ペルー・クスコでは、若い人以外ほとんどの方が、クスコ・ケチュア語を話されます。
そこで、マチュピチュのあるクスコに海外旅行に来られ、お土産などを買われる際に、簡単にクスコ・ケチュア語で会話を始めてみたいという勇気のある方に、クスコ・ケチュア語の基礎入門編をご紹介させて頂いています。
今回、日本語、英語、スペイン語、クスコ・ケチュア語の一般的な動詞一覧表とクスコ・ケチュア語の動詞と文法についてご解説したいと思います。
日本語、英語、スペイン語、クスコ・ケチュア語の一般的な動詞一覧表
クスコ・ケチュア語の動詞と文法について
Nuqa runasimita rimani. (ノカ・ルナシミタ・リマニ) I speak Quechua. Hablo Quechua. ケチュア語が話せます。
Nuqa ノカが、主語の私 I です。
runasimi ルナシミが、ケチュア語を意味する単語です。
ta タは、この時、目的語の接続詞、~を という意味です。
rima リマというのが、rimay リマイという動詞で、話しますという意味です。
基本的には、動詞の原形は、最後に y が付いた状態ですが、人称変化する際、y は、消されて用いられます。
ni ニは、動詞の人称変化で、私を表します。
Qosqota riyta munani. (コスコタ・リイタ・ムナニ) I want to go to Cusco. Quiero ir a Cusco. クスコに行きたいです。
Qosqo コスコは、Cusco クスコを表す単語です。
ta タは、この際、~に を指す接続詞です。
riy リイは、行きます go の動詞の原形です。
riy リイと接続されるこの際の ta タは、日本語の動詞の辞書系 行く と、動詞の辞書系に必要な日本語の こと にあたると考えることができます。
動詞の辞書系と こと によって、動詞を名詞のように扱います。
muna ムナというのが、munay ムナイという したいです。欲しいです。愛します。などの意味を持つ動詞になります。
この場合も、動詞の人称変化のために、動詞の末尾にあった y を削除しています。
そして、ni ニは、動詞の人称変化で、私を表します。
つまり、riyta munani. という部分の文法は、字義的に訳すると、行くことがしたいです。というような意味となり、行きたいですという訳になるわけです。
まとめ
今回は、クスコ・ケチュア語の動詞についてご解説させて頂きました。
クスコ・ケチュア語を、クスコ旅行の際に、使ってみてください!
クスコ・ケチュア語、スペイン語、日本語、英語の単語一覧と文法のまとめ!ペルー・クスコ旅行の際に、ケチュア語で会話したい方への基礎入門!
それでは、また次の機会まで! Hoq p’unchaykama (ホック・プンチャイカマ)
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