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南米ペルー承認前コロナワクチンを政治家たちが内緒で接種

コロナ, ワクチン, 未承認, ニュース

新型コロナウイルス感染症 COVID-19 がいまだ猛威を振るっている南米ペルーで、
新型コロナウイルスに関わるスキャンダルが今ニュースで流れています。

ビスカラ前々大統領とその大統領夫人、さらには、アステテ外相やマセッティ保健相、
その他の幾人かの政治家たちが、承認前のワクチンを接種していたというニュースです。

ペルー国民へのワクチン接種は未だいつになるかわからない現状で、
しかも、承認前のワクチンを政治家たちが内緒で接種していたため、国民の怒りは高まっています。

ビスカラ前々大統領とその大統領夫人などが承認前のワクチンを接種した経緯

Martín Vizcarra マルティン・ビスカラ前々大統領は、
先週、確かに、ワクチンを接種したことを認めました。

中国の製薬会社シノファーム Sinopharm から、
新型コロナウイルスのワクチンを受け取ったとのことです。

Martín Vizcarra マルティン・ビスカラ前々大統領は、大統領就任前の汚職疑惑で、
2020年11月に大統領を罷免されました。

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ビスカラ前々大統領とその大統領夫人は、承認前のワクチンを接種したことについて、
ボランティアで実験体となったと証言しています。

La Universidad Peruana Cayetano Heredia (UPCH)
ペルアナ・カジェタノ・エレディア大学で行われ、
大学から提出された摂取者リストには、現官僚の名前が記載されていました。

アステテ外相やマセッティ保健相も含まれていた旨、2021年2月15日月曜日の夜に、
サガスティ現大統領が発表しました。

アステテ外相は、2021年1月22日に、ワクチンを接種したことを認め、謝罪しました。

アステテ外相やマセッティ保健相は、その後、辞任しました。

未だ、検察側がその他、承認前のワクチンを摂取した人たちを調査しています。

中国政府が中国の製薬会社シノファーム Sinopharm を通して、
ペルー政府の有力政治家たちに、好意の印、つまり、
賄賂のような形で、売り込んでいたと報じられています。

ペルーで摂取される予定のワクチンは中国製です。

ペルーと中国は、ズブズブな関係のようです。

中国は、ワクチン・ビジネスで、大きな巨額を得る事になりそうです。

新型コロナウイルス感染症の現状と国民の反応

2月8日から医療関係者のワクチン接種は始まっていますが、
十分なワクチンが確保できておらず、国民に対して、ワクチンがいつになるかは、
未だ未定の状況です。

南米ペルーの確認されているだけの感染者数は、現段階までで、123万8501人、
死者数は、4万3880人となっています。

死者数の多さは、現段階で、世界15位となっています。

2020年3月16日から非常事態宣言は一度も解除されてはおらず、
2021年2月は、2度目のロックダウンになっています。

そんな状況で、未承認ワクチンを政治家たちが摂取していたニュースに、
国民の怒りももっともといった感じです。

現大統領のサガスティ大統領も今回の不祥事に対して、怒りを表明していました。

実際、長くどこも病床がうまっており、
基本的には自宅で栄養剤、抗生物質だけで、自分で治す人が大勢います。

新型コロナウイルスの症状が出ていて、ほとんど間違いなくても、
経済的な問題と病院で別のウイルスをもらってくる恐さで、
病院で、陰性か陽性かをチェックしない人がほとんどです。

なので、ペルーの実際の感染者数は、本当は、倍近くいるのではないかと思います。

私も今日までたくさん新型コロナウイルスにより、
誰かの友人や家族、知り合いやご近所さんが亡くなったという話を聞いてきました。

今回のニュースは、今年2021年4月11日の大統領選挙に、
大きな影響を与えること間違いなしでしょう。

まとめ

南米ペルー承認前コロナワクチンを政治家たちが内緒で接種したニュースは、
本当に衝撃的でショッキングなニュースでした。

感染の恐怖と経済問題で苦しむ国民に、止めを刺すようなニュースだったように思います。


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