ペルー・アンデスでも、実は菜の花が咲く季節にお野菜として、菜の花の若葉の部分、菜葉を食べるんです。
しかも、あまりお野菜を食べるイメージのないペルー人に大人気なのです!
そこで今回は、菜の花、菜葉の栄養、効果と、どのように食されているかリポートします。
ペルー・アンデスで食されている菜の花、菜葉の実態
日本でも菜の花は、春のお野菜として食べられていますし、菜の花は有名な植物の一つですよね。
菜の花は、アブラナ科アブラナ属の二年草です。
スペイン語では、brassica, nabo, colza, canola, nabillo, naviza, nabo silvestre, nabo salvaje, mostacilla などなどの名前があります。
ペルー・アンデスのクスコでは、一般的に nabo ナボと呼ばれています。
ペルーでも一般的に、nabo ナボとは、大根のことなのですが、クスコでは、菜の花のことも nabo ナボと呼びます。
日本では、菜の花をおひたしなどにして食べるのが一般的です。
その際、食べる菜の花の葉の部分やつぼみの部分のことを、菜葉、なばなと言います。
ただ日本では、菜の花、菜葉の花になるつぼみの部分や茎の部分も食しますが、ペルー・アンデスで食されている菜の花、菜葉は、茎も生える前の若葉の段階の葉の部分です。
日本でも菜の花、菜葉を食べる際、花が咲くと苦味が増してしまう為、花が咲く前のつぼみの段階で食べます。
ペルー・アンデスで食べられている、菜の花、菜葉の若葉は、ほんのり菜の花、菜葉、特有の苦味もほんの少しだけありますが、ほとんど苦味はありません。
菜の花、菜葉 nabo ナボの栄養、効果
菜の花、菜葉 nabo ナボは、とても栄養価の高いお野菜です。
菜の花、菜葉 nabo ナボの栄養としては、ビタミンA、ベータカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ミネラル、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、食物繊維などがあります。
菜の花、菜葉 nabo ナボの効能としては、抗がん作用、風邪の防止などの免疫力向上、高血圧の予防、高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防などの生活習慣病の予防、女性にうれしい便秘予防、骨粗鬆症予防、貧血予防、冷え症予防、老化防止、美肌、美髪効果などの美容効果などがあります。
菜の花、菜葉 nabo ナボは、体の健康に良いことばかりのお野菜というわけです。
ペルー・アンデス・クスコの市場で売られている菜の花、菜葉 nabo ナボのペルー料理
ペルー・アンデス・クスコのヴィノカンチョン市場で売られている菜の花、菜葉 nabo ナボのペルー料理は、ペルー料理としては、珍しくお肉が付いていないにも関わらず、大人気でした。
茹でて刻んだ菜の花、菜葉 nabo ナボをマッシュドゥ・ポテトに合わせたポテトサラダと、それに、炒って、茹でたそら豆とジャイアントコーンを添えたペルー料理でした。
それに、アヒと呼ばれる唐辛子のソースをかけていただきます。
料金は、2.5ソレス、日本円で、約90円です。
ほのかに菜の花、菜葉 nabo ナボの苦味を感じるもとても食べやすく、さわやかで、おいしいヘルシーなペルー料理でした。
まとめ
ペルー・アンデスの山岳地帯シエラ Sierra でも、菜の花、菜葉は、お野菜として食べられています。
ペルー・アンデス・クスコでは、菜の花は、nabo ナボと呼ばれていました。
菜の花、菜葉は、栄養価が高く、とても健康に良い効能、効果がいっぱいあるので、おすすめのお野菜です。
ペルーのアンデスで食べられている菜の花のペルー料理はとってもおいしいので、おすすめです。
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