つい最近、南米ペルー共和国の新大統領について、ご説明しましたが、
5日後に辞職に追いやられ、また新大統領が就任しましたので、ご説明しておきたいと思います。
2020年11月9日月曜日、以前の汚職疑惑により、
前々大統領の第96代マルティン・ビスカラ大統領 Martín Vizcarra が罷免となりました。
そして、
2020年11月10日火曜日、第97代マヌエル・メリーノ大統領 Manuel Merino として就任しました。
なぜ5日間で、マヌエル・メリーノ大統領 Manuel Merino が辞職することとなったのでしょうか?
なぜ5日間で、マヌエル・メリーノ大統領 Manuel Merino は、辞職?
2020年11月10日火曜日、第97代マヌエル・メリーノ大統領 Manuel Merino が就任してから、
ペルー全国で、デモ、つまり、暴動が起きました。
そのデモがあまりにも激しく収拾がつかなくなるほどでした。
その暴動で、若者2人が死亡しました。
暴動が全国で起き、暴動が収集する見込みがなかったためだと思われますが、
マヌエル・メリーノ大統領 Manuel Merino は、
2020年11月15日日曜日に、5日間で辞職することとなったのです。
新大統領は?
南米ペルーの新大統領として、
2020年11月17日火曜日から、フランシスコ・サガスティ大統領 Francisco Sagasti が
就任しました。
フルネームは、Francisco Rafael Sagasti Hochhausler です。
第98代大統領です。
76歳という南米最年長の大統領です。
この4年間で、ペルー共和国では、4人目となる大統領の就任です。
来年2021年、大統領選挙が控えているので、残り8ヶ月間の任期となります。
まとめ
ちなみに、暴動のせいもあり、2020年11月19日木曜日現在、
ペルー・ソルが1ソル、約29円になっています。
今回の大統領変更による暴動の影響は、死傷者、そして、経済的打撃など、
南米ペルー共和国の激動の1週間となったと言えるでしょう。
今現在でもデモが完全に収束したわけではないので、いまだ注意が必要です。
土石流や新型コロナウイルス症候群も猛威を振るった2020年、
南米ペルーは、とても難しい1年となりました。
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