海外に旅行する前にチェックしておきたいのが、旅行にどんな服装で行けばいいのかということですよね。
では、ペルーには、どんな服装で行けばいいのでしょうか？
「南米に旅行に行くから、やっぱり夏服だよね～。」
確かに、それでいい場合もありますが、南米だからといって、どこもかしこも暑いとは限りません！
さらに言いますと、「8月の夏休みにペルーへ旅行に行きます」というあなたも要注意です！
日本の8月は暑いですが、ペルーの8月が暑いとは限りません！
今回は、ペルーの旅行の際にどのような服装で行ったらいいのか、ペルーの気候についてお伝えいたします。
事前調査は助けになりますよね。
リマの気候
まずペルーへの旅行の際に初めに立ち寄るのが、首都のリマになります。
では、リマはどのような気候なのでしょうか？
リマは、実は南米の国ペルーの首都といっても、一年のうちの半年間は太陽が顔を出さない都市なんです。
その半年間は小雨が降り続き、洗濯物も乾きません。
湿度が高いので、体感温度もとても寒いです。
霧が一日中たちこめています。
4月から10月ぐらいまで、ずっとどんよりした気候が続きます。
本当にその期間は晴れません。
ペルーは南半球になりますので、日本とは気候、季節ともに真反対になります。
なので、日本では夏で、一番熱い月の8月は、ペルーでは冬になり、一番寒い月に基本的にはなるわけです。
しかし、リマという都市はペルーの都市の中でも特殊だと思います。
4月から10月ぐらいまで半年間も太陽が出ない地域というのはあまりないと思います。
その期間、リマは寒いので、ライトダウンジャケットなどをご持参されるのがよろしいかと思います。
マフラーや手袋もいいかもしれません。女性の中にはホッカイロがとても助けになる方もおられます。
小雨は降りますが、傘をさすほどではありません。
逆に11月から3月ぐらいにかけて、基本的にリマでは、太陽がギンギンと輝きますので、
日焼け止めやサングラス、そして、帽子をご着用ください。
とても暑く、紫外線が尋常ではないほど強いので、水分補給もこまめになさってください。
その他の地域の気候
リマは Costa という海岸地帯の気候に基本的にはなりますので、
もしペルーの Selva という熱帯雨林地帯や Sierra という山岳地帯に旅行される方は
リマと同じ気候は当てはまりません。
ですので、ペルーの気候はどんな感じかということを一言で述べることはできません。
たとえば、人気の観光スポットには、プーノのティティカカ湖やクスコのマチュピチュ遺跡、
ナスカの地上絵などがあります。
Costa: 海岸地帯
その中で、リマと同じ海岸地帯に当たるのは地上絵のあるナスカだけです。
海岸地帯と言っても基本的には砂漠のような気候ですので、
ナスカはからっと乾燥していて、雨は降りません。
その為、基本的には薄着で大丈夫です。
Sierra: 山岳地帯
しかし、ティティカカ湖のあるプーノやマチュピチュ遺跡のあるクスコは山岳地帯で標高があるので、
リマとは全く気候が異なります。
プーノやクスコなどの山岳地帯に旅行される方は雨が降ることも多いので、折り畳み傘があるといいでしょう。
かっぱやレインコートもいいでしょう。
山の気候は変わりやすいので、要注意です。
雨が降ると特に寒いので、ウィンドブレーカーやライトダウンジャケットをおすすめいたします。
特に山岳地帯には雨季があり、12月から2月ごろは特に雨が多いのでお気をつけください。
Selva: 熱帯雨林地帯
日本人の方で、熱帯雨林地帯に旅行される方は少ないかもしれませんが、
イキートスなどの熱帯雨林地帯に旅行される方がもしおられましたら、
基本的には年中熱いので、薄着で大丈夫です。
ただ毎日のようにスコールのような猛烈な雨が1時間ほど襲ってきますので、
折り畳み傘があれば、よろしいかと思います。
それに加え、熱帯雨林地帯は紫外線がとても強く、
シミそばかすのがすぐにできますので、紫外線予防が必要です。
ブヨや蚊、アブやハチなどもたくさんいますので、虫予防として、
長袖、長ズボンをおすすめいたします。
まとめ
ペルーに旅行される際は、旅行される時期や旅行される場所によって気候が変わり、
服装や装備品も変わってきますので、前もってよくご検討ください。
ペルーの旅行の際に役に立つ持ち物のチェックリストの記事を以前アップしてありますので、
ご参考になさってください！
「【海外旅行持ち物リスト】ペルーの旅行に持参すべき27選」。
クスコ、マチュピチュ遺跡の気候については、こちらの記事をご確認ください。
それでは、よい旅を！ Buen Viaje!
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