たくさんの地元ペルー人に聞いた新型コロナ外出禁止の影響

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ペルー・クスコでも海外生活をある程度の期間しているので、
たくさんの地元ペルー人の友達ができました。

そんなペルー・クスコの友人たち約100人に新型コロナウイルスによる
非常事態宣言、外出禁止令の影響について、電話で聞いてみました。

すると、ニュースでは報道されていない実際の新型コロナウイルスによる
非常事態宣言、外出禁止令の影響がわかってきました。

いくつかビックリするようなことを聞きました。

新型コロナウイルスによる現在までの南米ペルーでの影響

新型コロナウイルスの世界感染者と南米ペルーの状況(毎日更新)

現在までの南米ペルーでの新型コロナウイルス感染症 COVID-19 の影響については、
上記の記事で毎日情報を更新して、ご紹介していますが、
ペルーでは3月6日に初めて感染者が出たとの発表がありました。

その後、ペルー国内で、買占めなどのパニックが起きました。

クスコでも新型コロナウイルスで買占めパニック品薄、高騰

南米ペルーでは、政府が感染者と死者が少ない時期から事前に
3月17日から非常事態宣言による外出禁止令が発令されました。

そのため、商業施設も含め、全てが封鎖、厳戒態勢になっています。

ペルー非常事態宣言・外出禁止令半日前のクスコはパニック

3月17日から3月30日までの期間で、
外出禁止令を無視した約36000人以上が警察に検挙されたとのことです。

それでも、毎日100人の新たな感染者が見つかっており、
今のところ、ペルーで新型コロナウイルスが確認された人数は、2561人になりました。

死者は、92人です。

ペルーでは、4月2日までに17334件の検査を実施したとのことです。

そして、3月28日現在190人が入院中で、57人が集中治療室にいるとのことです。

そのため、外出禁止令は、3月26日の発表で、4月12日まで延長されることが決まりました。

南米ペルー新型コロナ外出禁止令延長決定クスコ中心地様子

外出禁止令のため、ペルーは死んだ国の様になっています。

南米ペルー新型コロナ外出禁止令さらに厳しくクスコの様子

外出禁止令による報道されない状況

外出禁止令

ある友人と電話で話したところ、外出禁止令と聞いたから、
3月17日からずっと家を出ていないということでした。

「買い物行かないの!?」と聞いたところ、「買い物に行けるの!?」
聞き返されました。

朝5時から夕方6時までは、買い物には行けるよと教えてあげたところ、
そのことを知りませんでした。

実際、ペルー人の中には、インターネットがない人が未だ多くおられます。

さらに、携帯電話も月々のパケットではなく、
Recarga レカルガという電話をかける分だけ都度チャージするという方法で、
電話をかけている人が未だ多くおられます。

そして、現在3月17日から仕事ができない人がほとんどです。

基本その日暮らしのような生活をしている人がペルーではほとんどなので、
なおさら、携帯電話をかけることも出なくなっている人も多く出始めているのです。

ただ、基本的には、テレビとラジオは、家にある人が一般的なので、
その友人にはビックリしました。

まさに、社会から切り離されてしまっていたのです。

なので、買い物に朝5時から夕方6時までは行ける事、
ただ買い物に行く際は、家族のうち一人、さらには、
マスク着用と身分証明書が義務付けられていることを教えてあげました。

ただマスクを持っていないということでした。

そして、マスクは、1ヶ月前には既に買い占められており、
今では、高値で転売されています。

そのため、うちの奥さんがマスクを手作りしたように手作りしたら良いよと
教えてあげました。

マスクを作って、買い物に出かけるとのことでした。

教えてあげなかったら、その友人はあと2週間
どうやって生きていくつもりだったんだろうと思います。

現在このようにペルー人の中には、正しい情報についていけていない人、
間違った情報に振り回されてしまっている人などがおられます。

病院

別の友人に話を聞いたところ、新型コロナウイルスより前から調子が悪くなっている
肉親のお兄さんがおられるそうですが、病院に連れて行ったら、
コロナウイルスではないから、自宅療養してくださいと
病院の中にも入れてくれず、追い返されたということでした。

他の友人も病院に行ったら、新型コロナウイルスに感染するから、
今は受診できず、追い返されると同じことを言っていました。

救急病棟は対応してくれるそうですが、本当に大変な場合しか現在ペルーでは、
現在新型コロナウイルス以外の病気は受診できないという前代未聞の状態になっています。

しかも、先ほどもご説明しましたが、
基本その日暮らしのような生活をしている人がほとんどなので、
自宅療養と言っても薬を薬局で買うお金がないという人が出始めています。

その友人は、ひとまず明日低所得者の為の政府の援助金380ソレスを
受け取れるということだったので、それで、薬を買うといっていました。

新型コロナウイルス以外の病気で病院で亡くなった方がご家族におられたのですが、
新型コロナウイルス感染予防のため、病院の中に入れてもらえず、お見舞いも行けず、
亡くなった後もご遺体を引き取りに受け取りに行けたのが最も近い肉親2人だけで、
その方は、亡くなる前も亡くなった後も一目その顔を見ることもできなかったということです。

