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ペルー非常事態宣言・外出禁止令半日前のクスコはパニック

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南米ペルーで新型コロナウイルス対策のために、大統領令の国家非常事態宣言が発令されました。

その内容としては、2020年3月16日月曜日23:59 から外出禁止ということです。

逆らうと罰金や逮捕もありえます。

新型コロナウイルスの世界感染者と南米ペルーの状況(毎日更新)

すでに、以前の記事で、詳細をご説明したように、
外出禁止令が発表されたのが、2020年3月15日日曜日20:00 だったので、
外出禁止の法令が実際に施工されるまで、約28時間しかなかったというわけです。

クスコでも新型コロナウイルスで買占めパニック品薄、高騰

そのため、すでにご説明したように、ペルーで買占めパニックが起こっていたその現象が
2020年3月16日月曜日は、さらに拍車をかけ、大変な事になっていました。

2020年3月16日月曜日14:00 に、クスコの中心地近くのスーパーマーケットや
サンペドロ市場などや商店などに実際に出向いてみたので、
その様子をご紹介したいと思います。

Había el pánico en Cusco el día antes de la cuarentena.

Había la pelea para comprar el arroz.

There was tha panic before the half day of quarantine.

クスコ中心地近くのスーパーマーケット ORION

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クスコ中心地近くのスーパーマーケット ORION オリオンに、
3月16日14:00ごろに行ってみました。

外出禁止になる約10時間前でした。

スーパーマーケット ORION オリオンの前には、入場制限が設けられておりました。

その入場制限を警察がわざわざ行っていました。

かわいそうに、並んでいたのは、地元クスコ人だけではなく、たくさんの外国人観光客でした。

せっかくはるばる南米ペルーのクスコまで来たにも関わらず、
マチュピチュ遺跡にも、その他の観光地にも行くことが一切できなくなってしまったわけです。

あと約10時間後には、レストランにさえ行くことができなくなり、
自分の故郷にさえも帰ることができなくなり、2週間ホテルに缶詰になるわけです。

基本的に地元ペルー人が購入していたのは、
トイレットペーパー、お米、砂糖、たまごでした。

トイレットペーパーとお米はわかるのですが、
砂糖とたまごを大量に買い占めるのは、ちょっとよくわかりません。

玉子を買い占めても、冷蔵庫がない、もしくは、冷蔵庫があっても
たまごを入れることはないペルー人が玉子を大量購入しても、腐るだけなのです。

さらに、そんなに大量に主食のように玉子や砂糖を家でじっと動かないで食べたら、
違う病気で死にます。

ちなみに、クスコ中央市場のサンペドロ市場のお土産屋さんは閉まっていたのですが、
食料品の場所だけは空いていたので、ステビアを買いにいったのですが、
普通に在庫があり、値段も変わりませんでした。

砂糖がなくて、しかも、あっても高いなら、ステビア買えば良いのに;

PERU RAIL ペルーレイル Estación San Pedro サンペドロ駅

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PERU RAIL ペルーレイル Estación San Pedro サンペドロ駅は、
機動隊によって、封鎖されていました。

大統領令が施工される前にも関わらず、既に、警察、機動隊、軍隊によって、
交通機関や商店が封鎖されていました。

大統領令に反対、反抗する人々が出ることを恐れての強行手段に、
既にある程度乗り出していたというわけです。

まだ出歩いている人に、警察による DNI 身分証明書の提示や職質は、
さすがに行われていませんでした。

商店や市場

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商店や市場は、人でごった返していました。

相変わらずお米や砂糖の購入のために、長蛇の列ができていました。

お米や砂糖は量り売りでした。

お米や砂糖だけでなく、野菜などの値段が高騰していました。

ごった返す人の中で盗みを働く人もいたようです。

喧嘩

買う側も売る側もストレスからかパニックのような現象が起こっていました。

買う側も店を閉めさせられ、ひとまず半月商売を行えない為、
結構もめていました。

コロナウイルスの影響は、世界中で、細部に至るまで、
大きな影響を及ぼしていると言えそうです。

まとめ

自宅出禁の半日前のクスコでは、人がいないところと人がいるところの差が激しかったです。

ほとんどの店は、罰金を恐れ、既に閉められていました。

ただ市場やスーパーなどでは、混乱が見られました。

2週間の外出禁止で終われば良いですが、延長された場合、
混乱はさらに大きくなりそうです。

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早く終息して欲しいですね。


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