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ペルーのガソリンスタンドの値段表示は、日本円でいくら?

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ペルーで海外生活をしていると、ペルーのガソリンスタンドに表示されている値段がいったい日本円でいくらなんだろうと最初思います?

今回は、ペルーのガソリンがいったいいくらなのかという点について、解説したいと思います。

ペルーのガソリンスタンドの表示は、リットルではない!

ペルーのガソリンスタンドで表示されている値段は、日本とは違いリットル表示ではありません。

ペルーのガソリンは、ガロン計算で、値段表示がされているのです。

ガロンという単位は、いったい!?と最初思いますが、アメリカとイギリスで使われている単位です。

イギリス・ガロンは、1ガロンが約4.5リットルで、アメリカ・ガロンは、1ガロンが約3.8リットルとそれぞれ違います。

ペルーや南米で使われているガロンの単位は、アメリカ・ガロンです。

お恥ずかしい話しながら、最初ガソリンスタンドの値段表示を見た際、リットル表示ではなく、ガロン表示であることを知らず、ペルーって、ガソリン高いな!てビックリした記憶があります。

ペルーのガソリンスタンドの値段の横に表示されているそれぞれの数字の意味は?

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日本のガソリンスタンドでは、軽油、レギュラー、ハイオクという表示が一般的だと思います。

しかし、ペルーのガソリンスタンドでは、軽油にあたる Diesel の他に、ガソリンスタンドにもよりますが、84、90、95、98という表示があります。

お恥ずかしい話しながら、最初いったいこの数字表示の意味は何だろう、どれがレギュラーで、どれがハイオクにあたるんだろうと思っていました。

実は、この数字表示は、オクタン価の数値を表しています。

オクタン価とは、ハイオクのオクの部分の言葉でもありますが、ノッキングというエンジンに支障をきたしうる障害の起こりにくさを表している値のことです。

つまり、ハイオクのような高オクタン価ガソリンであると、それだけノッキングが起こりにくいガソリンであるということです。

ちなみに、ノッキング Knocking という言葉は、英語の扉をノックするのノックの言葉と同じ言葉ですが、ガソリンを燃焼させて、車を動かす時に、うまく燃焼せず、エンジンで振動が起こり、金属音がすることからノッキングということです。

今の日本の車は電子制御で、ノッキングにより、エンジンに支障をきたすことがないようにされています。

ちなみに、日本のレギュラーガソリンのオクタン価は、通常90-91、ハイオクガソリンのオクタン価が通常98-100にあたります。

そのため、ペルーでは、90という表示がレギュラーで、98という表示がハイオクということになります。

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ペルーのガソリンスタンドのガソリンの値段は、どうやって計算するの?

ペルーのガソリンスタンドのガソリンの値段の計算方法は、単純に表示されている値段を、アメリカガロンの3.8でまず割って、その後、その値段を円に換算すれば、OK です。

たとえば、日本でも同じように、場所によって、さらに、ガソリンスタンドによって、値段は上下しますが、2017年1月の時点で、ガソリンの値段が上がり、1ガロン、軽油 Diesel が10.19ソレス、レギュラー90が11.03ソレス、ハイオク98が15.44ソレスでした。

つまり、2017年9月25日現在、ペルー・ソルは、日本円で、1ソル約35円で、日本円に換算すると、1リットル、軽油 Diesel が約92.4円、レギュラー90が約100.0円、ハイオク98が約141.1円だったということです。

ちなみに、日本では、9月25日2:00現在、だいたい1リットル、軽油 Diesel が約98.1円、レギュラー90が約122.6円、ハイオク98が約133.7円でした。

2017年1月のガソリンの値段が上がった時点で値段と、現在の日本のガソリンの値段を比べて、日本の方がガソリンの値段は高いですね。

つまり、円やドル、ユーロ、ポンドなどで収入がある人が、ペルーでガソリンを購入するととても安く感じることができるということです。

ペルー・ニュース!ガソリン、お酒、タバコ、ガソリン、車の税金が上がり、値段が高等!