本当に悲惨です。

非常事態宣言の外出禁止令期間中に、別の病気になってもペルーでは、
医療を一切受けることができず、死ぬしかないという言語道断で危機的な状況と言えます。

ペルーの新型コロナウイルスによるその他の病気のための医療への影響は深刻です。

飛行機

あるクスコの友人は、首都リマにガンの治療のために、行っていました。

飛行場が封鎖され、国内線も飛ばなくなってしまったため、
クスコに帰ってくる予定の航空便がキャンセルされてしまいました。

もちろん飛行機以外の高速バスなどの陸路も全て封鎖されているので、
ずっとクスコに帰ってくることができず、リマに引き止められてしまっています。

しかも、前に述べたように、リマの病院も現在受診してくれないため、
末期ガンではないにしてもガンの進行に関しても心配だとのことです。

別の友人も、ご主人がガンの放射線治療のため、クスコから首都リマに行く予定でした。

クスコでは、首都リマと同じレベルの治療を受けられないからです。

でも、今飛行機が飛ばない為、放射線治療が受けられないまま、
クスコの自宅で、非常事態宣言が解かれるのを待っているとのことです。

進行は遅いガンとのことですが、とても心配です。

ペルー国内にもたくさんの人が各地で缶詰状態になっており、
自分の家に帰れずにいる人がたくさんいます。

クスコ市内に住んでていても、クスコ郊外の離れた場所に畑を持っている方が多くいます。

クスコで仕事をしていても、実際、同時に畑もされているという方がおられるのです。

そして、アンデス地方では、4月から6月がとうもろこしやそら豆、そして、じゃがいもと
アンデスの方には大切な作物が収穫できる時期になります。

ペルー・アンデスのトウモロコシ、ジャイアントコーン!ダイエットに効果的!日本では栽培できない?

現在ジャイアントコーンの収穫が始まる時期になりつつあります。

ただ新型コロナウイルスの影響で仕事ができず、
お金がない貧しい村の人々が畑泥棒に走る人が出ているということです。

クスコ市内の人は、特に、現在外出禁止令で、クスコ郊外にある畑に行くのも
許可されないことが多いので、クスコ市内の人の畑が特に狙われています。

結構広い畑を持っている友人は、クスコからご自分の畑まで、
何度も警察に止められたり、追い返されたりしながら、
何とか畑を見に行くことができたそうです。

やはり、荒らされて、盗まれているジャイアントコーンの畑の部分があったそうです。

収穫できる少しのジャイアントコーンだけ収穫して帰ってきたそうです。

そんな大変な状況なのに、畑からの帰りに、警察にみつかる危険を冒して、
私の家に寄ってくれて、少し収穫には早かったけど収穫できたジャイアントコーンを
たくさんおすそ分けしてくれました。

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自分たちも大変なのに、私たちのことまで気遣ってくれて、本当に感謝でした。

市場

市場でフルーツを売っている友人は、政府から仕事をすることを許されています。

ただ政府の新型コロナウイルスの除菌も行われるということで、
清掃も大変そうでした。

ホテル

クスコのホテルで働いている友人のほとんどは、休業になり、家にいます。

ただクスコのホテルに缶詰になっている観光客もいるため、
逆にホテルから帰してくれないという友人もいました。

外出禁止令が出てからずっと家に帰してくれず、
ホテル業務を続けさせられている
と友人が行っていました。

独身だから、問題ないとは行っていましたが、かわいそうだと思いました。

ひとり暮らし

友人たちの中には、独身で、ひとり暮らしをしている若い友人たちもいます。

家族と離れて暮らしていて、たった独りで一ヶ月間外出禁止になっているのも
とてもかわいそうだと思いました。

子供たち

子供たちは、外で遊べずにつまらないとストレスがたまっている子供達と
普段お父さんとお母さんがずっと家にいないけど、
ずっと家族揃って一緒にいれて幸せという子供たちとに別れるようです。

でも、外で走り回れない子供たちは、かわいそうだと思いました。

まとめ

新型コロナウイルスは、様々な形でたくさんの人を苦しめていることがわかりました。

4月12日で本当に非常事態宣言の外出禁止令が終わるのかどうか
たくさんの人が本当に心配しています。

外出禁止令が延長されたら、
本当に各地で暴動犯罪が起こり始めるのではないかと思います。

早く新型コロナウイルス SARS-CoV2 からの新型コロナウイルス感染症 COVID-19 が
終息してくれると良いですね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    南米ペルーの首都リマに在住後、北部チクラーヨへ移住。その後、さらに南部インカ帝国の首都クスコへ移住したフリーランスで、「ペルー案内観光」編集者。2013年にペルーに移住。ペルーで知り合った妻と一緒にペルー海外生活奮闘中です!