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ペルーで大雨、洪水、土砂崩れによる非常事態宣言!リマ、アレキーパ、ウアンカベリーカ、イカ、ランバイエケ、ピウラ、トゥンベス、ロレト、カハマルカ、ラ・リベルタ、アンカシ

ペルー、大雨、洪水、土砂崩れ、非常事態宣言

ペルーでは、今現在各地で大雨、洪水、土砂崩れにより、非常事態宣言が発令されている地域があります。

ペルーのリマ、アレキーパ、ウアンカベリーカ、イカ、ランバイエケ、ピウラ、トゥンベス、ロレト、カハマルカ、ラ・リベルタ、アンカシなどの一部地域で非常事態宣言が出されています。

今回は今現在ペルーの各地域で出されている大雨、洪水、土砂崩れによる非常事態宣言の情報についてご紹介します。

どんな場所で被害が出ているか?

今年は異常気象の影響も含め、海岸地帯から少し山岳地帯に入っていく場所で基本的に洪水や土砂崩れなどの甚大な被害が起こっています。

山岳地帯では、基本的に1月から3月まで雨期にあたるため、一番雨が降る季節です。

しかし、山岳地帯の地域というよりかは、河口付近の少し標高が下がった場所などで被害が拡大しているようです。

リマのほとんどの地域

例えば、リマでもリマの中心地以外でも、標高が少し上がった場所の川沿いなどで洪水などの被害が出ています。

橋がリマでも土石流によって落ちました。

ペルー・リマ・カヤオなどのほとんどの地区でも非常事態宣言が出されています。

例えば、サン・フアン・デ・ルリガンチョのウアイコローロ川やチャクラカーヨのリマック川などが氾濫して被害が出ています。

そして、泥水の影響でリマ全体で節水、断水、停電などが続いていて、リマ中はパニックがおこったりしています。

水がないので、人々が水を買いに走り、スーパーマーケットや売店から水の売れ切れ状態も続いています。

泥棒や強盗の被害も増えているとのことです。

物流などが遮断され、起きている問題に関してはこちらもご覧ください。

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リマの帰宅困難者は約65000人に上っています。

パナメリカーナの各地の橋や道路の被害がひどいため、3月12日以降、バス会社もリマからの上りも下りもペルー全土で基本キャンセルになりました。

川の氾濫に飲み込まれた女性が奇跡的に助かったのがニュースになりました。良かったですね。

サン・フアン・デ・ルリガンチョのウアイコローロ川

Rio Huaycoloro, Francisco Bolognesi, Distrito de San Juan de Lurigancho, Lima, Perú

チョシーカ、チャクラカーヨのリマック川

Chosica

Chaclacayo, Lima, Perú

イカのラ・ティンギニャ La Tinguiña

イカのラ・ティンギニャで非常事態宣言が出されています。

イカのラ・ティンギニャはイカの中心地から少し外れたところで、洪水の被害が出ています。

さらに、San Juan de los Molinos サン・フアン・デ・モリーノス、 Marcona マルコーナ、 Ica イカ、 Yauca del Rosario イウカ・デ・ロサリオ、 Ocucaje オクカヘ、 Nazca ナスカ、 Palpa パルパ、 Llipata ジパタ、 Santa Cruz サンタ・クルス、 Río Grande リオ・グランデ、 Humayウマイで非常事態宣言が発令されています。

約1600世帯が大雨、冠水の被害を受けています。

Distrito de La Tinguiña, Ica, Perú

アレキーパ

アレキーパで全般的に非常事態宣言が出されています。

アレキーパでは、土砂崩れや洪水などにより多くの被害が出ています。

パナメリーカーナ・スルという主要幹線道路を土砂崩れが襲い、3人の死者を出しています。

今現在も寸断されていて、復旧作業が続いています。

Arequipa, Perú

ウアンカベリーカ

ウアンカベリーカで非常事態宣言が出されています。

ウアンカベリーカでは、大雨により川が氾濫し、大きなホテルを河が飲み込むなど大きな被害を出し、ペルーでも大きなニュースになっています。

Huancavelica, Perú

カハマルカ

ラ・リベルタ

ラ・リベルタの県庁所在地であるペルー第3の都市トルヒーヨでも大雨の影響で今までに土石流が何回も起き、大きな被害を出しています。

トルヒーヨ中心地でも被害があり、断水、停電、物価の高騰など被害が現在でも続いています。

アンカシ

ランバイエケ

ランバイエケにあるハヤンカの動物園が川の氾濫で全て流し去られ、6匹のワニが行方不明になっています。

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ランバイエケに関してはこちらの記事をご覧ください。

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こちらの建物はChiclayoチクラーヨのBolonegsiボロネシ通りにある建物ですが、見ての通り、大雨の影響で倒壊してしまいました。

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ピウラ

ピウラの大雨による状況は深刻で政府が国家予算から追加の災害援助金を出す準備がある事が発表されました。

トゥンべス

ロレト

ロレトのDatem del Marañón ダテム・デ・マラニョン、 Alto Amazonas アルト・アマソナス、 Loreto ロレト、 Requena レケナ、 Maynas Ucayali マイナス・ウカヤリ、 Mariscal Ramón Castilla マリスカル・ラモン・カステーヤなど47か所で非常事態宣言が発令されています。

まとめ

ペルーでは、2017年現在、大雨、洪水、土砂崩れにより、リマ、アレキーパ、ウアンカベリーカ、イカ、ランバイエケ、ピウラ、トゥンベス、ロレト、カハマルカ、ラ・リベルタ、アンカシなどの一部地域で2か月間の非常事態宣言が出されています。

そして、日々死傷者数が増え続けています。

2017年1月29日時点で、11人の方が大雨、洪水、土砂崩れにより亡くなられています。

3月17日時点では、67人の方が大雨の影響で亡くなられています。

3月22日時点では、84人の方が死亡。負傷者269名。行方不明20名。物的な被害は約10万件以上に上るとのことです。

そして、雨量が例年の10倍に達したという事です。

エルニーニョの大雨がもたらした被害は甚大です。

各地の雨で蚊も大量発生しており、デング熱もたくさん発症しています。

ペルーを旅行中の方や、これからぺルーに旅行で来られる方は最新の大雨、洪水、土砂崩れなどの情報に十分注意されてください。

外務省や在ペルー日本国大使館などの情報は助けになりますので、ぜひ渡航前に確認されてください。

外務省ホームページ

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0

在ペルー日本国大使館ホームページ

http://www.pe.emb-japan.go.jp/jp/hojinhigai.htm

お役に立てればうれしく思います。

是非雨対策をなさってください!

紫外線対策にもなる、晴れ雨兼用の折りたたみ傘をお勧めします。

エル・ニーニョにもジャングルやアンデスの大雨にも耐えられるようレジャー用のしっかりした雨具がおすすめです。

長靴はこちらの記事を参考になさってください。

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