2018年5月に、ガソリンと車の購入にかかる税金が増税しました。

2018年5月現在、1ガロン、軽油 Diesel が、12.69ソレス、レギュラー90が12.69ソレス、ハイオク98が15.50ソレスでした。

2018年5月現在、ペルー・ソルは、日本円で、1ソル約34円で、日本円に換算すると、1リットル、軽油 Diesel が約113.1円、レギュラー90が約113.1円、ハイオク98が約138.1円だったということです。

ペルー, 税金, ガソリン, 酒, タバコ, 車

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ペルーのガソリンは、安いのか?

そこで、円やドル、ユーロ、ポンドなどで収入がある人などからすると、ペルーのガソリンって、安いなと感じるところでもあるのですが、実は、そんなに安くはありません。

南米の中でもウルグアイ、チリに続き、3番目にガソリンが高い国だといわれています。

そのため、ペルーでは、南米の中で、とてもガソリンが安い国であるお隣のエクアドルに旅行で行くバスや車などは、ペルーの国境に入る前に、ガソリン満タンにするというのは、有名な話です。

さらにさらに、日本の平均収入とペルーの平均収入による物価を比べてみても、ペルーのガソリンは、ペルー人にとって、そんなにやすくないことがわかります。

2017年9月の日本の全国平均最低賃金は、時給848円ですが、ペルーの月額の全国平均最低賃金が850ソレスであるため、ペルーの全国平均最低賃金は、週5日、1日8時間の労働での計算で、時給4.8ソレス、日本円で、約158.4円ということになります。

2019年からペルーの月額の全国平均最低賃金は、930ソレスに上がりました。

そのため、ペルーの全国平均最低賃金は、週5日、1日8時間の労働での計算で、時給5.3ソレス、日本円で、約174.4円ということになります。

普通乗用車に、通常ガソリン満タンで、50~70リットル入ります。

ガソリン満タンで、70リットル入る普通乗用車を所有している場合、日本では、先ほどの9月25日2:00現在のガソリンの値段をレギュラーガソリンで当てはめると、1リットル122.6円ですので、満タンで8582円かかるということになります。

つまり、日本の全国平均最低賃金は、時給848円で計算すると、約11時間弱労働をすると70リットル入る普通乗用車を満タンにできるわけです。

ペルーでは、2017年1月のガソリンの値段が上がった時点のレギュラー90の値段が、1リットル約100.0円でしたので、70リットル入る普通乗用車をガソリン満タンにすると、約7000円かかるということです。

しかし、ペルーでは、全国平均最低賃金は、時給約175.9円ですので、一般的な方は、約40時間弱労働をしなければ、70リットル入る普通乗用車をガソリン満タンにできないという計算になります。

この計算は、参考までの計算ではありますが、ペルーの物価からして、ペルーでガソリンがぜんぜん安くないということがわかります。

そして、日本の車は燃費が良いですが、ペルーの車は、ほとんどが古い車ばかりなので、燃費が悪いです。

ペルー人の運転の仕方も、やけに急発進、急ブレーキ、アイドリングと燃費の悪い走り方ばかりしているのでなおさらです。

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まとめ

ペルーと日本のガソリンスタンドとでは、ガソリンの値段の表示方法が異なります。

日本のガソリンとペルーのガソリンとでは、単純に考えると、日本の方が値段が高く、ペルーのほうが安いということになります。

しかし、日本とペルーの物価で、計算してみると、ペルーの地元の人にすると、ペルーのガソリンは本当に高いということがわかります。

ペルーで海外生活をこれからする方や、ペルーに海外旅行できて、レンタカーを考えておられる方などにお役立ていただけたら、うれしいです。

それでは、アスタ・ラ・ヴィスタ! Hasta La Vista!


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