ペルーでも、知事選、市長選の選挙があるのですが、
その選挙の為の選挙活動が、すごいです。
ペルーの選挙はまるでデモと言えるかもしれません。
その様子をお知らせします。
ペルーの選挙の仕組みも説明いたします。
ペルーの選挙
ペルーの選挙には、大統領選と知事選、市長選の選挙があります。
大統領選は、5年に一度行われます。
ちなみに、現在のペルーの大統領は、マルティン・ビスカラ大統領です。
2016年7月28日に、大統領選があったため、次の大統領選は、2021年になります。
2018年10月7日は、ペルーの知事選、市長選の選挙でした。
ペルーの知事選、市長選の選挙は、4年に一度の選挙になります。
選挙は、国民に義務付けられており、選挙に来ているかどうかは、マイナンバーでチェックされ、来ていない人には、罰金が科されます。
罰金額は、83ソレス、日本円で約3000円です。
貧しい地域の人で選挙に来ていない人には、
41.50ソレス、日本円で、約1400円の罰金、劇的に貧しい地域の人で、
選挙に来ていない人には、20.75ソレス、日本円で、約700円の罰金が科されます。
ペルーの選挙は、18歳からになります。
ただ誰も選びたくない人は、選挙の投票場に出向き、投票用紙を白紙、
もしくは、全て選択して、投票することによって、罰金を免れることができます。
市民の中から、地域ごとにマイナンバーをチェックする人が、選択的に選ばれ、
選挙を手伝う義務を与えられる人もいます。
その責任者に選ばれた市民で、放棄した人、
つまり、来なかった人には、罰金で、207.50ソレス、日本円で、約7000円が科せられます。
選挙は日曜日なのですが、土曜日 8am から月曜日の 8am まで、
全ての場所で、アルコール飲料の販売が禁止となります。
そして、投票期間中は映画館や劇場なども禁止です。
いかなる集会も禁止です。
さらに、リマやアレキーパの一部では、電子投票も始まっています。
ペルーの選挙は、まるで、デモ?
選挙直前にして、1ヶ月ペルーでは、選挙活動が白熱します。
有名な曲を替え歌にして、選挙の宣伝をしたり、党を応援している人が、旗を振って行進したりします。
ただ道をふさいで行進したりするので、渋滞を引き起こし、デモと一緒の状況です。
日本のように、選挙に出馬する立候補した人たちが、
町で選挙カーに乗って、マニフェストを掲げたりする様子は一切なく、
応援している人が、どんな理由で応援しているのかさっぱり伝わらないまま旗を振ったり、
行進しているという選挙の応援風景が見られます。
町中に選挙ポスターを応援している人が次から次へと貼っていくのですが、
別の党派の人がはがすので、ごみが散らかり、電信柱や壁は汚いです。
暴動も考えられる為、選挙の日などはぜひお気をつけてください。
まとめ
ペルーの選挙は、まるで街中がお祭り騒ぎです。
選挙に立候補している人は、街では一度も見かけず、応援団の行進が結構激しくて、迷惑です。
道をデモのように行進して、渋滞を起こしている党派の人々や立候補の人が当選しても決して人を敬い、
気遣う良い町にはならないのは確実でしょう。
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