ペルーの乗り物で、combiコンビという庶民的な乗り合いバスがあります。
Combiコンビはペルーでとても一般的な乗り物で、首都圏リマでもたくさん走っています。
乗り合いバスのCombiコンビは、日本でいうハイエースぐらいの大きさのバンのような乗り物です。
首都リマでは、最近そのCombiコンビからメトロ(メトロポリターノという電車のような公共の乗り物)や日本でいうところのいわゆるバスにとって代わるという整備が少し進んでいますが、とても値段もリーズナブルなところからコンビは今でもたくさんの庶民に利用されています。
首都リマのCombiコンビも人がはみ出すほどの満員、痴漢、スリなど、いろいろ大変なことがありますが、今回は地方のCombiコンビの「え~~~~!!!」ということをご紹介します。
地方の公共の乗り物Combiコンビ
わたし達もいつも利用しているその地方のCombiコンビについて、また車内の風景をご紹介します。
まずCombiコンビはいつ来るかわからない
日本では、バスが時刻表通りに来ることが当たり前ですね。
しかし、ペルーのバス、Combiコンビは、長距離バス以外時刻表なんて存在しません。
その為、この時間頃に到着したいと思っていても時間がほとんど読めません。
これは、残念ながら地方のコンビに限らず、首都リマのバス、Combiコンビでも共通なことです。
以前もお伝えしましたが、私たちは今ペルー北部の海岸地帯Costaの都市チクラヨChiclayoの近くにいます。
先日、日本語教師の仕事に行く為、家をかなり早めに出て待っていたのですが、なかなか来ません。
やっと来たと思ったら、コンビはいっぱいで乗せて来れません。
次を待つことに、しかし、またしてもコンビはいっぱいで乗せて来れません。
やっと、3本目にして乗ることができ、ギリギリセーフで教室に到着しました。
本当に焦りました。
このように、時には定員いっぱいで乗れないことがあります。
同業者のコンビ同士の爆走本気レース!!
そして、よく同じコンビの同業者同士で競争をします。違うコンビが走っているとすぐにレース開始です。
追い抜くのに必死で、乗客の事をほとんど忘れてしまいます。
乗っている人も散々な運手に酔いそうになったり、お尻がいたくなったりします。
別の日にはコンビが立て続けに3台来たにもかかわらず、レースの真っ最中だったため、すべてのコンビがものすごいスピードで私の前を通り過ぎていってしまいました。
本当にコンビは時間が読めません。
コンビの車内に乗って来るのは人だけではない!
わたし達の住んでいる場所が田舎ということもあり、都市部のリマでは見られない一風変わったcombiコンビの車内風景があります。
日本人には、まあ一風なんてレベルではなくて、一緒に乗ってしまったが最後ドン引きです。
バケツに入れられた魚!!
海が近いので、バケツに入れられた魚は高い確率でいつも誰かしら持って乗って来ます。
その魚は例えば、カツオやサバなどです。
服につきそうになるので、本当に勘弁してほしいです!
市場で売る為の肉の塊!!
野菜やフルーツはともかく(ともかくと言ってしまうこと自体が既に感覚がおかしい)、肉の塊って、絶対買いたくない!!というか、そんな不衛生な肉食べると死んじゃう!(同じコンビの中にいるだけで既に危ない)
生きた鶏!
公共の乗り物に乗ったはずなのに座った前の席の鶏ににらまれる。ペルーのコンビ恐るべし!
臭いし、恐いし、最悪です!
生きた七面鳥!
この写真はクリスマスの前日に撮影したものです。七面鳥は1羽ではなく、3羽でした!
クリスマスの日に美味しく調理されてしまったと思われます。
本当にコンビに乗り込んでびっくりしました。
生きたサル!
こちらのコンビは、ジャングル地帯Selvaの公共のコンビに乗った時のものです。
横の乗客のペットだったようで、母を訪ねて三千里の世界に来たかのようでした。
マルコ~
まとめ
ペルーの公共の乗り物combiコンビ(乗り合いバス)は、時刻表がなく、いつ来るか時間がわかりません。
それどころか、コンビの同業者同士で本気のレースをして、乗客を忘れます!
人以外にも荷物としてペルーの田舎のcombiコンビ(乗り合いバス)には、乗客とともに本当に様々なものが載って来ます。
ペルーでは、日本とはかなり文化が違うため、人間性も大らかになります。
衝撃を通り越して、笑ってしまいます。
ペルーの田舎の生活では、信じられないことがたくさんあります!
ペルーに来られた際には、もしかするとコンビに乗られることがあるかもしれません。
もしかするとないかもしれませんが、乗る際は心して乗られてください!!
¡Cuidense! クイデンセ!お気をつけて。
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