南米ペルー・アンデス・クスコで海外生活をしているので、
もちろん新型コロナ・ワクチン接種もクスコ市で受けました。
ただご察しの通り、南米ペルーでの手続きは、何もかもが面倒くさいです。
案の定とても大変だったので、その様子を今回はシェアしたいと思います。
政府は全面的にコロナ・ワクチン接種を強く推奨
これは、ワクチンを接種するようにという政府ペルー保健省の広告です。
アニメ好きの若者に向けて、アニメ風で日本語で書かれています。
¡Anímese vacunarse! アニメセ バクナールセ 「ワクチン打とうよ!」
と書かれています。
Anímese アニメセとアニメがかけてあるだじゃれです。
実際、風評でワクチンを受けないと言っているペルーの方も
多くおられました。
コロナなど存在しないと言っている方々もいるぐらいので、
驚くにはあたりません。
ワクチン接種の順番は、ほぼ適当
新型コロナ・ワクチン接種は、高齢者から始まり、若い人の10代、
そして、残すところ最後に20代の1回目を残すところとなります。
中高年の方々は、基本的には、既に2回目の接種が終わっています。
外国人なので、普通に受けて問題ないのか心配でした。
まず自分がいつどこでワクチン接種できるかわかる
ペルーの政府のページがあったので、
そこで自分の外国人マイナンバーを入力して待ちました。
自分の年齢のペルーの方々が受け終わっても、自分の番が表示されることはありませんでした。
個人情報を更新する必要があったので、もしかしたら、それが原因かと思い、
再度個人情報を更新し、待ったのですが、いつまで経ってもだめでした;
なので、ペルー保健省 MINSA (Ministerio de Salud) に
電話で問い合わせました。
すると、驚きの返答がありました。
「好きな時、好きなところに受けに行って良い」という返答でした;
さすが、ペルーは適当です;
ワクチン接種の会場に行ってみると
なので、一番近くのワクチン接種の会場に行ってみると
ものすごい長蛇の列でした;
朝日が昇る前から並んでいる人もおられました。
時間帯は、朝8時から夜8時まででしたが、約15時間待ち続けて
受けられなかった方が多くおられた時に行ってしまいました;
約3時間待ちました。
その日は、受けられないまま虚しく帰りました;
知り合いの女の子は、朝5時から夜8時まで並び、次の日の朝3時からまた並び、
午後2時に接種できたとのことです。
そして、疲労から体調を崩し、寝込んでしまいました。
ワクチン会場に入った日がちょうど10代の人が始めて、
ワクチン接種を受けられる日だったのですが、
30代がまだワクチンを受けていたのと、
ワクチンの2回目を受けに来た人が
全て重なったのが原因だったと思われます。
もうちょっと余裕のある接種をすれば、
その子もかわいそうな思いをせずに済んだのではないかと思いました。
別の日にワクチン接種リベンジ
比較的空いてそうな場所と曜日に変え、
ワクチン接種リベンジしました。
実際、すごい空いてました!
身分証提示して、2週間症状が出ていないことなどの確認があった後、入場しました。
ただ、入場した後、さらに、詳しい身分証確認がありました。
いくつかワクチンの種類があったのですが、
私は、中国シノファーム製 Sinopharm ワクチンでした;
ワクチン接種した後、副作用が出る方もいると聞いていましたが、
わたしは、慢性肩こりのせいか全然痛みを感じませんでした。
実際、1回目は、何の症状も出ませんでした。
後で、知る事になるのですが、日本政府の2021年10月現在の措置は、
ファイザー(Pfizer)、アストラゼネカ(AstraZeneca)、モデルナ(Moderna)の
中のいずれかでなければならないということでした;
私の場合、どうなるのでしょうか。
日本に帰ってから、ワクチンを受けなおす事になるのでしょうか。
はぁーーーーー;
ワクチン接種証明書です。
もう一つ後で、知る事になるのですが、
日本の2021年10月現在の措置は、ワクチン接種証明書は、
日本語か英語のみ有効とのことです。
スペイン語なんですけど;
終わった;
日本に帰る際、いろいろ面倒な事になりそうな予感がしてなりません。
こういうところが、海外生活の難しいところです。
まあひとまず、ワクチンを受けられただけでも
良しとするしかなさそうです。
ワクチン接種後、15分帰る前に休む必要がありました。
その他、あまり制限はありませんでした。
ちなみに、ワクチン切れで未だ2回目のワクチンを受けることはできていません;
まとめ
ワクチン1回目、何とか受けられたのですが、
そこにたどり着くまでが大変でした。
中国シノファーム製 Sinopharm、
スペイン語のワクチン証明書、日本政府の方どうすれば良いでしょうか。
ワクチン2回目にたどり着けるのかも心配な点です。
外出する際は、感染するリスクにもさせるリスクにも十分気をつけて、
これからも生活していきたいと思います。
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