、ペルー・リマで20トンの不法花火の爆破処理が行われたというニュースがありました。
ペルーでは、2002年の約300人が亡くなった花火事故を経て、花火の規制が厳しく行われるようになっていて、押収した不法な花火を爆破処理したとのことでした。
しかし、お祭り好きのペルー共和国の12月31日の夜、つまり大晦日は今現在でもすべてが無礼講になります。もちろん花火もです。
そのため、ペルーで12月31日、大晦日を過ごす予定の方は花火にご注意ください!
ペルーの12月31日、大晦日
12月31日の夜、ペルー中が花火を打ち上げます。
大きな打ち上げ花火が、1月1日午前0時になる約30分前くらいから打ち上がり始め、約2時間から3時間ずっと花火を打ち上げ続けます。
しかし、大きな打ち上げ花火だけではありません。
ロケット花火や小型の打ち上げ花火を一般のペルー人が道端でも打ち上げ続けます!
日本の浮流な手持ち花火や噴出花火、線香花火などが懐かしくなるほど、ペルーの花火はそんなかわいいものではありません。
日頃のうっぷんを晴らす如く花火を打ち上げます。
恐ろしいのがロケット花火のような小型の打ち上げ花火が、一般のペルー人によって打ち上げられるのですが、不法な花火だからかまっすぐに打ちあがることが少なく、斜めや真横によく飛んでいきます!
なので、12月31日の夜は決して外に出歩かない方がいいと思います。
私も、12月31日の夜に花火を見ようと屋上に登りましたが、2発ほど斜めに打ちあがった花火が私が立っていた足のぎりぎりのところに直撃、爆発しました。危なかったです!
私の友人は、3階の家の開けておいた窓の隙間からロケット花火のような小型の打ち上げ花火が飛び込んできて、大切な本に直撃したと言っていました。大切なその本は燃えて焦げてしまって、もう使えないとのことです。
恐ろしいですよね。
ペルー・地方の大晦日
ペルー・地方の方では、花火だけでは飽き足らず物に火をつけて道端で燃やしたりします。
道端でタイヤがごうごうと燃えていたりします。
そして、人間等身大の大きさの人形火をつけます。
その際、よく大統領の顔を印刷し、その等身大の人形の顔にはったりします。
その人形が燃えている光景が、まるで人が本当に燃えているようでショッキングです。
まるで、戦争が起こったかのような街の様相になります。
まとめ
ペルーの12月31日、大晦日の夜は花火が尋常じゃなく上がります。360度、ペルー全土が花火で染まります!
しかし、美しい花火だけでなく、恐ろしい違法花火もあり、どこから飛んできて攻撃されるか知れないという恐怖も満点です!
ペルーで、年末年始をお過ごしの予定の方はぜひお気をつけください!
外務省や在ペルー日本国大使館などの情報は助けになりますので、ぜひ渡航前に確認されてください。
外務省ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0
在ペルー日本国大使館ホームページ
http://www.pe.emb-japan.go.jp/jp/hojinhigai.htm
それでは、良い旅を!Buen Viaje!
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