ペルーで、びっくりしたことの一つ、しかし、ペルーあるあるでもあることとして、ペルーには、野良犬がたくさんいるという事です。
日本では、野良犬がいた場合、保健所の方が捕獲しに来ます。
しかし、ペルーでは野良犬が放置されているため、野良犬たちはとても楽しそうに仲間たちと日々を送っています。
そんな野良犬がたくさんいるペルーに旅行に来るために、狂犬病の注射を打つ必要があるのか?という疑問に、今回はお答えしたいと思います。
ペルーの野良犬はどこにいるのか?
観光客が多く訪れる、リマ市内の観光スポット、クスコ市内などの中心地、マチュピチュの遺跡などには、野良犬はいません。
ですから、基本的にリマ市内、クスコ市内、マチュピチュなどの観光スポットにだけ訪れるという方は心配しなくても大丈夫でしょう。
そのため、観光スポットにだけ訪れる観光ツアーで旅行される方には、狂犬病の注射の必要はないかと思います。
しかし、リマ郊外をはじめ、ペルー各地の市内の外れには、たくさんの野良犬がいます。
リマ郊外やクスコ郊外なども含め、地方を訪れる方、もしくは滞在される方は野良犬に十分注意を払ってください。
心配であれば、狂犬病の予防接種の注射を打たれることをおすすめします。
ペルーへの海外旅行前の予防接種に関しては、以前のこちらの記事も参考にされてください。
また、万が一のために、旅行保険に入っておくのも良いかもしれません。
ペルーの野良犬は、車、バイク、モトタクシーが大嫌い
ペルーの野良犬は、車、バイク、モトタクシーが大嫌いで、車、バイク、モトタクシーが走っていると、ものすごい勢いで立ち向かい、大きな鳴き声で吠えながら追っていきます。
時には、立ち向かい過ぎて、自分の足を怪我する野良犬を見ると、そんなことしなくてもと思ってしまいます。
犬の本能で追ってしまうのでしょうか?
ペルーの野良犬が寄って来たら、追い払い方は?
ペルー各地、市内の外れや地方には、野良犬が必ずいます。
中には、吠えて寄ってくる野良犬もいます。
現地の人々から、追い払い方を学びました。
まず、「¡ Sale ! 」(サレ!)と野良犬に向かって叫ぶことです。
日本語の「去れ!」と同じ感じです。
この時、背を向けて走って逃げると危険ですので、注意してください。
去らなかったら、地面から石を拾う振りをすることです。
振りでも、野良犬は石を投げられると思って逃げます。
それでもまだいる場合、実際に小石を投げます。大抵この方法で逃げていきます。
吠えてどうしようもない野良犬には、パンやビスケットなどの食べ物を遠くに投げて、野良犬がそれらを夢中で食べている間に自分たちがその場を去るという方法もあります。
マレーシアで20年ぶりに狂犬病の死亡者が出たことから学ぶ
【7月5日 AFP】マレーシア当局は5日、狂犬病にかかった子ども2人が死亡したと発表した。同国で狂犬病による死者が出たのはおよそ20年ぶりだという。
狂犬病に感染したのはボルネオ島(Borneo Island)の農村地域に住む6歳の女の子と4歳の男の子のきょうだいで、4日に死亡が確認された。
サラワク(Sarawak)州の地方自治体やシム・クイ・ヒャン(Sim Kui Hian)州住宅相によると、死亡したきょうだいを含め3人が狂犬病に感染していた。狂犬病への感染のほとんどは犬にかまれることが原因だという。
シム州住宅相は、死亡したきょうだい2人が「脳死と診断され、2人の両親が生命維持治療をやめることに同意した」と明らかにした。またもう1人の患者も「危篤状態」にあるという。
AFPの取材に応じた保健省のヌール・ヒシャム・アブドラ(Noor Hisham Abdullah)保健局長によると、マレーシアで狂犬病による死者が出たのはおよそ20年ぶりだという。
世界保健機関(WHO)によると、狂犬病は脳や脊髄の炎症を引き起こし、発症した場合はほとんど確実に死に至るという。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3134638
この記事にあるように、狂犬病の感染は犬に噛まれることから発症します。
たとえ、おとなしい可愛い野良犬がいたとしても近づかない、触らないが一番です。
災いとなる結果を招く行動は慎しんだ方が賢明でしょう。
そして、野良犬に噛まれないようにできる限り注意を払いましょう。
まとめ
ペルーの観光客がたくさん訪れる観光地には、野良犬はいません。
そのため、観光スポットだけの旅行であれば、狂犬病の注射は必要ないです。
しかし、ペルー各地の市外、地方にはたくさんの野良犬がいるので注意が必要です。
ペルー各地の市外、地方を訪れる方は、念のために狂犬病の注射を打つことや、旅行保険をかけておくこともおすすめいたします。
基本的に、狂犬病に感染しないためには、単純に犬に噛まれないことです。
ぜひ気をつけてくださいね。
Hasta luego.アスタ ルエゴ!またね。
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