ペルーでもごく最近、新型コロナウイルスの影響が出始めています。
以前の記事でもご紹介したように、
2020年3月6日に初めてペルーで感染者が確認されて、
ペルーでも感染者が増え始め、学校が3月末まで休校になったりしています。
そして、ペルー・クスコで3月11日、新型コロナウイルスの影響により、
買占め、値段の高騰がついに始まりました。
買占め、値段の高騰
お米、砂糖、卵、トイレットペーパーの買占め、値段の高騰がクスコでも始まっています。
クスコで、新型コロナウイルスの感染者が、3月13日に初めて確認されました。
それに、手を石鹸できちんと20秒以上洗い、ペルー式の握手や頬でする挨拶をやめれば、
基本的には、インフルエンザと変わらないので、Pánico パニックにならないようにという
行政や、医療機関のお達しがありました。
それにも関わらず、多くの人が心配から、買占めを始めました。
一度買占めが始まってしまうと、どちらにしろ物が不足してくるので、
他の人たちも次から次へと買占めを始め、値段が購入してきたというわけです。
もちろん言うまでもなく、以前ご説明したように、マスクやアルコール・ジェルは、
既に、品切れ、品薄です。
ただマスクは、うつされないためではなく、うつさない為に効果的だということを
わかっていない人もたくさんいます。
未だパニックは、小規模な方なのかなと思うのですが、パニックが拡大しない事を願うばかりです。
クスコ市は、世界遺産マチュピチュ遺跡観光のため、ものすごく多くの観光客が国外、
そして、国内から訪れるのですが、たくさんのキャンセルがあり、
観光業は他の国同様、大きな打撃を受けています。
職場の対応
職場は、専門学校なのですが、未だクスコで、感染者の確認がされていないため、
小学校、中学校とは違い、未だ休校にはなっていません。
ただ生徒たちは、休校にしないのかと不安の色をあらわしています。
ただペルーで、感染者が、確認されてから、
私の専門学校でもいくつか実際的な対応がありました。
まず、生徒、そして、教職員、それぞれに新型コロナウイルス対策のミーティングが行われ、
新型ウイルスの症例と予防策についての説明がありました。
そして、その翌日から、学校に入る前に体温測定とアルコール除菌の徹底が始まりました。
体温計は、日本製で、直接触れなくても、額にかざすだけで、瞬時に体温が測定されます。
38度以上の高熱の人は、赤く画面の色が表示されます。
熱がある人は、学校に入ることができず、病院に行くように促されます。
アルコール除菌が撤退されたのは、個人的にとてもうれしいです。
挨拶も直接触れてしなくなったのも安心です。
水道が修理され、石鹸と洗った手を乾燥させる機械、ハンドドライヤーも導入されました。
水道、石鹸などが今まで普通に使えなかったことの方がおかしいと思いますが;
そして、遂に政府から大学や専門学校にも休校支持があり、
3月16日から3月29日まで休校となりました。
まとめ
まだ新型コロナウイルスの症例が確認されていないクスコでもパニックが始まりました。
ペルー国内での感染者は、他の国々に比べるととても少ないですが、既に経済に影響を与え始めています。
お米、砂糖、卵、トイレットペーパーだけでなく、他の商品にも近いうちに品切れなどの影響が出始めるでしょう。
コメントを残す