「スペイン語で挨拶をなんていうの?」
「しばらく使ってないから英語でも心配なのに、スペイン語なんてもっと無理。」
というあなた。
そりゃそうです。
毎日、仕事に家庭にいろいろ忙しく働いて、旅行の当日まで、
スペイン語なんてやる暇なかったという方ばかりでしょう。
それでも、少しは現地の人とスペイン語で
コミュニケーションがとれたらいいなとも思われるでしょう。
そこで、今日はスペイン語で挨拶する際や
ありがとうなどをなんて言えばいいのかご紹介します。
しかも、飛行機の中でちらっと見返すだけでもOKです。
きっとスペイン語を使って、笑顔で挨拶したり、ありがとうと言ったりするだけで、
今回の旅行が百倍楽しくなることでしょう!
挨拶(時間関係なし)
まずはスペイン語での基本のあいさつから言ってみましょう。
元気よく笑顔で「オッラー!」と言ってみると、ほらもうちょっと楽しくなってきた!
スペイン語で表記すると、¡Hola! になります。これは、英語の Hello! にあたります。
なので、特に時間帯関係なく、この挨拶一つでも OK です。
朝でも、夜でも、いつでもどこでも ¡Hola! 「オッラー!」と挨拶できます。
スペイン語では、”h” の発音はしないので、”h”を抜いて、”ola” の発音になるわけです。
”l” の発音は英語と同じように、舌の先を上の前歯の裏にはじく感じで発音するのですが、
まずはカタカナ読みで Ok です。
よくスペイン語の参考書や単語帳では、「オラ!」とか「オーラ!」と書かれたりしていますが、
実際には! 「オッラー!」が一番いいと思います。
スペイン語はアクセントをはっきり発音する言語なので、
アクセントがくる ”o” の部分が強くなります。
そして、最後の部分をちょっと伸ばして言うと、軟らかい感じになります。
きっと「オッラー!」一つで、とても楽しい旅になるでしょう!
おはよう
朝の挨拶、「おはよう」は、「ブエノス・ディーアス!」です。
スペイン語で表記すると、¡Buenos Dias! になります。
これは、英語の Good Morning! にあたります。
よくスペイン語の参考書や単語帳では、「ブエノス・ディアス!」と書かれていますが、
実際には「ブエノス・ディーアス!」とアクセントの付く部分をすこし伸ばすだけで、
もうだいぶ現地の発音に近くなります。
さあ、ご一緒に!
「ブエノス・ディーアス!」
はい、OK です!
こんにちは
次に、昼の挨拶、「こんにちは」は、「ブエナス・タルデース!」です。
スペイン語で表記すると、¡Buenas Tardes! になります。
これは、英語の Good Afternoon! にあたります。
よくスペイン語の参考書や単語帳では、「ブエナス・タルデス!」と書かれていますが、
それでも OK です。
「ブエナス・タルデース!」とアクセントの付く部分をすこし伸ばすと、
ちょっと明るい感じになります。
それでは、ご一緒に!
「ブエナス・タルデース!」
はい、OK です!
こんばんは
次に、夜の挨拶、「こんばんは」は、「ブエナス・ノーチェス!」です。
スペイン語で表記すると、¡Buenas Noches! になります。
これは、英語の Good Evening! にあたります。
よくスペイン語の参考書や単語帳では、「ブエナス・ノチェス!」と書かれていますが、
「ブエナス・ノーチェス!」とアクセントの付く部分をすこし伸ばして言うと、
ちょっとエレガントな感じになります。
それでは、ご一緒に!
「ブエナス・ノーチェス!」
はい、OK です!
おやすみ
「おやすみ」の挨拶をする時も、実は「こんばんは」と同じように、
「ブエナス・ノーチェス!」になります。
一緒です。
会った時の挨拶と去り際の挨拶が同じように言ったりするのです。
ちなみに、朝も去り際に「ブエノス・ディーアス!」¡Buenos Dias! と言ったりしますし、
昼も去り際に「ブエナス・タルデース!」¡Buenas Tardes! と言ったりします。
そのため、日本語の「おやすみ」の挨拶に相当するのが、
「こんばんは」と同じように「ブエナス・ノーチェス!」¡Buenas Noches! となるわけです。
お元気ですか?
