わたしが住んでいるチクラヨは治安が悪くなっていて、強盗が多発しています。
日本に住んでいると日本は治安が良いので、なかなか強盗の被害に遭うことはないかもしれませんが、治安が悪い南米ペルーではよくあることです。
数ヶ月前に友人が強盗に襲われた時に、わたしはその現場に居ました。なんとも言えない恐怖でした。
そして、先日わたしもペルーに滞在して初めて強盗の被害に遭いました。強盗未遂で終わりましたが、その時の恐怖が消えず、心がかなり傷ついています。
ペルー旅行を考えておられる方に安全にペルーを楽しんで頂きたいので、わたしが実際に体験した強盗事件がお役に立てれば嬉しいです。
まず、強盗とはなんでしょうか?
強盗とは?
どういう行為か。
力ずくで,もしくは脅して,他人の金品を奪うこと。
http://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/102013164
抜粋: 目ざめよ! 2013年5月号.
わたしは、夫と山岳地帯の旅行からチクラヨに戻って来たところでした。その為、大きなリュックを背負い、貴重品を入れた斜め掛けのバックを掛けていました。時間帯は日曜日のお昼11時半ごろです。
わたし達の家に戻るためのバスの停留所向かうために大通りを歩いていたですが、大勢の男たちがいたのでなんか危ないなという雰囲気を感じたので、夫に「モトタクシーに乗りましょう!」とお願いしました。
夫がモトタクシーを捕まえて行き先を伝えている矢先、いきなりわたしの斜め掛けバックがものすごい勢いで引っ張られました。一瞬何が起きたのかわからず、強い圧力の先を見ると、わたしのバックをものすごい力で引っ張る男がいたのです。
声を出したいのに驚き過ぎて声が出ないのです。わたしもとっさにバックを自分の方に一生懸命バックを引き寄せました。男もあきらめずバックの紐を引き裂こうと引っ張りましたが、わたしのバックは日本製で丈夫だったため、男の力では引きちぎれず、顔を伏せたまま素早く逃げて行きました。
このまま道路にいては危ないと思い、すぐさまモトタクシー乗り込んだ瞬間、また別の男がモトタクシーのドアからわたしのリュックを奪い取ろうとしてきました。しかし、わたしはリュックを手にしっかり掛けてギュッと抱きしめていたので、その男もリュック奪えずクソーみたいなことを言って去って行きました。
モトタクシーでその場を去ると、車に乗った警察官がわたし達が乗り込んだモトタクシーの横に来て、大丈夫だったかと尋ねて来ました。見てたなら助けてよ‼️と思いました。ペルーの警察官はあまりに頼りになりません。自分の身は自分で守るしかないのです。
家に帰り着いたら、涙が止まりませんでした。こんなに泣いたのは久しぶりでした。
物も盗まれず、暴行されたりナイフやピストルで脅されたわけではなかったのが不幸中の幸いでした。
強盗被害あった場所は大通りのAv.Leguia レギア通りでした。
場所の詳細はこちらのグーグルマップをご覧ください。↓
強盗被害にあった人への精神的影響は?
どんな影響を及ぼすか。
ある検察官によれば,英国で武器を使った一連の強盗事件が起きた際,被害者は身体的な危害を受けなかったものの,全員が精神的な苦痛を味わいました。検察官はこう述べています。「幾人かは不安な状態が続き,よく眠れないと訴えています。また,ほとんど全員が,恐ろしい経験をしたことにより毎日の仕事に深刻な影響が出ていると言います」。
http://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/102013164 抜粋: 目ざめよ! 2013年5月号.
強盗にどう対策できるか?
● 注意を払う。
強盗は機会をうかがっています。不意を突こうとしているのです。ですから,周囲に注意を払い,自分を観察している人がいないか見てください。また,飲み過ぎたり薬物を誤用したりして,意識や判断力が低下しないようにします。「お酒を飲んだり薬物を使用したりしていると思考が鈍り,危険が潜む状況を識別しにくくなる」と,ある健康事典は述べています。
http://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/102013164 抜粋:目ざめよ! 2013年5月号.
わたしは山岳地帯からの帰省の道中、バスに酔わないよう酔い止めを飲んでいました。そのため、いつもよりボーっとしていたので、強盗が走って来ているのがわからなかったのではないかと思います。
強盗は一瞬の隙を狙います。酔い止めや高山病の薬を飲んだ時はより一層注意してください。
● 持ち物を守る。
車や家のドアや窓をしっかり閉め,鍵をかけてください。見知らぬ人を招き入れてはいけません。貴重品は人目につかないようにし,見せびらかしてはなりません。
強盗は多くの場合,高価な貴金属や電子機器をひけらかす人を狙います。
http://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/102013164 抜粋: 目ざめよ! 2013年5月号.
持ち物を守る方法をアメリカのラスベガスに住んでいた日本人の方に教えて頂いたことを、わたしはペルーでも実践しています。
例えば、バスで長距離移動する時などはどうしても眠りますよね。
その際、貴重品のバックは自分から離れないようにバックの紐をベルトで通して離れないようにします。
そして、とても役立つのは安全ピンです。バックと自分の服を一緒に留めたり、バックのファスナーを開けられないように安全ピンで留めておくのです。
また、リュックなどの大きなバックも自分の身から離れないように、椅子に座る時は手に掛けるもしくは下に置くなら、紐を足に掛けておくなど決して自分の身から離しては行けません。
今回、わたしが物を盗られなかった要因としては、以下の点が役に立ったと思います。
1.貴重品が入った斜め掛けバックを掛けた上にリュックを背負っていたので、貴重品のバックをひったくれなかった。
2.また斜め掛けバックが丈夫な日本製だった。
3.モトタクシー乗った時にもリュックの紐を自分の手に掛けて握りしめていた。
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● アドバイスを求める。
旅行をしている場合,警察など信頼の置ける現地の人にアドバイスを求めてください。
避けるべき場所や,自分と持ち物を守る方法を教えてくれるでしょう。
http://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/102013164 抜粋: 目ざめよ! 2013年5月号.
わたしの友人が体験した強盗事件はバックパッカーの方がよく通る大通りのAv.Balta バルタ通りで、火曜日のお昼1時ごろでした。
場所の詳細はこちらのグーグルマップをご覧ください。↓
ちなみに、ペルー・リマの治安についての情報や私の友人があった被害については、以前の記事をご覧ください。↓
http://peru-travel.club/lima-secure/
まとめ
強盗から自分物を守るために、バックは自分の身から決して離さない。
周りをよく見て、油断しない。そして、注意をよく払うこと。
紐が切れない丈夫なバックを旅のお供にすること。
ペルー旅行を考えておられる方に安全にペルーを楽しんで頂きたいので、わたしが実際に体験した強盗事件がお役に立てれば嬉しいです。
外務省や在ペルー日本国大使館などの情報は助けになりますので、ぜひ渡航前に確認されてください。
外務省ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0
在ペルー日本国大使館ホームページ
http://www.pe.emb-japan.go.jp/jp/hojinhigai.htm
それでは、みなさん良い旅を!Buen Viaje!
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