2019年2月ペルーの海岸地帯、特に南部は大雨で水害被害が大ニュースとなっています。
今回渡航者への注意情報としても、ペルー南部、特に、Arequipa アレキーパ県、Tacna タクナ県、Moquegua モケグア県に行くかもしれない方、ぜひ注意されてください。
ペルー北部の、海岸地帯、La Libertad ラ・リベルタ県、Lambayeque ランバイエケ県の Chiclayo チクラーヨでもエル・ニーニョの影響で、雨が降ったりしています!
大雨によるペルー国内の非常事態宣言
北からいくと、ロレト県、サン・マルティン県、トゥンベス県、ピウラ県、ランバイケ県、ラ・リベルタ県、カハマルカ県、アンカシ県、ワヌコ県、パスコ県、リマ県の一部、アヤクチョ県の一部、イカ県、アレキーパ県、クスコ県、モケグア県、タクナ県などで、非常事態宣言が出ています。
簡単に言えば、ペルー国内ほぼ全域に非常事態宣言が出されているということです。
非常事態宣言が出されると、期間限定で、軍を用いた超法規的措置が行えるということになります。
迅速に行動する為の措置ということです。
ペルー国内の被害状況
エル・ニーニョにより、ペルー南部の特に、Arequipa アレキーパ県、Tacna タクナ県、Moquegua モケグア県の被害が大きいです。
土砂崩れや浸水、川の氾濫、幹線道路の寸断、橋の寸断、家の倒壊などの被害が出ており、たくさんの被害がでています。
Centro de Operaciones de Emergencia Nacional ペルー国家緊急対策本部 COEN による 2019年2月16日までの報告によると、今回のエル・ニーニョによる水害被害で、最低でも31人の死者が出ているということです。
そして、約8300人が被害にあっており、160世帯が倒壊、443人が非難を余儀なくされ、19 の橋が倒壊したということです。
まとめ
2019年2月までに、砂漠地帯と呼ばれる雨が降らないはずの場所で、豪雨が降り、たくさんの被害が出ています。
3月にペルー中部、ペルー北部への被害が拡大するのではないかという懸念もされてもいますので、渡航の際は、十分最新の情報に注意されてください。
2月現在、日本人が一番訪れる首都リマ市、クスコ市、マチュピチュ村は、特に激しい雨が降っていないので、まだ安心です。
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