次に、「お元気ですか?」の挨拶ですが、「コモ・エスタース?」となります。
スペイン語で表記すると、¿Como estas? になります。
これは、英語の How are you? にあたります。
見知らぬ人、初対面の人に挨拶するときは、正確にはスペイン語で、
「コモ・エスタ?」¿Como estas? になるわけですが、皆さんフレンドリーですぐ友達になれるので、
最初から「コモ・エスタース?」で覚えたら Ok です!
よくスペイン語の参考書や単語帳では、「コモ・エスタス?」と書かれています。
もちろん OK なのですが、「コモ・エスタース?」と上がり調子で言ったほうが、
気持ちが伝わりやすいと思います。
元気です
次に「元気です」ですが、「ビエン!」で Ok です!
スペイン語で表記すると、¡Bien! になります。
これは、英語のFine!にあたります。もちろん、英語の I’m Fine! にあたる
¡Estoy Bien! 「エストイ・ビエン!」のほうが正確ですが、
「ビエン!」でも何の問題もないので、まずは「ビエン!」で覚えちゃいましょう!
実際、ペルー人も「ビエン!」ということのほうが多いと思います。
とっても元気です!
では、続いて 「とっても元気です!」の「ムイ・ビエン!」を覚えちゃいましょう!
スペイン語で表記すると、¡Muy Bien! になります。
これは、英語の Very Fine! にあたります。
もちろんこちらも正確には、英語の I’m Very Fine! にあたる
¡Estoy Muy Bien! が文法的には正解ですが、
日本語もそうですが、日常会話では、案外正確な文法ではない言葉のほうが
しっくりくる場面が多いですよね。
ちなみに、感情をこめて「ムーイ・ビエン!」でも OK です!
まあまあです
では、「まあまあです」と答えたい時ですが、スペイン語で「マス・オ・メノス」と言います。
スペイン語で表記すると Más ó ménos になります。
英語では So so にあたります。
でも、ペルー人に「マス・オ・メノス」と言うと、
「なんで元気じゃないの??」といぶかしげに問いただされることになると思いますので、
「まあまあ」の時は、「ビエン」とビックリマーク無しで言うほうがいいと思います。
元気じゃありません
では、元気じゃない時の表現ですが、「マル!」と言います。
スペイン語表記では、¡Mal! です。英語で相当するのは、Bad! になります。
ただ ¡Mal! の “l” は、“L”(エル)なので、日本語の “ル” とはちょっと違うのです。
”l” の発音は英語と同じように、舌の先を上の前歯の裏につける感じで発音します。
なので、「マ」と言った後すぐ舌の先を上の前歯の裏にくっつけてください。
お会いできて嬉しいです
次に「 お会いできて嬉しいです」ですが、「ウン・グスト!」がいいと思います。
スペイン語表記では、¡Un Gusto! です。
英語で相当するのは、Good To See You! になります。
¡Mucho Gusto! 「ムーチョ・グスト!」でもぜんぜんいいのですが、
ペルーでは「ウン・グスト!」のほうがよく使われている気がします。
気をつけてね
ペルーでは、「気をつけてね」とよく会話の最後に使います。
「気をつけてね」はスペイン語で「クイダテ!」です。
スペイン語表記では、¡Cuidate! です。
英語では、Take care! に相当します。
こちらからも「クイダテ!」¡Cuidate! と会話の最後に使用してみると
きっと笑顔になることでしょう!
丁寧に言いたければ、「クイデセ!」¡Cuidese! と言いましょう。
またね
「またね」は、スペイン語で「チャオ!」になります。
スペイン語表記では、¡Chao! です。
英語では Bye! にあたります。
ほかの言語でもよく聞くフレーズなので、きっと聞いたことがおありでしょう。
なので、別れ際はまずは「チャオ!」¡Chao! を覚えましょう!
それでは、ご一緒に!
Ok です。
またあとでね
「チャオ!」¡Chao! は簡単だから、もうちょっと覚えられてしまうというあなた。
いいですねー!
では、もう一つ。
「またあとでね」は、「アスタ・ルエーゴ!」と言います。
スペイン語表記では、¡Hasta Luego! になります。
英語では、See You Later! に相当します。
ありがとう
では、ついでにたくさん使ったほうがいい「ありがとう」を覚えましょう!
スペイン語で、「グラーシャス!」と言います。
スペイン語表記では、¡Gracias! となり、英語ではThanks!に相当します。
よくスペイン語の参考書や単語帳では、「グラシャス!」と書かれていますが、
それではスペイン語という国語的にはちょっと感情が伝わりにくくなってしまいますので、
「グラーシャス!」で覚えましょう!
