ペルー・インカ帝国の3大動物は、コンドル、ピューマ、蛇で、
今でもクスコの至るところにその痕跡があります!
今回は、インカ帝国にとって、コンドル、ピューマ、蛇の動物たちが
どんな意味を持っていたのか、どこにその動物たちの痕跡が、
ペルー・クスコに見受けられるのかご紹介したいと思います!
インカ帝国にとって、コンドル、ピューマ、蛇の動物たちの意味とは?
インカ帝国で、El Cóndor コンドルは、神からの使者とされていたようです。
インカ帝国で、El Puma ピューマは、力、知恵の象徴とされていたようです。
インカ帝国で、La Serpiente 蛇は、永遠の象徴とされ、
死んだ後の世界へ導く存在とされていたようです。
インカ帝国で、この3匹の動物たちにこのような役割があると考えられていたことから、
インカ帝国の首都であったクスコには、今に至るまでその痕跡が至るところで
見受けられるというわけです。
現在のクスコで、インカ帝国の、コンドル、ピューマ、蛇の動物たちの痕跡が、どこに見受けられるのか?
El Cóndor コンドルは、マチュピチュ遺跡自体!?
マチュピチュ遺跡は、世界で最も有名な観光スポットの内の一つに入る
といってもよいインカ帝国、古の都市ですが、なんとその都市自体が
El Cóndor コンドルではないかと言われているのです!
クスコの様々な都市が、建設される前に計算、設計され、
建設され始めたと言われています。
マチュピチュの場所もインカの人々にとっての
パワースポットと呼べる場所だったのかもしれません。
そして、建て始める前にその都市を見る場所を1箇所決め、
そこからデザインしたと考えられています。
たとえば、マチュピチュ遺跡のある空中都市は、
Huaynapicchu ウアイナピチュの頂上付近から見て、
都市を設計したと言われています。
マチュピチュ遺跡をちょっとひっくり返した感じで、
見るイメージなのですが、こんな感じです。
羽の足りていない場所などは、発掘されていないだけであるという話です。
マチュピチュの都市は、神からの使者、つまり、
メッセージを受け取る場所だったのでしょうか?
マチュピチュ遺跡の中にも、コンドルの神殿が!
マチュピチュ遺跡の中にもコンドルの神殿と呼ばれる観光スポットがあります。
コンドルの頭にあたる石と両翼を広げた形の自然のままの大岩が組み合わされ
立体的にコンドルを象った神殿です。
このコンドルの神殿では、ハイラム・ビンガルがミイラを発見したので、
犠牲を捧げ、天からのお告げを受けた場所、もしくは、牢屋だったという諸説もあります。
El Puma ピューマは、クスコの街自体!?
ピューマは守護神のように考えられていたので、
古のインカ帝国の首都 Qusqo クスコは、ピューマの形になるように
設計されたと考えられています。
さらに、Sacsayhuaman サクサイワマンの遺跡がある場所が、
そのピューマの頭の位置にあることからも、
Sacsayhuaman サクサイワマンの遺跡がインカ帝国にとって、
とても重要なパワースポットであったと考えられていたのではないかと言われています。
石を組合わされ作られたピューマの石壁
12角の石のある宗教美術博物館の裏、インカ・ロカ通りに、
クスコの観光スポットの一つである動物に見える石があります。
石を組合わされ作られたピューマの石壁です。
石を組合わされ作られた蛇の石壁
同じように、今日意味深いのが同じ場所で、
反対向きに石を組合わされ作られた蛇の石壁があります。
クスコの Marqués マルケス通りに大きな緑色の蛇
歩いているとクスコ市内の家の壁に蛇の模様が
彫られていたりする様子を見ることができます。
クスコの Marqués マルケス通りというちょっとした
クスコの観光客が良く歩く通りにも大きな蛇の像があります。
他の遺跡にも、たくさんの動物のデザインが隠れています。
ペルー・クスコの遺跡には、隠れ壁画が!まるで博物館のようなインカの壁画写真展 Rumi Llaqta!壁が有りクスコの遺跡まとめ
まとめ
ペルー・インカ帝国の3大動物は、コンドル、ピューマ、蛇で、
今でもクスコのところどころに見受けられます。
クスコ観光の際に、この3大動物がどこに隠れているのか探しながら、
歩いてみるのも楽しいかもしれません。
もちろんクスコには、アルパカちゃんやリャマもいます。
アンデスの動物にまつわる旅というのも如何でしょうか?
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