本当にありがとう
もっと感謝を言葉で表したいというあなた。
それは、「ムーチャス・グラーシャス!」です!
スペイン語で表記すると、¡Muchas Gracias! になり、
英語では、Thank you very much! にあたります。
もっともっと感情を入れたければ、「ムーーチャス・グラーーシャス!」と
アクセントの付く場所をもっと長く、もっと強く言えば本当に感謝していることが伝わります!
ご親切にどうも
道を案内してくれたり、親切を示してくださった後に、
「ご親切にどうも」にあたる「ムイ・アマーブレ!」という言葉を言うのも一般的です。
スペイン語表記では、¡Muy Amable! となり、英語では、You are very kind! に相当します。
ぜひ、何かものを訪ねた後などに「ムイ・アマーブレ!」¡Muy Amable! と使ってみましょう!
いい感じでお別れできるでしょう!
どういたしまして
そして、「どういたしまして」の言い方ですが、「デ・ナーダ!」となります。
スペイン語表記では、¡De Nada! で、英語では、You are welcome! に相当します。
よくスペイン語の参考書や単語帳では「デ・ナダ!」と書かれています。
でも、「デ・ナーダ!」の方がいいでしょう。
ごめんなさい
「ごめんなさい」という場面ももしかすると出てくるかもしれません。
「ごめんなさい」をスペイン語で言うなら「ロ・シエント!」です。
スペイン語表記では、¡Lo Siento! になります。
英語では Sorry! にあたります。
もし感情を込めたい場合は、「ロ・シエーント!」と言ってみてください。
すみません
「すみません」はスペイン語で、「ディスクルぺ!」になります。
スペイン語表記では、¡Disculpe! で、英語の Excuse me! に相当します。
ちょっと誰かの前を通りたい場合やちょっと話しかけたい場合など、
結構使える単語と言えるでしょう。
けっこう日本でも、「すみません」という機会が多いですが、
スペイン語でも同じなので、ぜひ覚えちゃいましょう!
一覧
日本語 | スペイン語カナ表記 | スペイン語 | 英語 |
どうも(時間関係なし) | オッラー! | ¡Hola! | Hello! |
おはよう | ブエノス・ディーアス! | ¡Buenos Dias! | Good Morning! |
こんにちは | ブエナス・タルデース! | ¡Buenas Tardes! | Good Afternoon! |
こんばんは | ブエナス・ノーチェス! | ¡Buenas Noches! | Good Evening! |
おやすみ | ブエナス・ノーチェス! | ¡Buenas Noches! | Good Evening! |
お元気ですか? | コモ・エスタース? | ¿Como estas? | How are you? |
元気です | ビエン! | ¡Bien! | Fine! |
とっても元気です! | ムイ・ビエン! | ¡Muy Bien! | Very Fine! |
まあまあです | マス・オ・メノス | Más ó ménos | So so |
元気じゃありません | マル! | ¡Mal! | Bad! |
お会いできて嬉しいです | ウン・グスト! | ¡Un Gusto! | Good To See You! |
気をつけてね | クイダテ! | ¡Cuidate! | Take care! |
またね | チャオ! | ¡Chao! | Bye! |
またあとでね | アッスタ・ルエーゴ! | ¡Hasta Luego! | See You Later! |
ありがとう | グラーシャス! | ¡Gracias! | Thanks! |
本当にありがとう | ムーチャス・グラーシャス! | ¡Muchas Gracias! | Thank you very much! |
ご親切にどうも | ムイ・アマーブレ! | ¡Muy Amable! | You are very kind! |
どういたしまして | デ・ナーダ! | ¡De Nada! | You are welcome! |
ごめんなさい | ロ・シエント! | ¡Lo Siento! | Sorry! |
すみません | ディスクルぺ! | ¡Disculpe! | Excuse me! |
まとめ
スペイン語の単語を覚えるというイメージではなく、
スペイン語の挨拶やありがとうを笑顔でペルー人やラティーノと話しているイメージで
イメトレするときっと自然に会話の場面で出てくると思います。
飛行機の中で3分イメトレ、ホテルの中で3分イメトレ、トイレの中でも3分イメトレ。
ちょっとずつで大丈夫です。
スペイン語ちょっと使うだけで、きっと旅行でいい思い出が増えるでしょう!
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それでは、よい旅を! Buen Viaje!
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